つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

あいつの名がわかりました

2011年05月26日 10時00分00秒 | 戯言
そういえば、これまでに未発表のものを公開します。

まずは例の「あいつ」のことです。



実は、朝の散歩をしていた時のこと、たまたまそこを通りかかったオジサンに世間話的に「あいつ」の名前を聞いたところ、「榎(えのき)」と言うのだということを知りました。
ちなみに、よく似た気に「むく」の木があるそうで、でもよく葉っぱを見たら、先っぽにギザギザがあるのが「えのき」で、無いのが「むく」の木だそうです。

いやあ、ついにあいつも名前が判ったので、今度から「えのき」や! と声をかけてやろうかな?とも思いますが、長いこと「あいつ」で通していたので、やっぱりこれまで通り「あいつ」でいきます。

そうそう、あいつも相棒が近くの土手に根を下ろしていたのです。
ただ、この辺りが今後河川工事で川の幅を拡げようとしていることが、ちょっと気になるのです。まさか、いつかの桜たちのように、バッサリ切られるようなことが無ければいいのですが…。



おまけは、「あいつ」に誰か住んでました。


これが誰の家なのか、突き止めたらまた報告します。

ではでは

義援金

2011年05月20日 10時00分00秒 | いい話

そういえばお伝えするのすっかり忘れてました。

先日のお庭コンサートで頂いた義援金は、全部で約8万円も集まりました。
中国新聞社を通じて、日本赤十字社あてに届けて頂くよう、手続きして参りました。

コンサートに来ていただいた皆様に感謝しますとともに、関係者皆様、出演者の賛同あってのことと、本当に有難い事だと思っています。

最後に、お庭に遅まきながら咲いてくれた花たちを紹介します。

ではでは

お庭コンサートおわりました

2011年05月17日 10時00分00秒 | コンサート
またひとつ終わりました。



当初気にしていた天候もばっちりになり、あとはお客さんの入りが心配でしたが、会場の雰囲気からしてこれ以上ではちょっと困ったかも?と思うくらいの入りになり、良い感じのコンサートになりました。



演奏したのは、宮城道雄「春の海」
バッハ「シチリアーノ」
モーツァルト「アンダンテ」、ピアノソナタ10番3楽章
リムスキーコルサコフ「インドの歌」

ほかに、日本の民謡などを歌ったり吹いたり擦ったりしたのでした。

そうそう、今回目新しいことといえば三つほどありました。

ひとつは、今ちょっとお借りしているバロック弓を使って、バッハを3曲ほど弾きました。
楽器ももう一台のものをちょっと調弦を下げて、いわゆる疑似バロック演奏とでも言いましょうか? 
邪道と言われればそれはそうかもしれないけど、僕にとってはなかなか新しい領域に足を突っ込んだような気がしました。

もうひとつは、「恩徳讃」という浄土真宗の方ならだれもが知っている歌と「アメージング・グレース」という黒人霊歌をドッキングさせてみたのです。
このコンサートが東日本大震災チャリティーコンサートであることから、コンサートの最初に黙とうの代わりに合掌していただき、その時にこの歌を歌ったのです。
僕的には、結構いい感じだったと思ったのですが?

最後はフランクのヴァイオリンソナタ4楽章をチェロ・フルート・ピアノの3人でトリオのように編曲して演奏しました。
「これはチェロで弾くといい味が出るかも?」とか言いながら、フルートにもピアノにもいつもは弾かないところを弾いたり弾かなかったりしながらの演奏でした。

まだ、聴きに来られた人に感想を聞いていないので、これから少しずつどうだったか解ってくるのでしょう。

ところで、今年も昨年と同じメンバーでした。最後にパチリと一枚。



ではでは

春のお恵みいただきました

2011年05月07日 10時00分00秒 | いい話
先日のセミナーの翌日は、久しぶりにオフの一日でした

そこで、県北の親戚のお寺に出かけて、タケノコを掘りに行ってきたのです。

収穫は大小合わせて7本ほど。今年は例年になく寒かったせいでタケノコもまだ頭が出ているのはまだ僅かで、探すのに時間がかかってもいけないとのご配慮から、一日前にタケノコの頭がちょっとだけ出ているところに目印を立ててもらっていたので、あとは掘り起こすだけでした。


それだけでなく、タラの芽、ふきを頂き、更に近くのお土産やで、「あぶら芽」を見つけて大喜びしたのまでは良かったのですが…。

これらが口に入るのには、しごう(方言。魚などをさばいて食べれる状況にすること)が大変なんです。
皮むき、あく抜きにかなりの時間がかかります。



ふきの甘酢
タケノコの炊き込みご飯
タケノコの土佐煮
木の芽和え
山菜天ぷら(タケノコ、タラの芽、あぶら芽、サツマイモ、おまけにちくわ)

こんなとこでした。

いやあ、自慢しちゃいます。
あまりにも美味しくて、ビールの進んだこと!

