昔の暦で、裁断してはいけない日などあるらしいのですよ。二十八宿(にじゅうはっしゅく
元々は、インドの星占い。古代中国では月が星の間を移動して、27~28日で1周することから、ある日に月がある星座を「月が宿る星座」として二十八宿を定めていた。これがインドへ渡り星占い化した(この際、「牛宿」を除いた二十七宿となる)。ただし現在の二十八宿は、月の動きとは離れ、日付との関連で割り振られるものとなった。
インドで占い化した二十八(七)宿は、仏典とともに中国へ逆輸入され、それが「宿曜経」として日本にも伝来した。日本では当初は二十七宿を用いていたが、貞享暦以後は中国流の二十八宿が採用されるようになった。「暦注計算」では基本的には中国流二十八宿により計算しているが、計算オプションの指定で、旧来の二十七宿表示も可能となっている
氐てい 衣類の裁ちはじめの 大凶
奎けい 衣類着始めの 大吉
亢こう 縫製など 吉
房ぼう 衣類裁断 大吉
尾び 衣類裁断 凶
危き 衣類裁断 凶
角かく 衣類裁断 凶
壁へき 衣類裁断 大吉
婁ろう 衣類裁断を行えばその日は長寿を得る
胃い 衣類裁断 大凶
軫しん 衣類裁断のみは火災の難に注意
裁断ダメな日が結構多かったです。。。
最盛期には和裁師さんが15人ほどおられました。母はまとめて
数反の生地を裁っていたと思います。
業界の低迷が久しく、当地の機屋さんも廃業がつづき、往時の1割にも満たなくなり寂しい限りです。
貴ブログを拝見しながら、よき時代を想い出すこの頃です。
失礼いたしました。北陸路 yo-サンでした。