自転車、登山旅日記

 いまから10年以上前、日本各地を自転車旅していました。その時の内容を少しずつ更新していこうかと思います。
 

戸隠連峰に登りました

2023-01-29 18:14:37 | 日記

2008.10.22

 10月21日分からです。

長野・戸隠キャンプ場→戸隠神社奥社→八方睨→一不動避難小屋(登山)

 昨日までの疲れが蓄積しており、また今日のコースタイムは5時間程度なので、9時頃の遅めスタートにしました。県道36号線を戸隠神社まで徒歩にて移動し、そこから奥社に進みました。入り口からちょうど中間付近に門があり、それをくぐると立派な杉並木となりました。

 戸隠連峰の概要図、八方睨コース核心部ルート図。

 戸隠神社奥社からは背後の戸隠連山と紅葉が美しく、しばしの撮影タイムとなりました。

 いよいよ登山開始になりますが、序盤から急登の連続で息をつく暇もないくらいでした。ひたすら登り、景色が良いと写真撮影と称し、休むことを繰り返していました。

 途中、岩場で鎖が連続している場所がありましたが、ホールドはたくさんあるため、鎖に頼らなくてもある程度は登ることが出来ました。

 稜線上に出る八方睨手前では、このルート名所・蟻ノ戸渡が出てきました。距離10mほどですが、幅30cmの登山道であり、両側は切れ落ちているナイフリッジでした。踏み外したら数百m下まで滑落することは間違いなさそうで、大変危険な場所です。今回、荷物20kg程度あったため緊張しながら進みました。とは言っても、幅30cmの上を歩いて渡るのは無理と判断し、ナイフリッジをまたいで、前進しながら進みました。状況のイメージとしては跳び箱する時に飛び越えられず、跳び箱上で股を広げて着地した状態のまま、手を使い前進した感じです。上部から蟻ノ戸渡付近を見下ろします。

 そこを無事に通過し、戸隠山山頂に到着しました。戸隠山山頂から高妻山を望みます。

 その後は一不動避難小屋へ向かい歩きましたが、細かなアップダウン、両側が切れ落ちていたり注意する場所がありました。周囲はガスが発生し風景が見られない一方、ブロッケン現象が発生する状況になり嬉しかったです。

 疲れながら歩き続け、先客1組3名がいる一不動避難小屋に到着しました。

 

 10月22日分です。

一不動避難小屋→高妻山→一不動避難小屋→長野・戸隠キャンプ場(登山)

長野・戸隠キャンプ場→(県36)→長野・大望峠(自転車)

 今日は朝から晴れており、一不動避難小屋を6時20分に出発しました。まずは五地蔵山への登りがあり、思っていたより急登りで、細かなアップダウンがありました。

 そこから高妻山へ向かう途中、西岳の背後に北アルプスが連なって見えました。

 北アルプス南部、槍ヶ岳を望みます。

 北アルプス北部、鹿島槍ヶ岳~白馬三山を望みます。

 焼山~火打山~妙高山を望みます。

 3つほどの山、細かなアップダウンを越え、高妻山直下は急登でした。山頂手前は大きな石がゴロゴロし、それを越えて高妻山山頂に到着しました。

 山頂からは北アルプス北部の中でも後立山連峰、立山連峰が美しかったです。

 この眺めを前橋から来た方と楽しみました。話をするとリーマンショックのため9月で派遣切りされ職を失ったとのことでした。そのため10月は趣味の登山を楽しんでいるそうです。10月の天気よい時に仕事をしていられるか~、と言っていました。

 高妻山山頂を後にし、一不動避難小屋に戻りましたが、やはりアップダウンの連続で疲れていました。

 そこから戸隠牧場へ下りましたが、途中の水場から下に鎖場がありました。

 さらに下ると沢を交互に渡りました。先ほどの水場の湧水が、沢を形成することに自然のすごさを感じました。14時頃にキャンプ場に到着し、15時頃に自転車で出発しました。

 自転車で走っていると路線バスの運転手さんから頑張ってくださいと応援されました。県道36号を戸隠神社中社方向へ登り、峠を越えました。しかし、次の集落まで下りが続き、つづら坂で一気に登り返し、最後は緩やか登りで大望峠に到着しました。この峠は北アルプス、戸隠連山・西岳の展望台になっていました。

