観たかった「阪急電車」をやっとレンタルできました。
原作は読破済み。
オムニバス形式で軽快であっという間に読んだこの内容が
映画ではどんな風に展開するのかな？と
生意気にもちょっと気になっておりました。
１話完結のドラマのほうが良かったかも？と思えるほど
けっこう早い展開。
原作を読んでいたので 飛ばされてもついていけたのですが
そうじゃなかったらちょっと内容が読み取れないかもぉ。
それでもおもしろかった。
片道15分に起こる出来事。
微妙に絡まる出会う人。
停車駅の数だけ出会いがあり
人の数だけ物語がある。
自分のその時の気分によって
あっ！あたしこの人に似てるかも？って思えちゃうのも
おもしろい。
原作を読んだ頃と自分の心境が変わっているので
また違った楽しめ方ができました。
さしずめ…今の心境は
小さい翔子が昔のあたし。
大きくなった翔子が今のあたし。といったところでしょうか。
そして粋なおばあさんが…これがまためちゃくちゃかっこいい。
そうなりたいと思う未来のあたし。
大人の翔子さんが
誇り高き子どもの翔子ちゃんに
「あなたみたいな女の子はきっとこれからいっぱい損をするわ。
だけど見ている人も絶対にいるから。
あなたのことをカッコいいと思う人もいっぱいいるから。」という台詞に
自惚れながら
「そうだよね。」と自答しちゃうぐらい
心に染み入りました。
時が来るべきして観た映画だったのかもしれません。
そうそう…見知らぬ大学生が
電車の中での会話がきっかけで
付き合うようになった。
ほのぼのと純粋な気持ちが
いじらしくてかわいい。
なんかいいなぁ。こんな出会い。
思わずぶらり電車の旅でもしたくなっちゃう。
さて皆さんはどの登場人物になれるでしょうか？
新作ラッシュでたくさんレンタルしてきました。
いつもながら
レンタルする時としない時の差が激しい。
ウチの二宮（しつこい）主演のGANTS。（けっこうおもしろかった）
そしてやっとレンタルできた
八日目の蝉。
パイレーツ・オブ・カリビアン４
これからこの２本を観なくては(^^)
原作を読んでから観る場合と
原作をまったく知らないで観る場合とでは
当然のことながら 作品への入り込み度が違います。
果たして八日目の蝉は凶と出るか吉と出るか？
