２１「電話をするって勇気がいる」

近頃は何でもメールで済んでしまうので、なかなかプライベートで電話をかけなくなった
自宅に家電が無いのも手伝って、電話するのは実家の母くらい。

「今電話して、あちらの都合はどうかしら・・・」と思ってしまう

「何か用事があって、無理に電話に出ていただくようじゃ悪いなー」と思ってしまう


以前は「今電話してもいい？」とメールしたりした。
大丈夫ならすぐ返事が来るが、忙しいとそのメールさえも数時間後に読んだりして、とんでもない時間に「今なら、電話できるわよ～」と返事が来たりする。そういう時はたいがい、今度はこっちが用事中なのだ

そんなこんなで、電話をかけなくなって久しい。
最近はめっきりかけなくなった。

よほどの急用で無い限り、電話をかける勇気が無い・・・といっても過言ではない（ｗ）

それが、２・３日ほど前に遅ればせながら転居ハガキを出したところ、もう２０年ほど会っていない福島県の友人から電話がかかってきた
とてもうれしかった

「思い切ってかけてみたの！」という元気な声。
彼女は20代の頃一緒の職場にいて、色々ご苦労されて福島の実家に戻られ、今ではそちらで活躍している。

最後に「こちらに来たら、連絡ちょうだいね」といって電話を切った。

自分だったら、20年会っていない友人に電話をかける勇気があるだろうか?
「忙しいと悪いから・・・」という理由を考えて、なんとなくそのままにしてしまうかもしれない。
電話をかけてくれた友人に、心から感謝したい。
そして、今後の彼女の活躍を祈る