以前、(昨年の夏くらいだったでしょうか)・・706「田貫湖キャンプ・・その2」で、ブヨに刺されて大変だった話をUPしました。
キャンプでブヨに両足首を9か所刺され、救急センターへ行ったのですが、立っていられないほど腫れて悪化。頭痛や顔まで腫れたというUP記事でした。
その後1か月くらい腫れたのですが、かゆみも収まってなんとなくよくなったような・・その後忘れていたのですが、昨年の年末くらいだったでしょうか、おさまっていたかゆみが突如再発!
なんとなく腫れているような・・いやいや、気のせい・・なんて思っている間に、刺されて色が変わっていた部分が、ポッコリ盛り上がって固いしこりになりました。9か所刺されていたので、9ヶ所ポッコリと。
まるでアズキを9つ張り付けたような色と大きさ。
なんかかゆみもまた強くなって来たような・・・
あれ?と思っていたら、突如全身に細かい発疹が現れました。これが猛烈に痒い!!!!
背中からおなか、お尻に沢山の赤い小さなポツポツが出現。見えないところなので、手で触ってみると・・
あちこちボコボコできています。気持ち悪いくらいの量です。
手の表裏にも。小さい水ぶくれのようにも見えます。これも痒い。
うっかりかき始めると、もう全身我慢できません。
再度皮膚科で薬をもらってきました。何種類かもらってきて試してみましたが、結局一番強いストロングランクのステロイド。
3日間の飲み薬と塗り薬16本を使いました。
ちょっとでも擦れるところはすぐにぼこぼこと出来てしまい、下着はすべてユニクロのシームレス、ひどいときはノーブラで過ごしました。ショーツもはけません。ゴムの入っているものは全くダメ。男性用のトランクスをブカブカではいていました。
かゆみが強いので、お風呂に入った後、裸んぼうで全身にジェダイに薬を塗ってもらいます。もう恥ずかしいとか言っていられません。
このかゆみとポツポツ・・・自家感作性皮膚炎というそうです。
ブヨに刺されたりして、困っている方のために記事にしてみました。
自家感作性皮膚炎とは・・?
自家感作性皮膚炎とは、身体のある部分に強い皮膚炎ができたしばらく後に、他の部分にまで細かい湿疹(散布疹)が広がる皮膚の病気です。最初にできるのが湿疹だけでなくかぶれややけどであっても、自家感作成皮膚炎を招くことがあります。散布疹はやや膨らんだ1cm以下の丘疹という湿疹として全身に現われ、強いかゆみをともなうことが多いです。
一般的に湿疹とは、皮膚の表面にできる炎症の総称であり、皮膚炎とも呼ばれます。皮膚科を受診する人の3分の1ほどは、この湿疹や皮膚炎に悩む人だというデータがあり、多くの人が経験する疾患であると言えるでしょう。湿疹や皮膚炎は、赤いブツブツや小さな水ぶくれが発生することが多く見られます。かゆみをともない、強いかゆみがあると夜もぐっすり寝られないなど生活に支障をきたすことがあります。アレルギー体質の人は、湿疹や皮膚炎になりやすいといわれています。
自家感作性皮膚炎の原因は?
一般的な湿疹や皮膚炎発生のメカニズムと、自家感作成皮膚炎の原因について解説します。
一般的な湿疹や皮膚炎発生の原因
皮膚炎の原因には、身体にとって毒性のある化学物質や細菌感染、摩擦などの外的要因と、乾燥肌やアレルギー体質などの内的要因の2つがあります。どれかひとつの要因だけが原因となるのではなく、いくつかの要因が複雑に関連して発生することが多いのが一般的な皮膚炎です。
「免疫反応」というのは、刺激や異物に対して発生する防御反応です。細菌感染など身体に害をなすものに攻撃しますが、そのときに炎症が発生し、かぶれや湿疹となって現れるのです。これは自然な身体の仕組みですが、アレルギー性の湿疹や皮膚炎は、この免疫反応が過剰になっている状態で起こり、身体への害が小さいものに対しても、防御反応によって炎症が出てしまうのです。
このような反応は、アレルギー体質の人でなくとも起こることがあります。乾燥で皮膚の水分が足りないときやストレスや疲れがたまっているときなどに、皮膚のバリア機能が低下した状態になり、本来は皮膚に触れても安全なものに対しても免疫反応が起き、湿疹や皮膚炎となるおそれがあります。
自家感作成皮膚炎の原因は?
