つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

残暑お見舞い、台風お見舞い申し上げます

2019年08月15日 16時08分14秒 | お見舞い
また今年も8月がやってきました。
そして、いろんなことがありましたね。
8月6日、8時15分その時間になると街のサイレンが鳴り、サイレンに合わせるようにお寺の鐘をつきました。
そしてその時間に合わせて保育所の園児たちも外に出てきて、一緒に黙祷してくれました。

あの時に起きた事を思い、沢山の亡くなられた方々に哀悼の気持ちで手を合わせ、二度とあの様な事が起こらない様に戦争について考える、原爆について考える、自分が考える、家族と一緒に考える。
この考えることこそ、意味があることと捉えて、家族と話を交わしました。。

今日は台風のことで持ちきりですが、終戦記念日ですね。

台風のお陰で家の中にいる時間が長いので、テレビを見て少しは戦争にまつわる話に耳を傾けるのも一考かと。

では、くれぐれも今日は安全を確保してください。

合掌

「秋津智承の世界」vol,1 後日談

2019年05月02日 12時25分21秒 | 報告
先日の東京でのコンサートは、かつての私の青春時代を過ごした東京の知人、また長いお付き合いのある知人、その他には僧侶関係でも親族の方、宗派のお偉方の方など、本当に温かい沢山のお客様に恵まれ、また私の晴れ舞台に快く力を貸してくれた、たくさんの仲間たちに恵まれ、「演奏家冥利に尽きる」の言葉通り、私にとっては至福の数日間となりました。

演奏会に足を運んでくださった方々には、本当に有難うございました。

次回のコンサートに期待してくださいましたことも、本当に有難いことです。

何れまた、年内にご案内させていただきます。



久々に登場します

2019年02月24日 12時14分18秒 | コンサート
首都圏にお住いの皆さまにお知らせします。

来たる4月13日(土)午後2時より、サントリーホールブルーローズにて「チェリスト秋津智承の世界」vol.1を開催いたします。
実は私が還暦と言う節目を迎えまして、これまでご縁のあったところで久しぶりにコンサートをしようと考えました。広島では既に済ませましたが、東京でのコンサートは歳を一年重ねての開催となりました。
60年の集大成いうとカッコ良すぎますが、身体的、精神的にいつまで今の形をキープ出来るかわからない年齢になってきていることを、僧侶として実感するところです。また、僧侶と音楽家という「二足のわらじ」を履くからこその味わいがお聞かせ出来る、いや聴いていただきたいと切に思うのであります。

詳しい内容は、チラシを見て下さい。

尚、チケットのお問い合わせは

ミリオンチケット03-3501-5638

チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード141-412

サントリーホールチケットセンター0570-55-0017

以上

関西の方へ

2019年01月11日 00時12分42秒 | コンサート
関西在住の皆さまにお知らせします。
来たる20日の午後2時より、兵庫県加古川市野口界隈の教信寺奏楽堂にて「2019ニューイヤーコンサート」に出演します。
内容は前半がコントラバスとの二重奏(坊主二重奏 Bows Duo )です。曲目はチラシをご覧ください。



実はこちらの住職の長谷川さんとの二重奏なのです。長谷川さんもお坊さんで私もお坊さん。色々な意味で面白い語呂合わせも相まって、かつて共にお寺の副住職時代には、ウイーン、ベルリン、ブルガリアの海外公演までご一緒した経緯があります。
共に現在は住職、以前のようには共演することもなかなかないなか
、私の還暦コンサートの一環ということで、久々の共演の打診を受けてくださいました。
後半は以前、平和コンサートでも共演した井前さんと鹿取さんと演奏します。ドボルザーク作曲ピアノ三重奏曲の「ドゥムキー」です。

ユニークかつ大胆に、また若々しさと渋さの渦巻くひと時をご一緒しましょう。

では、どうぞご来場ください。


謹賀新年

2019年01月04日 07時13分28秒 | 報告
皆さま、新年のご挨拶が出遅れてしまいました。
ここに改めまして、年頭のご挨拶を。

さて、昨年末のことですが、
大晦日のゆく年来る年コンサートでは、厳寒の中、沢山の方々にご来場、また還暦のお祝い、災害の義援金をいただきまして、ありがとうございました。
先ずは、御礼申し上げます。

実は我が家は長女の中学受験を控えていて、只今追い込み中!
でありまして、正月返上で家族一丸となって彼女を見守り、叱咤激励しながらの日々でございます。

そんな中、嫁(坊守)は暮にインフルになり、ゆく年来る年コンサートには、ギリギリで復活をして何とか事なきを得た感がありましたが、無理がたたり、中々ペースが上がってこないのであります。

次女は、姉の受験戦争に巻き込まれ、いろんな我慢を強いられていて、可愛そうな事になっています。そのフォローは母親が基本ですが、長女の勉強の手ほどきは母親なので、微力ながら私が次女の遊び相手に。

そして自分のことですが、先ずは還暦騒ぎのこと。
広島のコンサートは、弟子の子が手を挙げて幹事をしてくれたお陰で、何とか終える事が出来ました。が、しかし「ゆく年来る年コンサート」に関しては、計画は自分で起こしておきながら、その準備、宣伝に関わる事がなかなか滞って捗らず、自己嫌悪に陥っておる中での見切り発車的ではありましたが、事無きを得た事でありました。

