シャルドネに恋をして

一房の葡萄に恋をした酔っぱらいの一人言

あなたは、ぼくのことをぼんやり思い出すだろう...

2017-03-30 01:11:51 | シャルドネ

 

☆シャルドネ姫とパスタ・サラダ3姉妹&末っ子のイワシの香草焼き

 

 

   あなたはぼくのことをぼんやり思い出すだろう

   半分現像した写真のように、ね

   晩年の日々に、さ。たとえあなたがぼくに

   一度も会ったことがないとしてもかまいやしない。 

   ぼくはあなたのことをずっと夢に見てきたのだから。

   間もなく朝だ。こんな夢は

   終わる。

         『リチャード・ブローティガン詩集』より   中上哲夫 訳

 

 

☆LA CROISADE Chardonnay Reserve 2015

  今宵の夢の珠姫は、フランスは南のラングドック地方カルカッソンヌのワイナリー『ラ・クロワザード』。

夜間に収穫された果実を低温でじっくり発酵させることで、フルーティで心地よい酸味を表現した心を楽しませるシャルドネ姫です。

 黄色を主張した(別に主張しているわけではないが、そう感じたので)やや濃い色合い。洋ナシの香りが南風を感じ、柔らかな酸味が太陽の暖かさを授けてくれる。

 今宵のシャルドネ姫は、私の夢のページをはっきりと増やしてくれそう(*^^*)

 

☆カモの燻製とそば粉パスタ(St.クゼール)

 カモの旨みをシャルドネ姫のやわらかな酸味とフルーティーなテイストでやさしく持ち上げてくれるので心地良さ満喫。そして、一緒にカツオ出汁とオリーブオイルを混ぜた和風テイストのそば粉パスタも持ち上がり美味しさ十分。

 私の夢は、シャルドネ姫と親密になること。ただただ、それだけ(^-^)v

 

☆カポナーダのカッペリーニ(Solleone)

 地中海野菜とトマトのソースに極細のパスタ麺。バジリコの葉っぱをのせればご機嫌なサラダ。そこに南フランス産まれのシャルドネ姫、もちろん朱が混じっても地中海の青さは永遠な色、ラングドック産まれのシャルドネ姫は姫たる、違った、秘めたる力強さが魅力的。

 今宵もシャルドネ姫に魅了されています(*^▽^)/★*☆♪

  

☆甘エビとアボカドのコンキリエリガーテ・ピッコレ(デチェコ)

 あま~い甘エビ君とまったり感のアボカド君がバジル香りのコンキリエリガーテ君を引き連れてシャルドネ姫にプロポーズ(*^▽^)/★*☆♪

 ちょっとバジル香りが優勢だったが、シャルドネ姫は全員まとめて優しく抱擁(^-^)v

 

☆イワシの香草焼き&カラフル・トマト・オリーブオイルかけ

 イワシは、ちょこっとタイムとオレガノをのせてシンプルに香草焼き、仕上げにカラフル・トマトとオリーブオイルをかけると南フランスへひとっ飛び。迎えてくれるのは南フランス産まれのフルーティーなシャルドネ姫。心ウキウキの美味しさ満載のご対面(*^^*)

 

 今宵のシャルドネ姫もぼんやりじゃなく、はっきり記憶に残しました(^-^)v

 でも、朝までどころか夜中前にシャルドネ姫と「さようなら」してしまった ̄(=∵=) ̄

 この続きは夢の中で…

 

♪大滝詠一 - 夢で逢えたら


若い頃は夢を見失うたびにセンチになったが、年老いた今は...