まず、身体にとって毒性があったり強い刺激となる物質が皮膚に触れたり、それに対するアレルギー反応で皮膚炎を起こしていることが前提となります。この最初にできた急性皮膚炎を「原発巣」と呼び、それが悪化したときに、アレルギー反応を起こしやすくするリンパ球が活性化して、他の部分にも影響を与えること発生するのが自家感作成皮膚炎だと考えられています。
または、急性皮膚炎ができた際に細菌感染が起こっており、それが原因という説もあります。
自家感作性皮膚炎の主な症状とは?
きっかけとなる皮膚炎である原発巣ができてからしばらく経って、その周りから手足や胴体、顔面など身体中のどこかに1mm程度の小さな散布疹が生じます。強いかゆみをともなうことが多いとされています。さらに散布疹が新たに生じていき、やがて全身へと広がっていくケースもあります。できたときには小さな散布疹ですが、複数の皮疹が融合して大きくなることもよくあり、手足にできると大きな水ぶくれになる可能性もあります。散布疹が次々生じて治りにくいという特徴がある病気です。
背中、おなか、お尻などにボコボコでき、おおきいものは色が茶色くなって目立っていました。だんだん、足や手にもでき、手のひらや足の裏は小さな水ぶくれになってとても痒く、左右対称な感じに出来ていきました。
最後には頭にちょっとできましたが、不思議なことに顔にはできませんでした。経験された方に伺うと、やはり顔にはできなかったそうです。
今ではだいぶ消えて、時々思い出したように一つ二つできるくらいですが、相変わらず元のブヨの部分は消えていませんので、時々かゆみが出ます。
調べると、数年お付き合いする方が多いようなので、しばらくは要注意です。
※ブヨ関連の記事・・No.706「田貫湖ブヨ」
3年後はこちら→No.828
キャンプでブヨに両足首を9か所刺され、救急センターへ行ったのですが、立っていられないほど腫れて悪化。頭痛や顔まで腫れたというUP記事でした。
その後1か月くらい腫れたのですが、かゆみも収まってなんとなくよくなったような・・その後忘れていたのですが、昨年の年末くらいだったでしょうか、おさまっていたかゆみが突如再発!
なんとなく腫れているような・・いやいや、気のせい・・なんて思っている間に、刺されて色が変わっていた部分が、ポッコリ盛り上がって固いしこりになりました。9か所刺されていたので、9ヶ所ポッコリと。
まるでアズキを9つ張り付けたような色と大きさ。
なんかかゆみもまた強くなって来たような・・・
あれ?と思っていたら、突如全身に細かい発疹が現れました。これが猛烈に痒い!!!!
背中からおなか、お尻に沢山の赤い小さなポツポツが出現。見えないところなので、手で触ってみると・・
あちこちボコボコできています。気持ち悪いくらいの量です。
手の表裏にも。小さい水ぶくれのようにも見えます。これも痒い。
うっかりかき始めると、もう全身我慢できません。
再度皮膚科で薬をもらってきました。何種類かもらってきて試してみましたが、結局一番強いストロングランクのステロイド。
3日間の飲み薬と塗り薬16本を使いました。
ちょっとでも擦れるところはすぐにぼこぼこと出来てしまい、下着はすべてユニクロのシームレス、ひどいときはノーブラで過ごしました。ショーツもはけません。ゴムの入っているものは全くダメ。男性用のトランクスをブカブカではいていました。
かゆみが強いので、お風呂に入った後、裸んぼうで全身にジェダイに薬を塗ってもらいます。もう恥ずかしいとか言っていられません。
このかゆみとポツポツ・・・自家感作性皮膚炎というそうです。
ブヨに刺されたりして、困っている方のために記事にしてみました。
自家感作性皮膚炎とは・・?
