農舞台のあと、棚田を見に行きました。
上から下まで棚田です。
たまたまそこにいた人が脚立まで使って棚田を背景に写真を撮ってくれました。
今回の旅では、写真をお願いしなくてもとってくれる人が多かったです。
自然が人の心を広くするのか、
あるいは、アートあるいは棚田をこよなく愛す心がそうさせるのか。
きっとその両方でしょうね。
そのあとに、近くにあるコロッケハウスにいきました。
■「コロッケハウス」鞍掛純一+日本芸術学部彫刻コース有志作(日本)
昼ごはん抜きなので、コロッケハウスと聞いて、コロッケを売っているのかなぁと
思ったのですが、売ってませんでした(汗)
空家に金属を吹き付けているんだそうです。
ところどころに石が転がってます。
(石でいんだよね・・・?もしかして、じゃがいも?)
裏手には、軽トラがありました。
■「脱皮する家」鞍掛純一+日本芸術学部彫刻コース有志作(日本)
空家の壁、柱、床などを棟黒糖でひたすら彫った作品です。
宿泊も可能だそうです。
靴をぬいで靴下で彫った床を歩くとツボに刺激されるのか、気持ちよかったです。
写真では分かりにくいですが、彫った跡がすごくきれいなんですよ。
■「ドクターズ・ハウス」イ・ブル/スタジオ イ・ブル作(韓国)
かつて病院だった空家で、家じゅうに鏡を用いたインスタレーション。
ピカピカです。
窓に写真フィルムを貼ってるところがありました。
この写真ではよく分かりませんが、輪郭に沿って小さな穴が開いています。
針で刺して開けたような穴です。
■「影向の家」大巻伸嗣作(日本)
今回、すごくみたいと楽しみにしていた作品です。
時間ぎりぎりですが見に行きました。
この人の作品は市原でもあったのですが、すごくお気に入りだったんです。
古民家を使っているのですが、建物の中を暗くして、煙の入ったシャボン玉が
暗闇の中浮いてきて割れるという・・・。
市原のときは逆で、上から煙入りのシャボン玉が落ちてきて割れる物でした。
時間制限があり、一度に8人までしか見れないとのことだったんですけど、
もっとじっくり見たい感じです。
といっても、私たちはもう時間ぎりぎりだったわけですが。
私たちの後に団体さんがきました。
この団体さんの後だと見れなかったです。
だから先に見れてよかったです。
さ、あとは駅に向かって車をひたすら走らせます。
そんな道すがらでも作品はあります。
■「ステップ イン プラン」ジョン・クルメリング(テキストデザイン浅葉克己)作
何度かこの2日間の間に見た作品ですが、なんだろう?と思いつつも
なかなか作品と気づかずにいました。
ガイドブックに載っているのをみつけて作品だと気づきました。
あと、何度も通り過ぎては見れなかったキョロロや観光地の美人林や
あとは渓谷(清津峡)やまた機会があれば見たい。
妻有、そんなに広いエリアではないのですがトンネルがとってもたくさんあります。
それとスノーシェッドという雪が降って雪崩が起きないように作られた道もたくさんあります。
駅には電車発車10分前くらいにつきました。
一応、駅で使えるクーポンがあったので時間ない中ではあったけど、
お土産を買いました。笹団子というものです。
笹の葉に包まれているのですが、なかなか美味しかったです。
こんな感じで大地の芸術祭無事回ることができました。
一緒に行った友達とは泊り旅行は初めてだったのですが、とても楽しかったです。
その人の新たな面というか、その人の素が少し垣間見れて、さらに好きだなぁと思いました。
途中、パスポートをなくしたときは、どうするかまかせるといわれたのですが、
考えて、朝早くに自分一人でとりにいき、その間、友達にはホテルでゆっくりして
もらおいと思ったんですが、それを話すと友達は「またされる方が嫌だ」と怒った感じで言ったんですよね。
私は友達が朝、ゆっくりしたい感じのことを言っていたので、そうしようと思ったのですが、「またされてる間に事故にあってもわからないし、どうなんだろうと待っている方が嫌だ」とのことだったんですけど、そんな風に思ったことをちゃんと言ってくれるのがうれしいなぁと思いました。
また、機会があれば一緒に旅ができるといいなぁと思います。