980「父シリーズⅠ・・実家の朝ごはん」

母が亡くなってから、父は実家で一人暮らしをしています。
1か月に一度か二度は私が、妹も1度くらいの割で実家を訪ねて、買い物やおしゃべりの相手をしています。

妹は家が遠いので、２・３日の泊りがけで来ることが多く、それに合わせて私も実家に1泊することが多いです。
実家に泊まると、朝食は父が作ってくれます。母が元気なころから朝食を作るのは父の役目でした。

ちょっとしたホテルの朝食みたいなのが出てきます。


自分の家では朝は出勤で忙しいので、キッチンで立って食べてしまいます。
ですから、実家の朝食は私にとっても、ちょっとした優雅な時間になります。

父は88歳。年を取って物忘れも有りますし、歩くのもヨタヨタしていますが、それでも私たちにとっては自慢の父です。