2017-03-21 23:16:40 | シャルドネ

☆ジャン・レオンの愛娘シャルドネ嬢と夢見る仲間たち

ーJean Leon (ジャン・レオン)ー

 ジャン青年は19歳の時、貧しい少年時代から逃れるように、夢と僅かなお金をボストンバックに詰めこんで生まれ育ったスペインを離れパリへ向かう。その後「夢と希望と自由の国 アメリカ」に魅せられて、船倉に忍び込み密航者として大西洋を渡りニューヨークへ。そして、アメリカ国籍を取得するため軍隊に入り、国籍を取得します。1940年ハリウッドのフランク・シナトラのレストラン「ヴィラ・カプリ」でウエイターとして職を得て、次々とハリウッドの有名スターと友人になり、当時の永遠のスター”ジェームス・ディーン”と親交を深め、一緒にハリウッドNo.1のレストランを開こうと夢を語り合ったが、ジェームス・ディーンは自動車事故で他界してしまう。ジャンは親友の意志を継いで1956年『ラ・スカラ』をビバリーヒルズにオープンさせる。そして、またたくまにハリウッドの伝説のレストランとして歴史を刻むことになり、アメリカ・ドリームを手中に収める。

 アメリカで偉大な夢を成し遂げた実業家ジャン・レオン氏は、第二の人生として祖国スペインのカタルーニャ地方ペネデスに戻り、新たに『自らワインを造る!』という夢に向かう。

・1963年 ジャン・レオン・ワイナリー設立

・1994年 志半ばで病に倒れ、スペイン・ワインの名門トーレス・ファミリーの傘下に入る。

・1996年 生涯を閉じる。

 現在、トーレス家が「ジャン・レオン氏のワイン造りへの飽くなき情熱に敬意を払いながら」ワイナリーの運営を行っている。

   ※「ENOTICAのワイナリー紹介」・「東京カレンダーのワイン紹介」参考

 

☆VINYA GIGI CHARDONNAY / JEAN LEON

 

 ブルゴーニュの特級畑コルトン・シャルルマーニュの苗木が植えられている「ヴィーニャ・ジジ」の畑のシャルドネ100%から造られている。

 愛娘は、少し小麦色をしたチャーミングな色合いで、南国的な香りを放ち、ちょっと高めのアルコールの中にしっとりとした重みがあるハチミツが心をくすぐる落ち着いた魅力のシャルドネ嬢(*^^*)

 

☆夢を詰め込んだトマト・サラダ

 トマトの中に、マグロの中トロ・アボカド・モッツァレラチーズを詰め込み、ナンプラー&オリーブオイルで味付け。

 食材のまったり感と愛娘の落ち着いたまったり感が非常に相性が良く、美味しさ倍増。夢が少しずつ満たされていく味わい(^-^)v

 

☆トルテリーニのポモドーロ

 リコッタチーズとほうれん草入りトルテリーニ(Giovanni Roma RANA社)に、ニンニクとオリーブオイルにトマト缶を入れて煮詰めたエスプレッソ・ポモドーロ・ソース。

 ニンニクがガツゥ~ンと効いたポモドーロに、少しこってりのトルテリーニ。二人の仲を持つ愛娘が優しく手をつなぐと、ゆっくりと口の中に夢があふれます(*^▽^)/★*☆♪

 

☆ETOIL DE GATINE (星型の山羊のチーズ)

                      

 乳白色の表皮に、薄っすらと白カビが生えており、可愛らしい星型が特徴の山羊の乳で作られたフランスのチーズ。

 形は星だが、表皮は青空の下の草原の香り。心地よい青さが漂いしっとりした味わい。中はトロトロのクリーミーでねっとりタイプ。この味わいは病みつきになりそうとつぶやくと、病を心配した愛娘が手を差しのべ星に触れると、愛娘とトロトロ・クリームが夢となり、口の中が輝き始める(*^^*)

 

 

  ジャン・レオンの数々のエピソードの中でジェームス・ディーンと同様に有名なのは、1962年8月4日、ラ・スカラの常連客マリリン・モンローから「気分が悪いから自宅まで食べ物を届けてほしい」という電話にこたえて、ジャンは届けて家を後にする。その翌日、モンローは天への階段を昇っていた。「マリリン・モンローと最後に会った男」として知られたこと。

 

♪俺は夢に向けてやっているけど、ときにはとても遠くに感じられてしまう、いつか実現させてみせる~

とスプリングスティーンが歌う。

 

          若い頃は、夢を見失うたびにセンチになったが

          年老いた今は見失う若さがないせいか、ただ同じ夢を見続けるだけ…

          今宵もシャルドネ嬢と恋に落ちようと同じ夢見ています(*^▽^)/★*☆♪

 

♪和訳 Working on a dream/Bruce Springsteen

 ※今宵の楽曲は、和訳付きなので聴いてください。


ミック・ジャガーがカリフォルニア・ワインにありがとう...と言った

2017-03-17 22:17:26 | シャルドネ

☆シャルドネ・ガールと陽気なカリフォルニア野郎たち!

