竹林亭白房

雲助「お直し」★落語

□本日落語三席。
◆桂華紋「二人ぐせ」(NHK大阪放送局『とっておき!木曜笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和3(2021)年5月6日(第415回「NHK上方落語の会」※無観客)。

◆桂竹丸「石田三成伝」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
東京渋谷NHK504スタジオ、令和3(2021)年5月22日収録※無観客(6月5日OA)。

◆五街道雲助「お直し」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和2(2020)年10月26日(第628回「TBS落語研究会」)。
吉原など、遊廓の噺を落語で聞いても、それそのものを知る人は誰もいないのだけれど、そこには男女の機微が描かれているから、現代でもおもしろく聞かれるのだ、……ということはよく言われることである。
しかし、この「お直し」はちがう。当時の遊廓という社会の実相を裏がわからルポルタージュしたかのような作品である。

そして、この噺を一躍有名にした五代目古今亭志ん生よりも、孫弟子であるこの雲助の「お直し」は、人間ドラマとして一つ進化させたかのような趣である(というようなことを解説の京須偕充が語っていた)。
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