100「100回記念・・SEXの科学」

100回記念・・・という事で

ついでに、ブログ解説150日目！

しかも巨大台風上陸中！・・関係なかった・・


・・・いえいえ、決して「あやすぃーアダルト物」ではありませんぞ

TVで、「SEXの科学」という番組をやっていたのです。
シリーズ物で、科学的にSEX（・・というか性行動）を考えてみようという、いたってまじめーな番組です。

はじめからワクワクしてみていたわけではないのですが（言い訳ｗ）、たまたまチャンネルを回していたら、シリーズの中の「男女間におけるニオイの科学」というのをやっていて、とても興味深かったので、載せてみます


男性のニオイの中で、ある特定なニオイをかぎ分ける能力が、女性には備わっているらしいです。

人間（動物も）が個々に持っている免疫情報は、それぞれ遺伝学的に二つと同じものは無いので、そのそれぞれがもっている免疫によって、対処できる細菌が違い、したがって、汗をかいた後などに繁殖する細菌に違いがでて、その違いがそれぞれ違った体臭を作るのだそうです

・・ということは、同じ体臭の人はいない、ということです

特に脇の下などにある「アポクリン腺」というところから出る汗は、体温調節をするためのものではなく、個体認識や、フェロモンとしての役割を持っている汗なのだそうです（外耳道にもあるんですよ）。

この汗に細菌が加わって、それぞれの「オリジナル体臭」を作るわけです。

女性は、この体臭をかぎ分ける能力があるんですって。

自分に近い遺伝構造から生まれたニオイを嫌い、まったく違う遺伝構造を持ったニオイにひきつけられるようDNAが組み込まれているそうです。
つまり、ニオイによって自然に近親相姦を避けているんです。

太古の人類は、今のように移動手段が複雑ではなく、生活圏がそれほど広くありませんでした。
ですから、いとこ、またいとこ、おばあちゃんのいとこの子供のおじさんのおばさん・・・・などの区別がはっきりせず、知らず知らずに親戚関係が自分の生活圏にたくさん存在する状態となりやすいのです。

近親相姦が増えれば、遺伝的に劣勢遺伝になり、動物学的には非常に不利です
ですから、女性は遠くから来たまったく遺伝子構造がちがう男性のニオイにひきつけられます遺伝的には、とても有利です。

よく娘が、遺伝子構造の近い「お父さんのニオイが嫌い」というのも、あながち精神的なものばかりではないのですね。

映画などでも、ベッドの中で男性の腕枕で寝るとしあわせ・・・というシーンがありますが、なるほど、顔がアポクリン腺の近くになりますねぇ。

えー、私事ではありますが、私は男性の肩の後ろのニオイが好きです。
嫌いなニオイだった場合は、あえて近づきません（ｗ）
ある女優さんが「男性の好みは？」と聞かれたとき、「ニオイが選ぶ基準の一つでもある」といっていました。
　　ちょっと気持ちわかるー・・・と思いました。

「好きな男性のニオイ」にこだわる女性は、意外と多いようです。
「好みではないニオイ」の男性は、まず恋愛レースのスタートラインにも立てないってことになります（ｗ）
まぁ、「A女史には不評だったが、B女史には好評だった」ということも有りますから、標的を変えていけば良いのでしょうね（ｗ）

たしかに、「かっこいいし、会社でも人気あるけど、つけてるコロンの香りがダメ」と、ダメ出しをされている男性陣って、結構多いですよね。

ちなみに、男性は排卵期の女性のニオイを感じると、「いったい自分はどんな女性が好みだったのか」という正常な判断が出来なくなってしまうそうです。

動物とは違って、少ない「生殖の機会」を確実に物にする為に、男性の好みさえも消し去ってしまうとは、・・・う～ん、女性の魔力、恐るべし！（ｗ）

ニオイって、そんなに犬みたいにクンクンしないですけど（ｗ）、安心するニオイとか、なつかしいニオイとかありますよね。

電車に乗ったときに、「あこのニオイ００さんがつけてたニオイだ」と、その人にあまり印象が無くても、ニオイで思い出したりするときがあります。

私は、中学生の頃に流行った資生堂シャワーコロンのレモンみたいなニオイがです。
初めてつけた、ちょっと背伸びしたニオイです