昨日は雪降る中、ベビーカーにはレインカバーをかけ、私はコートのフードをすっぽりかぶって幼稚園の迎えに。今日は冷たい風の吹き荒れる中、やはりベビーカーにはレインカバーをかけ、私はフードをかぶってネルカを迎えに行った。気温はたったの0度だったが体感温度はもっともっと寒く感じた。昨日降った雪(みぞれ)が踏み固められてガチガチの氷になり、踏みつけられるのを免れた雪は粉砂糖のようになって宙を舞っていた。ベビーカーが私の歩行器代わりになり、これを押していなかったら何度もつるっと滑って転んでいただろう。
日が落ちるのが本当に早くなり、ネルカと帰りの電車に乗る3時半にはもう空が夕日に染まっている。昨日は駅に降り立つと、ふと目を向けたタトラ山脈が夕日を浴びてピンク色に輝いていた。
ミクラーシュが終わって(ちなみにネルカはLindtのカレンダーとそのほかたくさんのお菓子をもらった)、次に楽しみにしているのはもちろんクリスマスだ。日曜日は義母とジンジャーブレッドを焼いた。家の中がお菓子の甘い香りで満たされると、いよいよクリスマスが近づいてきた感じがし、ワクワクするものだ。ジンジャーブレッドは焼きたても美味しいので少しつまみ食いし、残りはバルコニーにしばらくおき、少ししっとりするのを待つ。
ミクラーシュ(サンタクロース)はチョコレートを持ってきてくれる。そしてクリスマスプレゼントを持ってきてくれるのはイェジシコ(キリスト)だ。
ネルカは今年、イェジシコに手紙を書いた。ネルカの良いところは、欲がないことだ。ミクラーシュの持ってきてくれたカレンダーのチョコレートだって、毎日開けるのを楽しみにしているが、一昨日開けたチョコレートもまだ食べていない。子供なら手紙にだって普通、何が欲しいと書くのだろうが、ネルカが描いたのはタタとネルカが一緒に買い物に行き、ママとサクルカとイチゴちゃん(お気に入りの犬のぬいぐるみ)は家で留守番している絵だった。
スロバキア郵便の企画で、イェジシコ宛に手紙を送るとイェジシコから返事をもらえるというものがある。(詳しくはコチラ→Slovenská Pošta)
去年はまだネルカはまともな絵が描けなかったので送らなかったが、今年は何となくそれと分かる絵が描けるようになったので送ってみることにした。明日幼稚園の後、ネルカと一緒に郵便局へ行く予定だ。
イェジシコの住所は 999 99
Ježiško
どんなお返事が届くかな。
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