今日の春の青空につられてカリフォルニア・ワインとカリフォルニア・フード(勝手に決め付けました)!

その昔、ミック・ジャガーがカリフォルニア・ワインに「ありがとう!」と言った楽曲があります。知る人は知る、隠れた名曲...後でリンク紹介します!

今宵は陽気なカリフォルニア・シャルドネと楽しく盛り上がっています!!

 

☆Napa Valley CHARDONNAY 2013 / ROBERT MONDAVI

現在のカリフォルニア・ワインの立役者『ロバート・モンダヴィ』。このワイナリーで生まれてくるシャルドネ嬢は超魅力的。

1966年『ロバート・モンタヴィ・ワイナリー』設立。それ以前に先代がコツコツとカリフォルニア・ワインをヨーロッパ・ワインに匹敵するようなワインを造ろうと努力していました。

1976年5月24日世界のワイン業界を震撼させた『パリ試飲会事件』

無名のカリフォルニア・ワインが超一流のフランス・ワインを覆した事件です。ブラインド・テイスティングで選ばれたのは、シャルドネ金賞はカリフォルニアのナパの「シャトー・モンテレーナ」、赤ワインもカリフォルニアの「スタック・リープ・ワイン・セラーズ」。

そのあと、ロバート・モンダヴィがムートン・ロスチャイルドの当主と組んで「オーパス・ワン」をリリース。カリフォルニア・ワインを世界のワイン界に烙印を押しました。

今宵の私のお相手は、ロバート・モンダヴィのナパの産まれのシャルドネ嬢。

見た目は草原の緑から夏の輝く黄色に変わろうとした年頃です。透き通った心を持ち合わせてはいるが、ちょっと粘り気のある性格で元気の良いシャルドネ嬢です。

近くによるとグレープフルーツのような清清しさを漂わせて、ふれるとまろやかな酸味を感じ、落ち着いたミネラルあふれる陽気なシャルドネ嬢です。

これから、陽気なシャルドネ嬢と楽しいひと時を満喫します。

 

☆ワカモーレのぷりぷりシュリンプ入り

カリフォルニアといえば、メキシコの食材を使った料理を思い出します。

現在、十数年前のバジルように市民権を得たように人気のあるハーブ・パクチーことのコリアンダー(英語名)。メキシコではシアントロ(中国は香菜)と言いカメムシのことを指すようです。そしてアボカドで、これは睾丸のことを言うようです。ここまでくると食欲減退...いやいや、食欲増進のキイワードに変えるのがカリフォルニア!

その2つの食材を使った料理「ワカモーレ」。アボカド・デップのこと。アボカド、トマト、紫タマネギ、茹でエビにフレッシュ・コリアンダー、チリパウダー(チリペッパーではないですよ)、塩、胡椒で味付けします。

コリアンダーとチリパウダーのテイストが身体に浸透していくにつれて、行き先は南方向。果てしない美味しい旅が続きます。

 

☆サーモンのサワークリーム・ソース

サーモンのバターソティーにサワークリームとピクルスを混ぜたソース。

サーモン+バター+クリーム+シャルドネ嬢...この手のつなぎ方はフォーリーブス。お花畑に飛んできたミツバチがちょっと休憩してフォーリーブスに蜂蜜を置き忘れていったという、素敵な幸せの出会いです。これは、超ご満悦

 

☆タコス

トリムネの塩茹、紫タマネギ、レタス、ヒヨコ豆のトマト煮(チリパウダー風味)、チーズ、フレッシュ・トマトにフレッシュ・コリアンダー、そしてライムを搾り、トルテーヤで包みひとかじり。

すると少しずつ食材の風味が、おどけたように顔を出す...サーカスの演目のように...そこにシャルドネ嬢が手をとり演目のページをめくる。これは楽しい味わい。最後に鼻からコリアンダーの息が抜き出て終了。ご満悦。

 今宵もシャルドネ嬢と楽しいひと時を楽しみました!

