竹林亭白房

二葉「らくだ」★落語

□本日落語六席。
◆林家染吉「癪の合薬」(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和5(2023)年9月11日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2023」予選第三日)。

◆林家笑丸「掛け取り怪談」(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和5(2023)年9月6日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2023」予選第二日)。

◆笑福亭風喬「荒大名の茶の湯」(ABCラジオ『神戸新開地・喜楽館AWARD2023決勝』)。
神戸新開地喜楽館、令和5(2023)年12月3日※生放送(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2023」決勝)。

◆桂二葉「天狗刺し」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和5(2023)年8月21日(第662回「TBS落語研究会」)。

◆桂二葉「らくだ」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和5(2023)年2月19日※生放送(第121回「上方落語をきく会」夜の部「桂二葉しごきの会」)。
今年の2月に録っていた二葉の「らくだ」を忘れていたので、あわてて聞いた。女流落語家が演る「らくだ」というのは史上初ではないのか。どうだろう。

二葉のハイトーンヴォイスで、らくだの兄貴分を演じるところはどうなんだろうと、ちょっと危惧したが、不思議なことに若干トーンを下げた語り口で違和感なく聞けた。
折しも、今日は「落語研究会」に出演した二葉の高座も聞いた。番組内の解説京須偕充が言っていたが、二葉の語り口は、聞いていくうちに納得させられるものがある(というようなこと)と言っていたが、まさにこの「らくだ」でそれがよくわかる。

ただ当人は高座のできに納得していなかったのか、一席終ったあとのインタビューで、これを習った師匠の名を問われても秘して答えていなかった。マニアとしてはちょっと知りたかったところである。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2888回)。
後楽園ホール、令和5(2023)年12月3日OA。
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