自家感作性皮膚炎とは、身体のある部分に強い皮膚炎ができたしばらく後に、他の部分にまで細かい湿疹(散布疹)が広がる皮膚の病気です。最初にできるのが湿疹だけでなくかぶれややけどであっても、自家感作成皮膚炎を招くことがあります。散布疹はやや膨らんだ1cm以下の丘疹という湿疹として全身に現われ、強いかゆみをともなうことが多いです。
一般的に湿疹とは、皮膚の表面にできる炎症の総称であり、皮膚炎とも呼ばれます。皮膚科を受診する人の3分の1ほどは、この湿疹や皮膚炎に悩む人だというデータがあり、多くの人が経験する疾患であると言えるでしょう。湿疹や皮膚炎は、赤いブツブツや小さな水ぶくれが発生することが多く見られます。かゆみをともない、強いかゆみがあると夜もぐっすり寝られないなど生活に支障をきたすことがあります。アレルギー体質の人は、湿疹や皮膚炎になりやすいといわれています。
自家感作性皮膚炎の原因は?
一般的な湿疹や皮膚炎発生のメカニズムと、自家感作成皮膚炎の原因について解説します。
一般的な湿疹や皮膚炎発生の原因
皮膚炎の原因には、身体にとって毒性のある化学物質や細菌感染、摩擦などの外的要因と、乾燥肌やアレルギー体質などの内的要因の2つがあります。どれかひとつの要因だけが原因となるのではなく、いくつかの要因が複雑に関連して発生することが多いのが一般的な皮膚炎です。
「免疫反応」というのは、刺激や異物に対して発生する防御反応です。細菌感染など身体に害をなすものに攻撃しますが、そのときに炎症が発生し、かぶれや湿疹となって現れるのです。これは自然な身体の仕組みですが、アレルギー性の湿疹や皮膚炎は、この免疫反応が過剰になっている状態で起こり、身体への害が小さいものに対しても、防御反応によって炎症が出てしまうのです。
このような反応は、アレルギー体質の人でなくとも起こることがあります。乾燥で皮膚の水分が足りないときやストレスや疲れがたまっているときなどに、皮膚のバリア機能が低下した状態になり、本来は皮膚に触れても安全なものに対しても免疫反応が起き、湿疹や皮膚炎となるおそれがあります。
自家感作成皮膚炎の原因は?
まず、身体にとって毒性があったり強い刺激となる物質が皮膚に触れたり、それに対するアレルギー反応で皮膚炎を起こしていることが前提となります。この最初にできた急性皮膚炎を「原発巣」と呼び、それが悪化したときに、アレルギー反応を起こしやすくするリンパ球が活性化して、他の部分にも影響を与えること発生するのが自家感作成皮膚炎だと考えられています。
または、急性皮膚炎ができた際に細菌感染が起こっており、それが原因という説もあります。
自家感作性皮膚炎の主な症状とは?
きっかけとなる皮膚炎である原発巣ができてからしばらく経って、その周りから手足や胴体、顔面など身体中のどこかに1mm程度の小さな散布疹が生じます。強いかゆみをともなうことが多いとされています。さらに散布疹が新たに生じていき、やがて全身へと広がっていくケースもあります。できたときには小さな散布疹ですが、複数の皮疹が融合して大きくなることもよくあり、手足にできると大きな水ぶくれになる可能性もあります。散布疹が次々生じて治りにくいという特徴がある病気です。
背中、おなか、お尻などにボコボコでき、おおきいものは色が茶色くなって目立っていました。だんだん、足や手にもでき、手のひらや足の裏は小さな水ぶくれになってとても痒く、左右対称な感じに出来ていきました。
最後には頭にちょっとできましたが、不思議なことに顔にはできませんでした。経験された方に伺うと、やはり顔にはできなかったそうです。
今ではだいぶ消えて、時々思い出したように一つ二つできるくらいですが、相変わらず元のブヨの部分は消えていませんので、時々かゆみが出ます。
調べると、数年お付き合いする方が多いようなので、しばらくは要注意です。
※ブヨ関連の記事・・No.706「田貫湖ブヨ」
3年後はこちら→No.828
大きければ、すぐにわかって逃げろ~ってなるけど
熊みたいに大きくても怖いしね!!
