夏休みが終わったら、次の楽しみは冬休みですよね。
今週、しっかり者の同僚Zちゃんが「Chihirko、今年の冬休みはカレンダーの日が悪くてまとまった休みにならないから、Mちゃんと相談してクリスマスを長めに休むか、お正月を長めに休むか決めるといいよ」とアドバイスをくれました。もうみんなの休暇調整をし始めたようです。
言われてカレンダーを見てみたら本当、ここスロバキアではクリスマス休暇は12月24日~26日の3日、お正月は12月31日まで出勤し、1月1日のみ休みなのですが、今年はなんと12月25日(土)、26日(日)。更に、1月1日も土曜日じゃないですか!振替休日なんてありませんから、これでは普通の週末です。まぁ、ちょうどよく週末にくっつくラッキーな年もあればそうでない年もある、仕方のないことですけどね。
さて、私が思っていたヨーロッパのバカンス、ここへ来るまでてっきりヨーロッパにはバカンス(夏に長期休暇)があるものだと思っていました。でも、分かったのはヨーロッパでも日本と同じように決まった日数の有給休暇があり、その有給休暇を使ってバカンスを楽しんでいるだけなのだということ。
でも1か月のバカンスが取れるということは、有休が多いんじゃないかと思いますよね?でも有休だって日本とあまり変わりないんです。通常有休は1年に20日、35歳以上になると25日あります。日本で最後に勤務したところでは有休20日に加えて夏休みと冬休みが1週間ずつあったと記憶しているので、むしろ日本の方が休暇は多いくらいです。だってこちらではお盆休みはありませんし、冬休みも先に書いたようにクリスマス休暇の3日と元日しかありませんから。だからたいてい冬はその祭日に有休を足して少しまとまった休みにするだけです。
ではなぜ一カ月(時としてそれ以上の)バカンスを過ごせるのかというと、有休をしっかり取れる環境だからなんですよね。日本にいた頃は有休を使いきったことはありませんでした。毎年、毎年持ち越して、結局消化できないまま退職しました。
こちらではもちろん全部使いきれない人、年もありますが、私は比較的使えていると思います。私の場合、日本に帰るときなどはそうそう帰れるものでもないので、やっぱり1か月は帰りたいもの、幸い上司の理解があり、有給と無給休暇を合わせて長期休めるよう提案してくれました。一方、夫の職場では残業を残業代として受け取るのではなく、残業分の時間をためて有休に振り替えることができます。その残業分をさらに有休と合わせて夏休みを長く休むのも可能なんです。いいシステムですよね。
仕事に穴は開けられないと休まず頑張っていた日本でのOL生活、こちらでは分担できるものは社内の同僚と分担し、できないものはその人が休暇を終えて戻ってくるまで保留にだってしてしまいます。取引先からは「夏休みのためいつからいつまで休むので、対応は休暇後になります」なんてメールも来ます。少し不便だけれど、でもなるべく休暇前に用は済ませ、そして他のものは待ちます。そう、そんなに頑張らなくてもなんとかなるものなんですよね。
ついでに先日の私の勤務がフレックスな話、勤務日を週3日にしてもらいましたが、多くの会社で出勤時間も社員それぞれ、自分に合った時間帯に決めることができます。私は7時半から3時半までの勤務。少々朝が早い出勤ですが、学校の後に子供たちと過ごしたり、語学学校で授業をしたり、1日を仕事だけで終えず有効活用できるのが良いです。
「変な責任感を捨て割り切って休暇、勤務スタイルの交渉をする」、ここスロバキアへ来て学んだことです。きちんと交渉できる社会だから、より仕事と家庭を両立しやすい環境になっているんですね。
すっかり秋
今週、しっかり者の同僚Zちゃんが「Chihirko、今年の冬休みはカレンダーの日が悪くてまとまった休みにならないから、Mちゃんと相談してクリスマスを長めに休むか、お正月を長めに休むか決めるといいよ」とアドバイスをくれました。もうみんなの休暇調整をし始めたようです。
言われてカレンダーを見てみたら本当、ここスロバキアではクリスマス休暇は12月24日~26日の3日、お正月は12月31日まで出勤し、1月1日のみ休みなのですが、今年はなんと12月25日(土)、26日(日)。更に、1月1日も土曜日じゃないですか!振替休日なんてありませんから、これでは普通の週末です。まぁ、ちょうどよく週末にくっつくラッキーな年もあればそうでない年もある、仕方のないことですけどね。
さて、私が思っていたヨーロッパのバカンス、ここへ来るまでてっきりヨーロッパにはバカンス(夏に長期休暇)があるものだと思っていました。でも、分かったのはヨーロッパでも日本と同じように決まった日数の有給休暇があり、その有給休暇を使ってバカンスを楽しんでいるだけなのだということ。
でも1か月のバカンスが取れるということは、有休が多いんじゃないかと思いますよね?でも有休だって日本とあまり変わりないんです。通常有休は1年に20日、35歳以上になると25日あります。日本で最後に勤務したところでは有休20日に加えて夏休みと冬休みが1週間ずつあったと記憶しているので、むしろ日本の方が休暇は多いくらいです。だってこちらではお盆休みはありませんし、冬休みも先に書いたようにクリスマス休暇の3日と元日しかありませんから。だからたいてい冬はその祭日に有休を足して少しまとまった休みにするだけです。
ではなぜ一カ月(時としてそれ以上の)バカンスを過ごせるのかというと、有休をしっかり取れる環境だからなんですよね。日本にいた頃は有休を使いきったことはありませんでした。毎年、毎年持ち越して、結局消化できないまま退職しました。
こちらではもちろん全部使いきれない人、年もありますが、私は比較的使えていると思います。私の場合、日本に帰るときなどはそうそう帰れるものでもないので、やっぱり1か月は帰りたいもの、幸い上司の理解があり、有給と無給休暇を合わせて長期休めるよう提案してくれました。一方、夫の職場では残業を残業代として受け取るのではなく、残業分の時間をためて有休に振り替えることができます。その残業分をさらに有休と合わせて夏休みを長く休むのも可能なんです。いいシステムですよね。
仕事に穴は開けられないと休まず頑張っていた日本でのOL生活、こちらでは分担できるものは社内の同僚と分担し、できないものはその人が休暇を終えて戻ってくるまで保留にだってしてしまいます。取引先からは「夏休みのためいつからいつまで休むので、対応は休暇後になります」なんてメールも来ます。少し不便だけれど、でもなるべく休暇前に用は済ませ、そして他のものは待ちます。そう、そんなに頑張らなくてもなんとかなるものなんですよね。
ついでに先日の私の勤務がフレックスな話、勤務日を週3日にしてもらいましたが、多くの会社で出勤時間も社員それぞれ、自分に合った時間帯に決めることができます。私は7時半から3時半までの勤務。少々朝が早い出勤ですが、学校の後に子供たちと過ごしたり、語学学校で授業をしたり、1日を仕事だけで終えず有効活用できるのが良いです。
「変な責任感を捨て割り切って休暇、勤務スタイルの交渉をする」、ここスロバキアへ来て学んだことです。きちんと交渉できる社会だから、より仕事と家庭を両立しやすい環境になっているんですね。
すっかり秋
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