名古屋喫茶旅行の中でも、けっこう印象に残っている喫茶店。
実はここに訪れる前に、あらかじめ喫茶計画リストに入れていた、そう遠くない場所にある「れんげ」という喫茶店を訪問しようと思っていたのだが、いざ、住所通りの場所に行くと、確かにストリートビューで見た、建物がない!(涙)
れんげという店名と淡い紫色のテントに惹かれていたため、かなり引きずったまま南洋に。しかし、これまた素敵な喫茶店だったのだ。
本当に喫茶店に訪問できることは奇跡。
だって、この南洋だって、訪問から半年後には、もうまもなく新築住宅が完成しようとしているのだから。そんなことこの時は思いもしなかった。
ママさんと先にいらした常連さん、そして猫ちゃんが迎えてくれて、温かい喫茶店だった。
だが1年ほど前にGoogleマップで見てみたところ、もうまもなく新しい住宅が建とうとしていた。猫ちゃんはママさんと同じくらいの歳だとおっしゃっていたけど、ママさんも猫ちゃんも元気だろうか。

2回ほど、オーナーは変わっておりママさんは3代目オーナーだが、1人目の時からずっと店名は「南洋」なんだそう。
なんか惹かれる店名だな、これは。
創業から40数年で、建物自体は、1人目の方が「喫茶南洋」を開業されるより前からあるそうだ。


チェアとテントはずっと昔のままだそう。





このストライプ模様のカウンターのデザイン、開業当時のみならず、今でも「オシャレなデザイン」で通用するなぁ。



よくみたらタイル! タイル!! タイル!!!がある!!!!!!

渋いこぢんまりとした喫茶店のドアのレースカーテンが好きなんだが、わかってくれる方いる…?

PusH 大文字と小文字の融合フォントがたまらない。



昔からずっとこのままのテント。
コカ・コーラの看板が外れてしまっていたのが悔しい…


マッチを伺うと、
カウンターの上部に吊るされているカゴにあるからもっていって!とママさん。
あまりにもかわいくて、家に帰ってマッチを見せると、父は1番気に入っていた。


2021年12月27日訪問
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