せっかくの美脚なんだから、大事にしないとね
レモン様…昨年虫刺されで足がものすごく晴れたあと、1週間後に虚血性腸炎になっています。腸の内側の壁部分が腫れて塞がってしまった、という症状でした。
病院の皮膚科の先生も、内科の先生も、関連性はない、と言っていたけど、先生たちがそれを報告して情報を持ち寄っていないだけで、結構関係あるんじゃないの?と、私は思っています。
まだ、ひどいですか?お察しいたします。
おそらく、時間しか解決の道はないのだと思います。全身のかゆみは顔以外のほとんどに現れて、日にちが立ったところで収まりました。今でも最初に刺された箇所が時々猛烈に痒くなりますが、最初に使った強い副腎皮質系の薬は長く使えないので、今は塗るかゆみ止めだけを使っています。長くかかる、とも言われています。
あっきー様、少しずつでも収まっていきますので、頑張ってください。
この記事の検索がすごく多いので、きっとたくさんの方が悩んでおられると思います。
自分も1週間前に太ももをダニに刺されたのかわからないのですが、最初は楕円形の大きめの発疹が5ヶ所ほど出てきて、放置してたら自然に治ると思ってました。
翌日に暖房が効きすぎて暑くて不快な環境のパチンコ屋で厚着のまま長時間打ってて、家帰って太もも見たらいきなり周囲に小さい赤い斑点がとびひのように20ヶ所ほど広がってきて滅茶苦茶びびりました。
他に右腕の手首から関節までに小さめの楕円形の発疹が7ヶ所、右足の甲と膝の裏に1ヶ所ずつと、左側のお尻にも2ヶ所同様のものができてしまいました。
暑い場所に厚着で長時間居たから汗疹にでもなったのかと。
https://www.canlife.jp/nyuugan_blog/wp-content/uploads/2013/03/26/6a0120a65dbc42970c0133f25e7b6f97_2.jpeg
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最初にできた太ももの楕円形の発疹は、この画像のように皮がめくれてカサカサしたてる状況です。
全然痒くはないのですが発疹の跡が消えないと不安になりますね。
患部を清潔にしてワセリン塗って保護してるので、これ以上発疹が増える気配はなさそうですが。
食生活でもアルコール・チョコレート・辛いものを取ると発疹を助長する原因になるようなので飲食を控えてます。
添付のお写真見ました。乾燥しないようにワセリンを塗られているのはよいと思います。乾燥すると、外部の刺激に反応しやすくなります。
私の結節(ポッコリ膨らむ)になった部分は、3年たった今でもうっすら残っていて、なかなか完全には消えてくれません。
万が一とびひ(じゅくじゅくする)になってしまった場合には抗生物質が有効です。ラオウ様、どうぞお大事になさってくださいね。一日も早い完治をお祈りいたします。
全身の湿疹で、ステロイド軟膏があまり効かず新薬のデュピクセントという注射を打ち始めました。その際自分の湿疹の原因は何なんだろう?と調べた結果このページにたどり着きました。元々の原因がブヨである点やその後の経過や症状が全く同じで驚きました。
デュピクセントは初めてまだ2回目ですが新しい湿疹の発生が押さえられているような感じがしてます。問題は一回2万円という注射を隔週で受けないといけないので医療費の負担が大きいこと。最近は免疫系に作用する薬が開発されていて、塗り薬も出来ているようです。安くて良い薬ができるといいのですが、、、
記事に中に、「顔にはできなかった」と書きました。同じ症状の友人も、「顔にはできないんですよね」とおしゃっていたので、なぜなのか考えてみたんですが、女性なので、入浴後に必ず顔には保湿用のクリームを塗っていたのです。ですから、症状が落ち着いても、全身の保湿はした方がいいと思います。面倒とは思いますが、いったん落ち着いても、忘れたころにまたかゆみと発疹がやってくることがあるので、必ず全身にクリーム塗ってみてください。(クリームは普通に薬局で売っているクリームでした)あくまで落ち着いてからの予防ですが・・。
新しいお薬も出ているのですね。ほんとに、安くてよい薬が出来ると良いですね。
どうぞお大事になさってください。