 

・1972年 ザ・ローリング・ストーンズがアルバム「メインストリートのならず者」リリース。※スィート・ヴァージニア収録

・1976年「パリ試飲会事件」

・1981年ロバート・モンダヴィとフィリップ・ド・ロスチャイルドのジョイント・ワイン「オーパス・ワン」リリース

ミック・ジャガーは、70年代最初にカリフォルニア・ワインの将来を予言していた!(個人的な思いでスミマセン)

 

♪Sweet Virginia

     吹き荒れた冬が過ぎ

     助けてれる友もいない

     目玉の裏の波を止めよう

     赤、緑、青を落としなさい

               Thank you for your wine,California     /   カリフォルニア!ワインをありがとう!

               Thank you for your sweet and bitter fruits     /    甘くて苦いフルーツ、ありがとう!

               Yes I got the desert in my toenail     /   爪先に砂漠が詰まっている

               And I hid the speed inside my shoe     /   スピードは靴の中に隠してくれ

 

        ~

 

♪和訳Sweet Virginia - The Rolling Stones

 


シャルドネ姫は、私の点滴...

2017-03-10 22:59:09 | シャルドネ

☆シャルドネと元気な仲間たち

 

   ♪国境の向こう側では

    水をワインに変えることができる

               悪魔の血を

               血管から絞り取ったものだと言う奴もいれば

               苦しい時期に現れた

               救世主だと言う奴もいる

               俺にとっちゃそいつは

               死ぬためだけに生まれてきたということを

               忘れさせてくれるものなのさ

 

                                ~

 

        ♪ドライ・カウンティ / ボン・ジョビ  訳:MARIE NISHIMOI

 

私の場合は、悪魔のような赤じゃなくて、

天使のような白のシャルドネで

点滴をしてもらっています(^-^)v

 

今宵も、楽しくシャルドネ姫とランデヴー\(^o^)/

 

☆CHABLIS PREMIER CRU BEAUROY / Alain GEOFFROY

 今宵のシャルドネ姫は、1850年より4世代になる歴史あるドメーヌでシャブリ一筋150年の「シャブリの申し子」と言われるアラン・ジェフノワ。

金色に輝く肌色にしっとりとさせる肌触り、おとなしいリンゴの香りにゆっくりと顔を出す酸味が魅力的なシャルドネ姫。

我が身体の血を入れ替えるのではなく栄養を与えてくれる、まさしく点滴のようなシャルドネです(*^▽^)/★*☆♪

 

☆カツオのニンニク・オイル

 カツオのたたきに岩塩、ニンニクのみじん切り、オリーブオイルで和えただけのシンプルさ。カツオの生臭さはオリーブオイルで包まれ、ディルも一緒に手をつなげば美味しさ倍増、栄養倍増のランデヴーです。点滴シャルドネ姫と一緒に栄養素を送り込んでくれていますw(*^^*)

 

☆ミニ・パプリカとひき肉のブリー・チーズ焼き

 ミニパプリカに豚挽とタマネギの炒め物を詰めてブリーチーズで焼き上げます。

パプリカの甘味と挽肉の旨みに、シャルドネ姫が抱きついて美味しさが重なりあい嬉しい悲鳴が上がります\(^^)/

これも、栄養価が高そう ̄(=∵=) ̄

 

☆赤エビのポテトの包み揚げ

赤エビにジャガイモのスライスを巻きつけてのから揚げ。

エビを揚げるとあたり一面がエビの香りが充満します。これだけで食欲がわき、口に含むと「香りと味」=「鼻と口」から美味しさ信号が入り、顔全体でエビのパワーを受信して、エビ信号が脳の中へ次々と送り込まれます。そこへ、おとなしいシャルドネ姫が参加するとエビ・モードが一挙にパワーアップ(*^▽^)/★*☆♪

今宵も大満喫、ちょっと栄養過多気味のようです。

 

♪自分自身とは何か?

