②の置物は「デューラーの犀(サイ)」ちょっと有名な絵から作られた置物です。
400年程前に、デューラーというドイツ人画家が実際に見ていないのにもかかわらず、伝聞のみによって描かれたサイのスケッチをもとに作られた版画です。
当時「サイ」を見た人はすくなく、その後200年近くサイはこのような鎧をまとった生き物だと思われていました。
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『犀』(さい)はルネサンス期のドイツ人画家、版画家のアルブレヒト・デューラーが1515年に製作した木版画。この木版画は、1515年初頭にリスボンに到着したインドサイを描写した作者未詳の簡単なスケッチと説明をもとにしており、デューラー自身が直接サイを観察して製作したものではない。ローマ時代以降1515年まで、生きたサイはヨーロッパに持ち込まれたことがなく、デューラーも本物のサイを見たことはなかった。1515年の終わりごろにポルトガル王マヌエル1世がローマ教皇レオ10世にこのサイを贈ろうとしたが、輸送途中の船が1516年初頭にイタリア沖で難破し、サイも死んでしまう。これ以降、1579年にスペイン王フェリペ2世にインドからサイが贈られるまで、ヨーロッパでは生きたサイを目にすることはできなかった。
デューラーの手によるこの木版画は生物学的、解剖学的に正確なものではない。しかしながらヨーロッパで非常に有名となり、その後3世紀に渡って何度も模倣された。ヨーロッパでは18世紀末にいたるまで、この木版画はサイを正確に描写しているものと信じられていたのである。その後サイのイメージは、1741年にロッテルダムに持ち込まれ、17年間ヨーロッパ中を巡業したメスのインドサイのクララ (en:Clara (rhinoceros)) などを描いた、より正確なスケッチや絵画に置き換えられた。とはいえ「動物を描写した作品のうち、これほど芸術分野に多大な影響を与えたものはおそらく存在しない」とまでいわれている。
本当はかなりお高い? 気合入れて買った?!(笑)
でも、愛するお方のほしいものですものね~高くてもいいわね
知り合ったときに、「これは何?」「どうして〇〇なの?」という私の質問になんでも知っていてすぐ答えるので、「何故、そんなことをしっているのだろうか?」とすごく不思議でした。高校時代の同級生とお会いした時にも、仕事上のご友人とお会いした時にも、みな口をそろえて「なんでもよく知っている。なんでそんなこと知っているのか?と思うよ」と、おっしゃっていたので、「みんなそう思っているんだ」と妙に納得いたしました(w)
バンダナおやじ様も、そう思っていらしたのですね(w)
ヤバい・・・