昨年一年間を振り返って見ますと、出来た事に対する自負、評価に対しては、素直に受け止め、出来なかった事に対する事に関しては、自分からは言い訳はなし、愚痴は出ても引きづらないようになり、周りからの慰めの言葉によって生かされている自分に目覚め、
この、「謝罪」と「感謝」に尽きる一年でした。言葉を変えると「ごめんなさい」と「おかげさまでありがとう」を沢山連発した事でした。

能力は次第に落ちている現実を踏まえての今年一年、皆様に見守っていただきながら、頼られるひととなりたいものです。

いくつかのお詫び
「かけはし」「お寺の掲示板」「ホームページの掲載」などなど。

どうか気長に待ってやってください。
よろしくお願いいたします。



演奏家冥利につきる

2018年11月26日 09時04分37秒 | 戯言
昨日、大植英治さん指揮の威風堂々広島クラシックのフィナーレコンサートが終わりました。
僕はブラームスのバイオリンとチェロの二重協奏曲の二楽章を演奏いたしました。終わった後のパーティーの席で、オーケストラの幾人かの若人から、いろいろ嬉しい言葉をかけてもらい、伊達に歳を取ってはいないのかな?と、思ったのでした。
所謂「渋さ」が必要な曲を、英治さんが僕のために選んでくださったのだろう、と。
自分の存在する理由を教えてもらった様な気がした、良い日でした。

近況報告

2018年10月21日 14時39分07秒 | 戯言
大変遅くなりましたが、先月の還暦コンサートでは、古くからの友人、弟子達に助けてもらい、またご来場のお客様の中には、本当に懐かしい顔ぶれもあり、嬉しい再会であったり、久しぶりにコンサート後のパーティーで束の間の美酒に浸ったのでありました。
今年は、平和コンサートと続いてのコンサートでしたし、その後も県内のお寺での講師、兼演奏会などと続いておりまして、本当にバタバタとしておりました。
その後も、地元の中学校から道徳の時間での講師として「お話と演奏」という形での依頼がありまして、お寺の「報恩講参り」のスケジュールを縫ってのこととなりました。
この秋は、本当にある意味充実した秋となりそうです。

秋津智承 チェロの夕べ

2018年09月07日 22時39分13秒 | コンサート
この度、私事ですが秋津智承は還暦と言う年を迎えました。今までの音楽人生の中で、私と深い関わりがある演奏家と一緒に楽しいコンサートをしたいと思い、1部は究極の「あうん」のアンサンブルとして、CDも一緒に出しましたピアニストの田中美江さんをお招きして、何曲か弾きます。その中には、ここでしか聴けない最高の「ラテン」を聴いていただきます。
また、後半の弟子たちとのチェロアンサンブルですけれども、これは私がお寺で毎年開催している「平和コンサート」で、しごいてしごいて鍛えた生え抜きの……。いや、これ以上の無用なコメントはやめておきましょう。



では、会場でお待ちしております。

第13回平和コンサートのお知らせ

2018年08月30日 12時00分22秒 | 平和コンサート
大変ご無沙汰しております。酷暑の夏も終わりを迎え、豪雨災害に心を痛めた今夏でした。
例年以上にあわただしく日々が過ぎ、ブログも滞りましたこと、お詫び申し上げます。

さて、今週末になりましたが、自坊の本堂で、第13回平和コンサートを開催いたします。
この度は、平和コンサートとしては初めてのピアノトリオです。

前半は、チェロソロで、平和コンサートおなじみの曲になりますが、鳥の歌やコル・二ドライなど、皆さまとご一緒に平和について思いをはせるひと時になれれば、と思っております。
後半は、ドヴォルザークのピアノトリオ「ドゥムキー」です。人生における悲しみと喜びが織り交ぜて表現されている、と作曲家自身がコメントしております。皆様の人生と照らし合わせて頂きながら、お聴きくださいましたら幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

9月2日(日)午後3時より
願船坊本堂にて
入場無料(会場に災害義援金箱を設置しております)
駐車場:境内横にあります



忙しい月間でした

2018年07月06日 03時41分55秒 | 戯言
先月は、前にお知らせした前門さまの御前演奏に始まり、親戚のお寺での若婦の大会でのお話し&演奏。広島別院での「布教師の全国大会広島大会」の時のアトラクションとして、30分の間ではありましたが、ちょっとお花を添えてきました。
ここまでが毎週水曜日に朝活を済ませてからでした。
そして、 最後に桐朋学園でのバイオリンの後輩の方に頼まれていたおさらい会の特別出演として、福岡県戸畑に出向いておりました。
忙しかったけれど、こんなに充実した日々を送ることのありがたさを、感じておりました。
そんな中、更に嬉しい事が。

お寺のお庭に「クチナシ」の木があったことがわかったのでした。白い花が咲いていたのです。
ちょっと近づいてみたら、何とも甘〜いいい匂いが。
お参りに行ったご門徒様の玄関に、一輪挿しされていた花を見て、「あれ?」
お話を聞いていくと、何でもクチナシに「八重」と「一重」があり、「一重」だと一輪咲いているだけで、そこら中が匂うのだそうです。残念!
しかし、何で呼ぶ?
八重桜ならぬ八重クチナシ?