黄泉の国へ

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詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-09-10 15:35:00 | 日記
 16日は父の誕生日なのだから
お昼までには広島入りして
父の大好きなお好み焼きを食べに行って
カープ観戦中はビールを呑もう
帰りの新幹線の時間に間に合うように
居酒屋かどこか
いや焼き肉でもいいかな



色々予定を考えていたものだから

ちょうど良い
父に話しておこうかと


嬉しそうな声で電話に出た私に


父は元気がなさそうな声で
「Sちゃんか?ワシじゃが.....すまんが....」



は?
なんで?


話の内容は
要は行かれないと言う事だ


ワタシは直ぐに
「奥さんが、いけんゆうたん?」


そういうことだ

わざわざ新幹線代をかけて行く必要はないというのだと


「ワタシがお金は払うよ勿論!」

そういうと


父の誕生日は自分(女性)といるべきだ
といい

「なら、ワタシぢゃなくて奥さんと行く?」

女性は
野球は嫌いらしい


とにかく
何を言っても
父は
「残念じゃが、しょうがないよのう、すまんね」



女性は
ワタシが父と過ごすことが
気に入らないのだった



悲しくなって
電話を切る時は
涙もでたし
手も震えた



その手で
父と誕生日が1日違いの
前夫に電話をかけた

野球が大好きな彼に
カープ観戦行く?
と声をかけると
大喜びで


ワタシは
父とではなく


息子の父(前夫)と
広島へ行き
お好み焼きを食べ
カープ観戦をした


チケットは無駄にはならなかったし
前夫は楽しんでいたし



それはそれで良かったけど



父を想うと
残念で
悲しく
淋しい気持ちになった



父の側にいる
あの女性......
なんなん?


つづく






詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-09-08 16:57:00 | 日記
ワタシが父に車を譲ったおかげで
父には自由が少し増え
ワタシの家にもよく来てくれるようになった

父が通う歯科医院や
銀行などが
我が家に近いこともあり

時々はワタシも徒歩で待ち合わせの
コーヒーショップへ行って
たわいないお喋りをした


ただ
こうして会うのは
女性がパチンコ屋へ入り浸っているからで
父は時間を持て余しているのかなと
気になった



引っ越してすぐ加入した
地元ケーブル会社から
当時は番組表がのる冊子が届いていて
ある日ふと目にしたのは
カープ観戦チケット2名様
マツダスタジアムで
カープ対ジャイアンツ


日付けがなんとなんと


父の誕生日だーーー



広島出身の父は
生涯カープの大大大ファンで
生前最期まで、カープの勝敗を気にかけていたくらいだ

しかも
若き頃
マリリン・モンローとジョー-ディマジオが
来広したとき
広島球場では護衛についた話は
ほろ酔い加減で気分あがると
しょっちゅう聞かされた



そのたびに
心は常に故郷を向いているんだなと
楽しそうに話す父をみて思っていたので



これは
もしかして
当たるかも....



なんの根拠もないけど
なんとなく
そう思ったわけで


余らせていた年賀葉書で
応募してみた



なんとなんと
そしたら
当たったのだ




父に直ぐ電話をして
「マツダスタジアムのカープの試合観戦チケット当たったんよーーーお父さんの誕生日の日よーーー」

父もそれはそれは喜んで
「ワシも行けるんかーやったやったでー!!」


広島には
あの女性の買い物に付き合ったり
兄弟の法事へ参ったるするくらいになっていたので



マツダスタジアムへ
カープの試合を観に一緒に行けるなんて
しかも、お誕生日にだなんて
なんだか奇跡みたいで
ワタシは本当に嬉しかった



チケットも届いて
父の誕生日も
あと数日



父から電話がかかってきた




つづく





詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-09-07 12:39:00 | 日記
玄関が開かないって
夜も遅い時間に一体何ごとか