 自分の人生とは何か?

 黄金の道を歩いていたつもりが、失望という渦の中

 自分のいる場所を探し求め

 救世主が必ず戻ってくると願い...ワインを飲み干す...

 そんな歌です ↓ ※私の勝手な解釈です。

♪Bon Jovi - Dry County

 


ほめ言葉をさがして

2017-03-04 00:21:43 | シャルドネ

 ☆シャルドネ嬢と春の息吹たち

 

「世界中の森の木が全部倒れるくらい素晴らしいよ」

「山が崩れて海が干上がるくらい可愛いよ」

「世界中のジャングルの虎がみんな溶けてバターになってしまうくらい好きだ」

 

村上春樹氏の『ノルウェーの森』にでてくる女性へのほめ言葉だ3種。これだけを読めば本気でほめているかと疑う様なセリフだが、氏のストーリーの中で出てくると素直に納得するセリフだ。今宵はこのメタファー(比喩)の世界を求めてシャルドネをほめまくります!

 

☆KOONUUNGA HILL Chardonnay 2015 / Penfolds

 1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールズがサウスオーストラリア州マギルで患者向けの酒精強化ワイン造りを開始したのがワイナリー・ペンフォールズの始まり。

 今宵の「クヌンガ・ヒル」の令嬢は、5ヶ月間オーク樽で色気を磨き、淡い黄色の輝きをお供に、グレープフルーツの香りを漂わせて、キリッとした酸味が凛々しく、果てなくグレープフルーツの余韻を楽しませてくれるシャルドネ嬢です(*^^*)

 ☆ヒラメとホタルイカのカルパッチョ

 海底で蓄えた甘味を楽しませてくれるヒラメにキリッと筋の通ったシャルドネ嬢の酸味が手をつなぎ、口の中を散歩し始めると「お似合いだね」と一言口からこぼれる美味しさ!ヒラメ曰く「井戸の底ではなく海の底でよかった」

 海面で程よい運動をしたホタルイカの肉体食感と内臓の旨みをシャルドネ嬢がギュッと抱きしめると、生臭さをギュッとスリムにさせるシャルドネ嬢のパワフル度が魅力的!

 

☆ふきのとう&つぼみ葉のフリット

  ◎ふきのとうは我が家のうらの崖で収穫

 

 ほろ苦い想い出を持つふきのとうに優しく手を差しのべるシャルドネ嬢。一緒に手をつないで付かず離れず、想い出を大事に手のひらに乗せながら平行に歩む姿が愛しいカップル!

 つぼみ葉君は青臭いと言われながら、シャキシャキ食感で元気の良さをアピールをするが、シャルドネ嬢の樽熟成で身に付けたクリーミーな色気に惑わされて、そのままゴールインのマリアージュ!

 

☆菜の花とファルファーレのサフラン風味

 蝶々が舞う菜の花畑に漂うサフランの香り、夢多きシャルドネ嬢はサフランの香りに誘われて時空の旅に...春の風に誘われるくらい心を弾ませる三角関係?いやいや、シャルドネ嬢の均等な心配りが菜の花畑を楽しませてくれています(*^▽^)/★*☆♪

 

 今宵のシャルドネ嬢は、『グレート・ギャッビイ』を3回読み返すくらいの華やかさと恋心あふれる令嬢でした(^^)v

 

   ♪ノルウエーの森


     かつてぼくには恋人はいた

     というよりも

     かつて彼女がぼくを恋人にしてくれていた

     彼女はぼくに自分の部屋を見せてくれた

     素敵じゃないか

     ノルウエーの森

 

        ~ 略

 

     ぼくは絨毯に坐り

     時を待ちつつ 彼女のワインを飲んだ

     午前二時まで語りあい

     「寝る時間だわ」と彼女は言った

 

        ~ 略

 

     そして目が覚めたらぼくはひとりで

     あの鳥は飛んでいってしまっていた

     だからぼくは火をおこした

     素敵じゃないか

     ノルウエーの森

 

                訳: 片岡義男

 

♪Norwegian Wood ノルウェイの森

 

https://blog.with2.net/sp/my/?m=link#