幼稚園の帰りに栗拾いをするネルカとサクルカ
おとといだったでしょうか、マルツェルがいつもより早く仕事を切り上げて帰宅し、私たちがまだ家に帰っていないことに驚いていました。「そんなに遅くまでどこにいたの?」と。まぁ確かに、幼稚園の迎えだけで3時間も家を空けていましたから。
朝晩冷え込むようになり、日も少しずつ短くなってきましたが、幼稚園からまっすぐ家に帰るなんてありえません。幼稚園の庭で遊び、公園を梯子し、落ち葉を拾い、栗を拾い、もう夕飯の時間だからとなだめやっと家に帰ります。
栗のイガ
この日はもう落ちているものも、手の届くところも他の子供たちに採り尽くされ、残念ながら収穫なしでした。
近所でどんぐりはあまり見かけませんが(あるにはあるそうです)、子供たちがこぞって拾い集めるのは栗です。実はそれなりの形をしているのですが、イガは私の馴染みあるものとは少し違い、針というよりはトゲトゲのついた殻です。こちらも栗を食べる習慣はありますが、この栗は食べられないそうです。それでも子供たちは時には大人も駆り出し棒を投げたり、木をゆすったり、登ったりして栗の実を拾います。我が家も2週間ほど前にスーパーの買い物袋いっぱいに拾いました。その食べられない栗で何をするかって、それは日本の子供たちがどんぐりで遊ぶのと同じ。ネルカとサクルカは義母と一緒に栗を使って動物や昆虫を作っていました。針で穴を開けて、つまようじを刺したり、ちょっと私は億劫でこの遊びに毎年付き合ってくれる義母に感謝です。(自分の孫とだけでなく、学校でも子供たちとしているそうですから)
栗拾い、秋の楽しみのひとつですが、これ全部食べられる栗だったら良いのになぁと毎年思います。
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