アポロと夕方散歩をしておりましたら、
前方から車イスを使って歩いてくるコーギーちゃんと遭遇。
ご存じの方も多いと思いますが、犬の場合の車イスというのは、
例えば後ろ足が動かなくなったワンコには、
後ろ足の動きを車輪で補助するといった形の器具です。
こんな感じ。
↓
老犬のリハビリや足腰の弱った犬にぴったりの犬用車椅子。
そのコーギーちゃんの飼い主さんに話を聞くと、
その子は老犬で後ろ足が動かなくなってるので、
車イスを使い始めたということでした。
車イスを使う前は、ウチのアポロと同じように、
腰を介助用ハーネスで吊って散歩させていたとか…。
と、そこへ、
ラブラドールを連れたワン友さんが通りかかったので挨拶する私とアポロ。
するとコーギーの飼い主さんがひと言…、
「この車イス、この人に作ってもらったんです」
えええーーーーーっ!
これ手作りだったんですか~~~っ!
よく見ると確かに手作り感が…!
でもすっごく良く出来てます。
↑これが手作りの犬用車イス!
「やあアポロ~、どうだ調子は?」
といつものように気軽に声をかけてくれるラブラドールの飼い主さん。
車イスのことを訊いてみると、
別に車イス作りを仕事としてやってる訳じゃなく、
そのコーギーちゃんのために作ってあげたくなって、
見よう見まねで素人なりに作ってみたということでした。
「うん。作ってみたら意外とうまく出来たんだよね♪」
って、
ええ~、それにしてはよく出来てます!
もう職人技です!
コーギーちゃんの飼い主さんもこの車イスには大満足されてるようで、
今ではこの車イスを使ってコーギーちゃんは他のワンコと走り回るようになったと、
大変感謝をされていました。
「いや~、アポロが最初ヘルニアになった時、実は作ってあげようかな~なんて考えてたんだよ」
と、ラブの飼い主さん。
ええっ、アポロのことそんな風に気にかけてくれてたなんて初めて知りました!
ちょっと感動して目がうるうるしてきてしまう私…。
「ちょっとアポロ、これに乗ってごらん。コーギー用だけどサイズが大体わかるかも」
と、ラブの飼い主さんがいうので、
そのコーギーちゃんから車イスを外してもらい、アポロをIN!
「うん、なるほどねなるほどね。高さはもう少し低くして、脇はこれくらい余裕があってもいいかな…」
などとサイズを測り始めるラブの飼い主さん。
「もしかしたら4月くらいに仕事が暇になったら作れるかも」
と、おっしゃってくれました。
いやいやいや、そんな滅相もない、アポロのためにそんな…!
ひたすら恐縮する私。
それにまだアポロは後ろ足動きますしね…。
そんな事を思いながらも、
車イスだったらアポロを走らせてあげることもできるかな…?
なんてことことを考え、
アポロが車イスを使いながら楽しそうに走ってる姿を想像して、
またうるうるしてしまった私…。
犬の飼い主さんって、こういう優しい人が多いんですよね…。
犬のためなら、よそのワンコだろうが、
自分が持ってる知識も労力も
惜しまなく分け与えてくれるとこがあるんですよ…。
まあ実際に車イスをお願いするかは別にして、
その気持ちに胸が熱くなり感謝の気持ちでいっぱいになってしまった
アポロパパなのでありました。
●新しく「ヘルニア」のカテゴリーを作りました。
今までのヘルニアの記事をまとめて読むことができます。→ 「ヘルニア」
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