月刊角川『短歌』発売。今月は佳作一首と特選が一首あった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。
☆徘徊は逢魔が時ときめている角を曲がると昭和になるから
(「角川歌壇」第568回/角川『短歌』2024年8月号/特選!/大崎瀬都選)。
☆悪友がひと足さきに逝ったから宗右衛門町を今日からひとり
(「角川歌壇」第568回/角川『短歌』2024年8月号/佳作/中根誠・結城千賀子選)。
特選作の選者評には「……多くの認知症の人にとってはこれが現実、と思うと禍々しさが……」とありました。
認知症というより、自身の徘徊について詠んだつもりだったのだけれど、まあ、考えてみると、自分も認知症のようなものかもしれない。
それにしても、今や「徘徊」というワードが認知症と切り離せない関係になっているのだなと知って、いささか衝撃的でもある。
□本日落語一席。
◆古今亭菊之丞「茶の湯」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和5(2023)年4月17日(第658回「TBS落語研究会」)。
☆徘徊は逢魔が時ときめている角を曲がると昭和になるから
(「角川歌壇」第568回/角川『短歌』2024年8月号/特選!/大崎瀬都選)。
☆悪友がひと足さきに逝ったから宗右衛門町を今日からひとり
(「角川歌壇」第568回/角川『短歌』2024年8月号/佳作/中根誠・結城千賀子選)。
特選作の選者評には「……多くの認知症の人にとってはこれが現実、と思うと禍々しさが……」とありました。
認知症というより、自身の徘徊について詠んだつもりだったのだけれど、まあ、考えてみると、自分も認知症のようなものかもしれない。
それにしても、今や「徘徊」というワードが認知症と切り離せない関係になっているのだなと知って、いささか衝撃的でもある。
□本日落語一席。
◆古今亭菊之丞「茶の湯」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和5(2023)年4月17日(第658回「TBS落語研究会」)。