スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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年に1度の計測日

2017-01-12 | スロバキア2017
昨日のニュースで雪降るギリシャの光景が流れていました。
ここに住んでいると、ギリシャは南国のイメージなのですが、そんなところで積雪があるなんて今回の寒波はすごいですね。

こちらも1週間近く続いている寒さのおかげでこの通り、町を流れる川が半分ほど凍ってしまいましました。



その川に沿って小さな散歩道があるのですが、この道の雪景色は私が初心に帰る場所です。町の中心から一本外れた道でこの道に沿って市役所、銀行等があります。あまりここを通る用事はないのですが、昨日はちょっとした用事がありここに来ました。(結局そこへ向かう途中でやっぱり別の場所だったとマルツェルから連絡があり引き返したのですけどね)



スロバキアへ移住したのは2月、町は雪景色でした。語学学校に勤務し、レッスンへ向かうためこの道を毎日のように通りました。私がこの道を初めて通った日はベンチに雪がこんもりと積り、このベンチに誰かが座り、ここが憩いの場になる様子は全く想像できませんでしたが、新緑、木漏れ日、紅葉、一年を通して綺麗でお気に入りの道でした。2度目の社会人、まだ危なっかしく仕事をする日々、この場所を久しぶりに訪れて、やはり少し不安な気持ちで毎日この道を通ったあの頃を思い出し、(ここでマルツェルから連絡を受け)清々しい気持ちで引き返しました。

さて、明日は年に一度の光熱費の計測日です。
私たちの団地はセントラルヒーティングでラディエーターの中をガスで温められたお湯が流れるようになっています。各ラディエーターにはメーターが取り付けられていて、各家庭の使用料を測ります。光熱費は毎月これくらいかな?という金額を払い、一年に一度精算、節電節水すればその分だけ戻ってくる仕組みになっています。暖房に関してはこのメーターの数値をもとに計算されます。

外は寒くても家の中が暖かいのがこちらの常で、昨年はちょうど寒波の来ている頃日本へ帰っていて1カ月近く暖房を入れていなかったのですが家の中は19℃だったと義母が言っていました。普段私たちが生活しているときは23℃から24℃ほど、少々暖かめです。先日書いたように暖か過ぎるので日中は窓を少し開けたままに、寒波が来るまで夜も私たちの寝室は窓を開けたままで寝ていました。
それがここ数日寒くて昨日は19℃でした。今まで私とマルツェルは夏掛けで寝ていたのですが、今日から冬布団に変えたほど。寒波のせいで家の中の温度も少しずつ下がってきたかなと思ったり、それとも明日は年に一度の光熱費の計測日だからみんな慌てて節約しているのかしらと思ったり。我が家はここに住み始めてようやく1年、初めての計測でちょっとドキドキです。使い過ぎてもいないと思うのですが、かと言って全く節約もしていなかったのでどうなっているか気になります。



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