自分の手帳を使う目的はスケジュールとタスクの管理、必要な情報のストック、会議中のメモや手元での論点整理。
あと2つ、常に携帯するメモ、腰を据えて複雑な事やアイデアを練るメモも必要だがこれは後述。
手帳に戻り、まずデジタルかアナログか、はアナログ。デジタルはフォーマットが決まっていて自由度が低過ぎる。
大きさは悩ましい所。
会議中に使うため、周りの目を考慮してポケットサイズより大きくしたい。何だかセコく見える。周りからどう思われるかは大事。しかしA4以上は持ち歩いて机で広げるには大き過ぎる。なのでバイブルサイズ、B6、A5が選択肢。
ここからの選び方は、自分が快適な字の大きさと書くボリュームに依る。
自分は0.3mmのシャープペンで細かく書き、スケジュール、タスク、打合せ中の手元の論点整理にも支障が出ない事から最小のバイブルサイズ、ジャストリフィルサイズのダヴィンチさんのものにしている。リングサイズが大きいものは野暮ったくて嫌い。
必要な情報はノルティさんの手帳別冊の薄いメモ帳に油性ボールペンで書込み上記の手帳に差し込んで持ち歩く。中身は、スケジュール・タスク・会議メモのようにドンドン捨てられるものでは無い、咄嗟に出せなければならないが記憶しておくには大変なもの。
スケジュールはフリーマンスリーのリフィルに記入。ウィークリーは転記漏れも心配だし沢山リフィル挟むと使い難く使用していない。マンスリーが6段なのも良い。5段マンスリーの狭い日に予定が立込むと最悪。
タスク、会議中の記録・思考には白紙のリフィル。
タスクはやる事を並べて、自分にボールがあるものと誰かにボールがあるもの(待ち)を分ける。
次に自分にボールがあるものから、誰かにボールを渡すもの、自分で進めるものに分ける。誰かにボールを渡すものはすぐ渡す。
残った自分が進めるものについて、優先順位を付け腰を据えて取り掛かる。
これら、スケジュール・タスク・フリーノートは中表紙を入れて分けると入るリフィルが減るのでダイソーさんの細いプラの付箋を直接貼って栞にしている。
腰を据えて取り掛かる仕事は、手帳は使わない。何かを考えるには小さ過ぎる。そのため、A4の裏紙を使う。プレゼンのストーリーを練ったり、作る資料の設計やプロジェクトの進め方等、いろいろ。この時は油性ボールペンで文字も大きく書く。様々試したがやはり手帳とは別に道具は使い分けた方が効率と質の良い仕事が出来る。
また、これらとは別に、常に携帯し咄嗟にメモ出来る道具も必要。測量野帳の人気が高いが、自分は硬い表紙が不要でページ数が少ないのが合わず、ダイゴーさんのジェットエースを胸ポケットに入れている。記録の消え難さ、現場での書き易さから油性ボールペンも同時に胸ポケットに挿しておく。
手帳を大きく持つならロルバーンのマンスリーのものが、フリーページが大量にあり良かった。しかし、これは綴じ手帳やノートの宿命だが、フリーページは無限ではない。システム手帳なら無限である。自分はフリーページを使うペースが速く1年間ロルバーンが持たなかった。毎年2冊買うのもコスパが良くない。また、情報ストックの冊子を後ろのポケットのページに入れる事が出来て便利ではあったがツルツルして落下が気になり続けた。バンドがあるので恐らく大丈夫なのであろうが。
又はシステミックでA5のスケジュールノート(お勧めはマンスリー)とタスク・打合せ用のノートを独立して2冊持つ方法もある。そうすればノートは無限となる。ポケットもあり別冊子の持ち歩きも容易。しかし、自分はどうにもノートを重ねて書く心地に慣れなかった。
また、A5マンスリーは何故かいずれも5段カレンダーなのだ。これは気に入らない。
しかし、世の中、これらはいずれも人気があるようでフィットする人には良いのだろう。
プライベートの手帳は上の物と別に持つ。休日は可能な限り仕事から離れられるように。
これはスケジュールだけ、タスクがあってもシンプルであればスマホで足りる。
自分は時々メモしたい事が生じ、スマホより手書きの方が入力が速いのでこれもアナログで、これまたダヴィンチさんのポケットサイズのジャストリフィルタイプのものを使用している。
予定はフリーマンスリーBでも良いのだろうけど、紙面が小さく曜日書くスペースもムダな気がするので罫線のリフィルに数字を書いてスケジュールページにしている。
メモページはスケジュールページと混同しないよう、方眼。
筆記具はボールペンでもシャープペンでも適当。
ちなみに万年筆は、自分にとっては機械式時計と同類のもので、メンテ含め楽しみたい人には良いのだろうが、肝心な時に使えなくなっているリスク(実績)があり、買う気にならない。