 


今日もアップ

2023-01-29 15:52:43 | 日記

2008.10.20

山ノ内→(R292、県29)→小布施→(県66、R117)→豊田→(県96)→信濃→(県36)→長野・戸隠キャンプ場(自転車)

 みなさん、こんばんは。今日は午前中を中心に晴れました。午後から雲が広がりましたが、雨に降られずにすみました。

 今日は渋峠を下っている途中の山ノ内町からスタートしました。朝から2組の方に話かけて頂きました。そのうちの一方は、リタイアされており、第2の人生として旅をする日々みたいです。夏は北海道、冬は九州に各2ヶ月程度滞在し、旅をすると話していました。話の流れで、会社を辞めて自転車旅に出て来たことを話したら、一言「若さだな」と言われました…。

 まずは中野市街に入り、自転車店を探しバーテープ(自転車用品)を購入しました。まだ2ヶ月しか使っていないのにボロボロなので交換します。この自転車店ですが、キアプッチのサインがあったり、アームストロングがサインしたロードバイクがあったりし、マニアをくすぐる店でした。

 道中の風景です。稲刈りが終わり、リンゴが収穫される時期になりました。

 この後、道の駅巡りし、3ヵ所行くことができました。途中で野尻湖に寄りました。それから戸隠に向かい、ひたすら上り坂を行きました。昨日、上って下ったばかりなのに、再び上りました…。信州はまさに峠ばかり。マニア心をくすぐる聖地とも言えますね。

 


2172m

2023-01-29 12:17:32 | 日記

2008.10.19

草津→(R292)→草津・白根湯釜駐車場(自転車)

草津・白根湯釜駐車場→草津白根山(到達最高地点)→草津・白根湯釜駐車場(登山)

草津・白根湯釜駐車場→(R292)→山ノ内(自転車)

 みなさん、こんばんは。今日は秋晴れ、快晴の一日となりました。

 さて、昨日の宴会が終わってしまい、再び旅に戻りました。10時頃、同級生と別れ(草津まで来てくれて、ありがとう)、渋峠を目指しました。これまで日本各地の道路、峠を走りましたが、渋峠への道(R292)は最上級のルートだと思います。景色はもちろん、峠へのルート配置、勾配もきつくなく、文句なく素晴らしいルートです。今回の旅の中で、必ず通りたいルートでした(過去4回やっていますが…)。

 白根レストハウスに自転車を止め、お釜には行かずに、草津白根山に登山してきました。2時間程度の山歩きでしたが、快晴で空気が澄んでいたので北アルプス・後立山連峰まで見えました!絶景でしたよー

 背後にうっすらと北アルプス・後立山連峰(爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳)が見えました。

 眼下に先ほどまでいた草津温泉街が見えました。

 白根レストハウスからお釜への風景を望みます。お釜に向かう多数の人々が見えました。

 再び自転車に乗り、最後の上りに入り、渋峠を目指しました。万座温泉の分岐付近は山岳道路を感じさせてくれます。

 渋峠手前に日本国道最高地点・2172mのモニュメントがありました。

 そして、ようやく渋峠に到着。草津温泉から5時間30分かかりました(うち2時間は登山)。峠上で以前、自転車旅をしていた方に話しかけて頂き、しばらく話をしました。最後にお金まで頂いたしまいました…。気持ちは嬉しいのですが、正直、戸惑います…。話しかけて頂いたり、声援を送って下さるだけでも、パワーを貰っています。旅人はそうした行為が嬉しいものなのです。渋峠ヒュッテ前の標柱。

 渋峠から下りましたが、高低差1500m、距離20km程度の下りになったので、体が冷えました…。そういう時はレインウェアが防寒着変わりをしてくれ、重要なアイテムとなるのです。もうそういう時期か、と思いながらレインウェアを着込むのでした…。

 下った後は、角間温泉の共同浴場に入浴しました。かなりの地元密着型でした。木造の雰囲気ある造り、4人入浴したらいっぱいになる浴槽、蛇口なしで浴槽のお湯を使用して体洗いをしたり、昔ながらの共同浴場でした。「新田の湯」に入浴しました。

