298「よ～し！！やったるで～～！（腕まくりで吠える）」

「よーし！やったるで～」
腕まくりで吠えていますが、ケンカじゃありません（ｗ）




新しい新人が何人も私の所属部に増えて、このところいろんなことが起りました。

言われた仕事以外のことにはあまり興味を持たないので、「大丈夫か？新人たちよ・・」
と思っていたのですが、本日はがんばった新人さんがいました。

先日私は、ちょうど新人さんが皆さん集まっていたところで「私自身のスキルアップのために、A機の構造を確認しながらバラして清掃し、また組み立てるという作業をしますから、裏でガチャガチャやっていても気にしないで。」と、話しました。（勤務日では時間をかけてじっくり作業出来ないので、休日にボランティアとして出勤します。）

新人さんはどんな反応をするのかな？
あんまり興味は無いのかな？
それとも自分もやってみたいと思うかな？

数日後、私のもとに新人のHさんがやってきて「あの作業はやったことがないので、一緒に参加したいのですが・・」といってきました。

コレはいいぞ！やる気のある新人さんが出てきました。

「ちょうど2台あるから、1台ずつやりましょう。わからないところは教えてあげるから」と伝えました。

数日後・・今度はやはり新人のNさんが「この間のお話していたA機の分解作業はわからないので、私も参加したいのですが・・」と、また1人やってきました。

A機は2台しかないので、いっぺんには2名しか作業できません。

そこで、最初にやってきたHさんに・・・
「他にも参加希望の方がいましたので、まずあなたが私と一緒にやって憶えて、今度はあなたがNさんに教えながら一緒にやってみて。その次の希望者がいたら、今度はNさんが教えながら作業すればいいから。教えるんだから、しっかり憶えよう。」といいました。

つまり1度おしえてもらったら、今度は指導する側にたつ、ということです。
・・ふっふっふ・・我ながら、いい作戦だと思いました。

2つの水槽の循環をストップさせて行う作業です。ある程度の責任も伴います。

Hさんのために、プリントも用意し、その後自分で作業内容をまとめるように、宿題も出しました。「人の作ったプリントを見ただけでは、憶えられない作業です。手順などは自分でわかるように、自分でまとめねば人に教えることは出来ません。」
そういいました。

さぁ、いよいよ戦闘開始、いや、作業開始です！

「よーし！やったるで～」腕まくりして私が言いました（ｗ）
「やったるで～」まねしてHさんも（ｗ）

Hさんは、2時間かけて一生懸命作業し、聞き、メモし、一通りをこなせるようになりました。

一回やってみれば、そう難しい作業ではありません。何でも経験です。
HさんもNさんも若い新人さんですが、所属ポジションから言えば私より格上です。今後、次の新しい新人さんが着任したら、今度は完全に指導する立場になります。
これからもぜひ色々な作業に積極的に参加して欲しいと思いました。

「参加したい」「勉強したい」と申し出てくれたことが嬉しかった私です