9月最後の日、ここタトラ山脈の麓は随分冷え込み、朝は車のフロントガラスの霜をシャリシャリ落として出勤しました。
ブリンゾヴェーハルシュキ(じゃがいもニョッキのブリンザ和え)やピロヒ(餃子の様に皮でジャガイモとブリンザを包んだもの)など郷土料理にもやはりこのチーズが使われます。
ですが、私はチーズはちょっと苦手、更にヒツジのチーズなんて•••。ピロヒはそれほどブリンザが入っていないので、トッピングのカリカリベーコンがあればまだ美味しく食べられますが、ブリンゾヴェーハルシュキはブリンザの主張が強すぎてスロバキア料理の苦手ナンバーワンでした。
初めて食べたのは25年前、初めてスロバキアに来た時に友人が作ってくれたものでした。友人がせっかく作ってくれたので完食しましたがその後しばらく気持ち悪くて、それ以来食べたことはなかったような。
でも、ブリンゾヴェーハルシュキは皮肉なことに夫の大好物なのです。ずっと食べたい食べたいと言っていても、私が作らないものだから最近自分で義母に教えてもらって作れるようになりました。それがすごく簡単で美味しかったんだとか。
でも、ブリンゾヴェーハルシュキは皮肉なことに夫の大好物なのです。ずっと食べたい食べたいと言っていても、私が作らないものだから最近自分で義母に教えてもらって作れるようになりました。それがすごく簡単で美味しかったんだとか。
それならば、もう一度食べてみてもいいかもと思い、昨日の夕飯に夫と一緒に作ってみました。
鍋に水をたっぷり入れて火にかけたら、お湯が沸くまでの間ジャガイモの皮をむき、下ろし金ですり下ろします。ジャガイモが茶色くならないように塩を入れ、腕が痛くなるのを我慢しながら(フードプロセッサー使えば良かったなと思いながら)5個すりおろしました。ジャガイモをすりおろしたら、そこへ小麦粉(中力粉)を加えていきます。生地が木のスプーンですくってもったりするくらいまで(2カップ半ぐらいかな)様子を見ながら小麦粉を入れ混ぜます。生地ができたら、穴の空いたこし器を使って生地を鍋に落としてハルシュキ(ニョッキ)を作ります。ゆで上がる合間に刻んだベーコンをカリカリにし、アサツキを刻みます。ハルシュキが茹で上がったら、水を切ってブリンザを混ぜ、最後にベーコンとアサツキをのせて出来上がり。
義母のレシピにそって夫と作ったブリンゾヴェーハルシュキはおかわりするほど美味しかったです。
義母のレシピにそって夫と作ったブリンゾヴェーハルシュキはおかわりするほど美味しかったです。
それにしてもブリンゾヴェーハルシュキが食べれるようになったなんて、私も随分成長しました。
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