188「注意するのって、むずかしいですけれど・・」

私の職場のAさん（男性）。
40歳台前半の男性です。職場では先輩にあたります。

あせってしまうと、ケアレスミスが多いみたいです。

私も、人のことはいえません。
うっかりミスが多い1人です（ｗ）

このところAさんのケアレスミスに気付くということが数回続き、でもちょこっとしたことだったので、まぁ、私にも起こりうることだし・・とおもって黙って直してあげていました。

ところが先日、とうとう大きなミスから重大事件を引き起こし、ご本人も気持ちの上できっと辛かっただろうということがありました。とりあえず、周りの方々のがんばりで何とかしのぐことはできましたが・・。

職場の人の話から推察するに、同じように周りの人もミスに気が付いても黙って直してあげていて、ご本人に注意をすることが無かったようです。

私にとっても周りにとっても先輩だし、なかなか注意しにくかったというのも現実です。

親切心でやっていたと思っていたことが、逆にその方の為になっていなかったことに改めて気が付きました。

何回か注意されていたら、何事も無かったかもしれません。
反対の立場だったら・・やっぱり早いうちに注意されていたほうがいい、と自分でも思うでしょう。

結果、そのトラブルを起こしたのはAさんではありますが、そのトラブルに役かってしまったのは私も一緒だ・・同罪だ・・とおもいました。

その人がいないときに、陰で言うのは簡単ですが、でもフェアじゃない。
だまって尻拭いをしてあげるのも簡単ですが、でもフェアじゃない。

やっぱり、その場で注意をしてあげるのが一番の答えなんだ・・。
自分もそのようにしてほしいなら、そうしよう。

まずはもっと話をしよう。そういうことが言いやすい人間関係を築こう。
そう思って、ちょっとかんがえた一日でした。

次の日、とってもフブルーになっているだろうなぁ・・と思って、できるだけたくさん話しかけて、出来る仕事を手伝いました。

ミスをしないように気を付けるのは自分自身しか出来ないけれど、次のミスを防ぐのはみんなで協力すれば出来ます。

自分自身、慣れに流されてしまわぬよう、初心に戻ってがんばろう！