 続いて、湯田中駅に隣接する温泉「かえでの湯」にも行きました。いろいろなことがあった一日でした。

 

 


土曜日

2023-01-29 12:04:54 | 日記

2008.10.19

吾妻・吾妻渓谷駐車場→(R145)→長野原・長野原草津口駅→(R292)→草津(自転車)

 みなさん、こんばんは。この週末は天気に恵まれ、日中は暖かい陽気の中、快適に走ることが出来ました。

 まずは昨日18日分から。川原湯温泉手前の吾妻渓谷からスタートしました。当日は草津温泉までの予定でしたので、9時と遅い出発となりました。まずは川原湯温泉へ。現在、ここの温泉街、吾妻渓谷を含めた範囲でダム工事をしており、ダム完成時にダムの底に沈む運命にあります…。なので、行ける時には必ず寄っている愛着ある温泉地なのです。その中でも、共同浴場・王湯はお気に入りです。内風呂は2階が脱衣所になっており、数段階段で降りると浴場になっています。帰り際、受付の地元の方、静岡から来た方と話をし、楽しい一時を過ごしました(30分くらい、おしゃべりしていました)。情報として、①今年は台風上陸がないので、葉っぱ同士が擦れておらず、紅葉がきれいなのではないか。②吾妻渓谷周辺の紅葉ピークは毎年11月3日あたり。③温泉街がダムに沈むのは、5年後くらいなのでは(工事が遅れているらしい)?また、王湯に行きますよー!そんな王湯、入浴料300円。

 その後、六合村経由で草津温泉に向かいました。ひたすら上りでした。草津は何回目だろうか…。いろいろな思い出ある地です。まずは草津温泉入口付近にある共同浴場「こぶしの湯」に入浴しました。無料でした。

 今回、草津集合で高校時の同級生が来てくれました!ありがとう。parsiaさんにはガスカートリッジ3本の物資を、オタケケさんにはノートPCを(デジカメデータをポータブルHDDに移行出来ました)持って来てもらい、すごく助かりました。大量なおかつ豪勢な夕飯に感激!温泉に行ったり、おしゃべりしたりし、布団で寝られたり、気分転換になりましたよ~。次回もよろしくね(時期は未定…)。そんな感じで夜が更けていったのでした。

 


久しぶりに走りました

2023-01-29 11:45:45 | 日記

2008.10.17

水上→(R291・県61・県361、R19)→新治・湯宿温泉→(県53、R353)→中之条・四万温泉→(R353、R145)→吾妻・吾妻渓谷(自転車)

 みなさん、こんばんは。今日も秋晴れが続き、午前中を中心に暖かくなりました。

 今日は水上からスタートしました。月夜野まで南下し、R17に入り北上すること10km程度…。そこには湯宿温泉があります。温泉街は500m程度ですが、石畳で温泉街の雰囲気が楽しめました。そして、そんなこじんまりしている温泉街に共同浴場が4ヵ所もあります!通常の入浴時間は16~21時なのですが、11時現在、鍵が開いていたので入浴しました。熱い!でも、過去に46℃の湯舟を何度か体験していたため、問題なしでした。そんな共同浴場の入浴料は100円以上(無人のため箱に入れる仕組み)。「窪湯」に入浴しました。

 続いて、県道を使い、大道峠を越えました。そして四万温泉に行きました。ここはずっと行きたかった温泉地でした。四万温泉の由来として、40000の病が治ることから名付けられた、という説もあります。共同浴場は数ヵ所あり、そのうちの2ヵ所に入りました。内湯、露天風呂、各1ヵ所ずつに入浴しました。露天風呂は川沿いにあり、紅葉の時期は最高に良さそうです。入浴料は寸志。

 内湯は「上の湯」に入浴しました。

 露天風呂は「山口露天風呂」に入浴しました。

 ここから中之条の街に下り、川原湯温泉に向かいましたが日没のため、途中で終了しました…。久しぶりに走った感じがしました。

 全く関係ない個人的なことですが、今日は甥っ子の4歳の誕生日。おめでとう。相変わらずわんぱくなのかなぁ…。