そう聞けば
父は女性と長崎のハウステンボスへ行っていて

帰宅すると
開かないらしい


実家の玄関は
父の生年月日が暗証番号を
プッシュすると開く仕組みで
鍵穴も鍵もないタイプ



壊れりゃ入れないわけで
用心深い父は
窓や裏口の鍵も家の中からかけている


さあ困ったって


それで
ワタシが裏口の鍵を持っていないか


電話をしてきたのだ


ところが
ワタシは引越した時
前の家の鍵を大家さんへ返した時
実家裏口の鍵も外して
何処かへしまい込んだ気がして


まだ整理してないダンボールを開けて探すも
見つからなかった


父には探してみるとは言って電話を一旦切ったので


直ぐに
なかったと告げた


鍵110番にも電話をしたけど
留守なのか、夜遅いからなのか
出られない


父は突然ひらめいたように
「あぁそうじゃ、わかったわかった
また後で開いたら電話するよ」

そう言って電話を切ると


なんとJAFに電話をしたのだった



車ではないけど
父はJAFの会員だったから
なんとか無理を言って開けてもらえた


なんと
電池切れだったらしい



確かどこか警備会社に入っていなかったかと聞いたら


やめたのだと


だけど用心深い父は
庭にライトがつくセンサーを取り付けていた



この直ぐあと

JAFも退会してしまう



やめたのではなく
やめさせられたか

退会したのではなく
退会させられたのかと


ワタシはそう思っている


父を守るバリアーが
どんどん外されている気がした




あとで聞いたら
女性は株が直ぐ現金になると期待していたのに
待つことになり
機嫌を損ね
父はご機嫌とりのために
ハウステンボスへ行ったんだと



今、あの時のことを思い出すと
少し奇妙な気もするのは
のちのち事件が起きるからだ



それはもう少し先で記事になります



ところでワタシは裏口の鍵を探していたのだけど


実は新しい住まいの鍵と一緒に
キーケースにちゃんと収まっていた



おとぼけなワタシだけど
それもそれで良かった気がした



振り回されているワタシを
天国の母が守ってくれたのかと
思いたい



この裏口の鍵は母が他界する直前に
「お父さんに何かあったらいけんから
持っておいてね」


そういって
最期にワタシに託した鍵だからだ



父にも女性にも
ワタシが裏口の鍵は持っていない



信じさせてもくれたのかもしれないと


やはりのちに起きる事件のとき


はっ


そうか





つづく









詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-09-05 20:58:00 | 日記
 つづきの前に
先程、兄から電話があった

「あのひと、日本にいて実家にも行ったらしいよ」

兄のとこに女性から電話があったのだ


9月3日は
父の6回目の命日だったので
それに合わせての帰国だとかどうとか
いうらしい


父の命日に帰国したことない女性なのに
上手いことをいって兄の気持ちを揺さぶるのか
そうはいかない


実はワタシにも9月3日に
➕8◯ー◯◯ー◯◯◯◯
海外の携帯番号から、何度も着信があった


しつこさから、あの女性だとわかるので
着信拒否をしておいた


ちょうど実家も
庭木の剪定、草抜きなど
手入れをしてくださる業者の方が
来てくださっており

この暑さで
お茶菓子でも
とは思いはしたけど


もしや
あの女性が現れでもしたら



うっすら頭をよぎり
ご無礼させてもらった



昨日作業が完了したと
連絡をいただいたので
明日にでも実家へ行ってみようかと
思った矢先の
兄からの電話だ



あの女性
12日まで日本にいるのだとか


ワタシは
このブログを書き起こし終わるまでは
あの女性には会わない
いや会ってはいけないと
思っている


人気ないブログだけど
読んでくださる方がいてくださる
そう思うと励みになり
気持ちを前に向かわす力にもなります

一度ここで
きちんとお礼をいわせてくださいませ


ありがとうございます



このブログは
ちゃんと発表の場を作りたいと思っていて
そのつもりで始めました


父に起きたことと同じことが
何処かで起きていたら
あの女性のような人が
誰かに忍び寄っていたら
もし裏で入れ知恵をする組織みたいなものが
存在したら


そう思うと


安心など
ワタシもしていられない


行政で成す術がないなら


未然に防ぐしかないのかもしれない


なら
こういうことが
起きるということを
知ってもらえる事で
何かが
何処かが動きだせばいいとも思っている



動かないかもしれないけど


ワタシは止まらず
進めて参ります


では
前回のつづきから




つづく














詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-09-04 14:31:00 | 日記
父には株はどうなったのかと
その後聞かなかった

ワタシは父が働いて稼いだお金で
学校へ通い、ご飯を食べさせてもらって
育ててもらったのだから
父がもつ株に何かいう立場ではないなと
思っていた


ところが
女性は今は自分が妻なのだから
父のものにあれやこれや
文句をつける権利があるという


それを
うまーく
父を言いくるめられるような
演技力を使い
説得をしていくのだ


あの女性の
声、言葉、雰囲気には
ワタシですら時々
ほろっと落とされそうになるくらいだった



この件から少しして
夜遅くに父から電話があった



「Sちゃん、ウチの裏口の鍵を持ってないかね、玄関が開かんのんぢゃ!」


つづく