■本日浪曲一席。
◇国本武春「ザ・忠臣蔵~吉良邸討入り」(BS日テレ『笑点 なつかし版』)。
後楽園ホール、平成13(2001)年4月1日OA(『笑点』第1759回)。
武春独自の弾き語りスタイル浪曲である。かつ、伴奏に洋楽テイストのBGMを流す(たぶんオリジナル)で作ったのだろう。客に手拍子をリクエストするも、『笑点』の観覧客はいささか年齢層が高かったか、洋楽のノリについてこられる向きはほとんどなかった。
これが口演された2001年と言えば、今のように若い浪曲師がたくさん出てくるすこし前の時期である。浪曲も演者が若返ってきたことによって、客層の年齢層も若くなって裾野が広くなっている。
もし、今、国本武春が生きていて、このスタイルの浪曲をやっていたなら、もっとあちこちでウケて話題になっていたんじゃないだろうかと思うと、早世をすこぶる惜しむものである。
ちなみに、武春は「今日はパンクでいきますよ」と言っていたけれど、使われていた音楽はパンクではなかった。「ロックでいきますよ」と言えばよかったのでは。まあ、いいか。
□本日落語一席。
◆『笑点』大喜利:五代目三遊亭圓楽(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久蔵(現木久扇)・桂歌丸・三遊亭楽太郎(現六代目円楽)・林家こん平(BS日テレ『笑点 なつかし版』)。
後楽園ホール、平成13(2001)年4月1日OA(『笑点』第1759回)。
◇国本武春「ザ・忠臣蔵~吉良邸討入り」(BS日テレ『笑点 なつかし版』)。
後楽園ホール、平成13(2001)年4月1日OA(『笑点』第1759回)。
武春独自の弾き語りスタイル浪曲である。かつ、伴奏に洋楽テイストのBGMを流す(たぶんオリジナル)で作ったのだろう。客に手拍子をリクエストするも、『笑点』の観覧客はいささか年齢層が高かったか、洋楽のノリについてこられる向きはほとんどなかった。
これが口演された2001年と言えば、今のように若い浪曲師がたくさん出てくるすこし前の時期である。浪曲も演者が若返ってきたことによって、客層の年齢層も若くなって裾野が広くなっている。
もし、今、国本武春が生きていて、このスタイルの浪曲をやっていたなら、もっとあちこちでウケて話題になっていたんじゃないだろうかと思うと、早世をすこぶる惜しむものである。
ちなみに、武春は「今日はパンクでいきますよ」と言っていたけれど、使われていた音楽はパンクではなかった。「ロックでいきますよ」と言えばよかったのでは。まあ、いいか。
□本日落語一席。
◆『笑点』大喜利:五代目三遊亭圓楽(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久蔵(現木久扇)・桂歌丸・三遊亭楽太郎(現六代目円楽)・林家こん平(BS日テレ『笑点 なつかし版』)。
後楽園ホール、平成13(2001)年4月1日OA(『笑点』第1759回)。