シャルドネに恋をして

一房の葡萄に恋をした酔っぱらいの一人言

イタリアン・レストランで.....我が人生こんな想い出はないなぁ...

2018-09-30 01:13:40 | シャルドネ

 

   白にしようか 赤のほうかな

   それともロゼがいいかな?

   昔なじみのあの店で

   通りの見える席に座ろう

   君と僕が向かい合って…

 

   赤にしようか 白しようか

   君の食べたいものに合わせて

   決めることにするよ

   イタリアン・レストランで会おう

      《イタリアン・レストランで / ビリー・ジョエル 訳youtubeより》

 

 この歌の内容は、二人の男女の話で、若き頃結婚して離婚。そして再会、若き頃の二人の想い出のお気に入りのレストランで食事。そこはフレンチではなく、日本料理屋、中華、タイ・レストランではなくイタリア・レストランなのです。

 今宵は、金沢はイタリア・トスカーナ料理の人気店『Qua Qua(クアクア)』で、ちょっと危険な香りが漂う雰囲気でシャルドネ姫とのランデヴーです。


 ☆POMINO BIANCO / Castello POMINO

  今宵のシャルドネ姫は、イタリアはトスカーナの名門ワイナリー『フレスコバルディ』のポミーノ。トスカーナ料理店に来てサンジョベーゼではなく、シャルドネ姫を飲むのが我がシャルドネを愛するが故、新しい出会いに導いてくれます。

 この姫は、以前にわがブログ

 『第3の男は、鳩時計がうるさくて嫌いだっただけかも…』で紹介したことがありますので、

 今回は省きますのでスミマセン。

 ※『第3の男...』のPOMINOはクアクアのマスターのプレゼントのシャルドネ姫。

 

 ☆セージのフリット&コッコリ

 

 

 ☆イタリア産チーズの盛り合わせ

 イタリア産チーズはペコリーノ・トスカーナ(左)、ゴルゴンゾーラ(中)、グラナパターナ(右)。

 

 

☆自家製サルシッチャのグリル

 

 

 ☆自家製ピクルスの盛り合わせ

 

 

 ☆本日のサラダ

 

 

 ☆自家製パン2種

 

 

☆自家製じゃがいもニョッキ 手長エビのサルサ ロザータ

 

 

 ☆料理と同じくらい味のあるマスター

  レストランでの思い出作りは、料理+マスターの人柄ですよね。

 

 

   一時間半後には、スーザンはきらきらするブルーのブラウスに黒いスカートをはいて、

   二人でトスカーノ・レストランのテイブルに向き合って坐り、

   昼食にトルテリーニを食べ白ワインを飲んでいた。

      ~ 略 ~

   私はうなずいた。スーザンはトルテリーニを一つ齧っていた。

   私が知っている中で、一個のトルテリーニを何回にも分けて食べられる人は彼女だけだ。

   「トルテリーニはセックスよりいい?」

   「君の場合はちがう。

   トルテリーニを一回に一つずつ食べると、トルテナムを食べることになるのかな?」

   「イタリア人に訊いて」スーザンは言った。

   「私はせいぜい異教徒(ゴイイム)の変化形くらいしか知らないわ」

   私たちはしばらく黙っていた。

   食べ物とワインに集中していた。

   彼女といると、いつものように、人が熱を感じるように私はテイブル越しに彼女を感じる。

   無音で見えないが蝕知できる繋がり、パスタよりはるかに実在感がある。

         《スターダスト / ロバート・B・パーカー》より

 

  探偵スペンサーと恋人のスーザンとの会話。

 イタリアン・レストランでは少しエロチックな会話のほうが、かっこよく聞こえる。

 

 我が人生、イタリア・レストランでのこんな想い出はないなぁ~。

 でも、まだまだ残っている人生。ひょっとしたらあるかも… と期待して通います。

 

♪イタリアンレストランで / ビリージョエル /