でも可哀想な嫁は、しごうと料理で立ちっぱなしで疲れ果ててしまい、こちらは申し訳なくも、美味しい!を連発して、せめてもの償い?をしたのでした。

みなさん、春の味覚はもう食べましたか?

ではでは



しっちゃかめっちゃか

2011年05月06日 10時00分00秒 | ぼやき
これは、今回のチェロセミナーの裏話です。

実はそのベートーヴェンの「レント」のパート譜を作るにあたり、参加者のアマチュアの方に対して配慮しないといけないことがありました。
それは、この曲の調性が変ニ長調(♭が5つもついている)なので、ハードルが高いということなんです。

そこで、秋津智承は考えました。「そうだ! 調弦を変えてしまえばいいんだ。」
と、手を打ってしまいました。

ということで、記譜と実音という単語が飛び交うことに。

パート譜には調弦は4弦共に半音下げる指定があるだけでした。
しばらくして、参加者の中から「頭が腱鞘炎になってます」とコメントをいただいた時、ピンときました。

説明不足だと。

それで、「楽譜は記譜でニ長調で書いていますが、手の中ではニ長調でも実際は変ニ長調になるわけです」と捕捉してメールしたのですが、ここでまた問題が!
実はレベルの問題で、調弦を変えるアイデアを思い付いたわけで、レベル的に問題が無い、あるいはハイポジションが良く出てくるパートの場合は、実音の譜面でないと、かえって難しくなる可能性があるので、調弦を変え記譜でニ長調を弾くパートとそうでないパートがあったのです。

このことを皆さんに伝えていなかったために、大混乱が起こってしまいました。

良かれと思って送ったメールをチェーンメールしてしまわれたのです。

要するに、調弦を変えて演奏するパートの方が、そうでないパートの方にその意味を確認されたのです。

でもそれは、それでなくても意味の解らない「記譜」「実音」などのことと合いまみえて、とんでもないことに!

要するに、ある人は記譜が変ニ長調の譜面を見ながら調弦を半音下げて実音を出そうと努力してみたり、またある人は調弦を半音下げ、記譜がニ長調の譜面を見ながら実音ニ長調で演奏しようと努力されたりしていたことが懇親会でばれてしまい、大笑いの渦がしばらく続いたのでした。

ところで、今の話で合っていますかねえ?

実は僕自身も、話の内容が正しく理解できたのかどうか、いまひとつ自身が無いのです。

どうやら、今後は調弦を変えるのはアマチュアの方の中ではやめることにしましょうね。

ではでは

セミナー終わりました

2011年05月05日 10時00分00秒 | 戯言
5/3と4日の両日、チェロセミナーが無事に?終わりました。



参加者9名プラス僕で10名の合奏でのセミナーになりました。

何を勉強したかといいますと、ベートーヴェンの弦楽四重奏第16番の第3楽章「レント」
また、ヴィラ・ロボスのブラジル風バッハ第1番の2曲でした。



このチェロセミナーは、そもそもアマチュアのチェロ弾きの方々にチェロアンサンブルを体験してもらおうと思い、やり始めたのが最初のアイデアでした。
その中身は僕の弟子たちが大半で、また誰かの紹介で新しいメンバーが増えていった経緯がありました。
そこに、今回は僕の案内により、チェロ大好きアマチュアの団体「ハーベストオールスターズ」の方々が何人か参加されました。

詳しい内容については割愛しますが、大きな問題はレベルの違う人の集まりなので、選曲と席次をどうするかが最大の問題なんです。そういう意味では、今回は参加者のなかにはレベルのギャップを感じておられたか方もあったようで、ちょっと申し訳なかったかな?と。

特にヴィラ・ロボスがあったために、参加をするかどうか迷われたり、中には断念された方もおられたと聞いています。

でも。終わってみればベートーヴェンに重点を置いての、「ねっちりと」「じっくりと」のセミナーになり、最初は音程もなかなか合わなく大変な感じでしたが、最後にはハーモニーや音色も変わり、さらにはベートーヴェンの音楽が聞こえてくるまでになられたと、自負しております。

本当に皆さん、お疲れ様でした。

ではでは