父もそん時まで聞かされてない
ワタシと父に提案したいと呼ばれて、話を聞きに行った
女性に会うのはワタシは2度目
会話できる?
疑問ながら、
席に着いた。
大してカタコトではなかく、会話は割とできる方だ。
だけど、内容が、ヤバい。
父にまず了解を得たいと始めた話
実家から車で3時間かかる街にいる、同郷の男性にワタシを紹介したい
できれば、そちらでその男性と一緒になり結婚して欲しい
息子も一緒でいい
と話した後
ワタシを見て
だから、週末会いに行きなさい!
え?
何いうとるん?
同じ心境を隠せない父とワタシに
さらには
娘は近くにいたら心配だから、遠くにいた方がいい
と父に真面目にいう女性に
父「その人の職業は?」
女性「会社やってる」
父「名前や年齢は?」
女性「友達の知り合い」
父「名前も知らない男性で、親に挨拶もないのに、何で娘から会いにいかないといけませんか?」
と、普段使わない言い回し口調(女性に理解されやすい言葉使い)で
当たり前なことを聞いた返事が更にヤバい
女性「その男は、車免許持ってません、免許証と車は娘が持ってるから、いいね」
さらさらっと、言い放した女性に
父は、「そんな心配しかない話がありますか?恐ろしいばっかりぢゃ、ダメダメ、駄目ですよ」
に
さらに女性は
「お金たくさん持ってるって!」
父は決して声を荒げに
「いやいや、駄目駄目ですよ」
ワタシもそうしたら、言うしかない
「お父さん大丈夫よ、ワタシそこには行かんし、その人にも会う気ないし」
女性は納得いかないようだけど
父「この話は、無しで終わりぢゃ、今日は一杯やって代行で帰りんさい」
話は終了させた。
気の悪い表情の女性と、すぐ2人にするのもちょっと不安だから
とりあえず、場が和むように、なんてことない世間話で父もワタシも取り繕ってから
帰宅。
翌朝
今後は、
今までのように、頻繁に来なくていい
来る時は電話をしてから実家へ来ること
用事があったら、こちらから連絡する
と、
女性からワタシに言うように
と
父から電話で告げられた。
「ふーん、そうなん」
つづく