ちょこの昭和探索

Twitterで「ちょこの純喫茶巡り」をしていた者です。
✨自己紹介✨の記事を読んでくださると嬉しいです🙇‍♀️

327 喫茶光線 神戸●兵庫

2024-11-24 18:10:07 | 🍭兵庫県の喫茶店
おそらく神戸の喫茶店巡りをした者、これから巡ろうと計画を立てている者のリストの中には必ず入っているであろう、ミナエンタウン内の喫茶光線。

私も事前にインターネットで外観、内装、マッチの画像を全て閲覧済みだったので、そこまで入店に緊張はしなかった。
しかし、いざ着席してみるとやはり、実際に入店してみて初めてわかる、モダンスペーシーな空間にやられた。

これぞ喫茶店巡りの醍醐味。他人の写真を見ても、自分でいかなきゃ。何も得られるものはないのよ。

ママさんからお聞きした素敵なお話。
マスターとママさんは同級生同士でご結婚されたそうで…。(中学か高校だったかな…?)同級生同士の結婚って憧れるわぁ…。

社会に出て会社とか、それこそ合コン(!?)だったりとあらゆる出会いの場でであった人と結婚するのも十分素晴らしく素敵なことだと思うけど、やっぱり同級生同士の結婚に勝るものはない、と思ってしまう。

昭和46年26歳の時に創業。内装すべてずーーーっとそのままだそう。
キクチのいえろうにつづき、オレンジ色のアンブレラ照明にキュン。

いい意味でかなり凹んでいる年季の入ったグレーのチェアからは、一体何千人の客がここに座ったのだろう…と想像が膨らむのだ。

トイレは各フロア共用。つまり各店舗にトイレはありません。(少なくとも喫茶光線内にはありませんでした)



お気に入りの1枚。



LINEのアイコンにしていた時期がありました、オレンジ色のアンブレラ照明に負けず劣らずの照明。こっちは少しアダルトで好き。




光線の書体、サイコーすぎません???

おそらく少し屈まないと、オレンジアンブレラがきれいに映らない…
下手な写真でスミマセンー!

拡大したら蛍光のイエロウが入ってなんだかいい感じになった🎶


この光線のブログとは別に「ミナエンタウン内」の記事も今後出しますのでお楽しみに〜(待ってくれてる人なんているのかね…)

2022年4月2日訪問
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326 珈琲の店キクチ 兵庫●神戸

2024-11-22 22:10:40 | 🍭兵庫県の喫茶店
創業から55、6年とかなり歴史の長い喫茶店である。

喫茶コーナーのとなりは焙煎室。90歳のマスターが現役でコーヒーを焙煎されている。

退店前にわたしとマスター、ママさんのスリーショットをお願いしたのだが、何度見返してもお二人ともお若い。(ちなみにママさんも90近いのだが、すごく綺麗で品のある方)

やはりお二人の若さと品の良さが、お店にもあらわれている。
まず、店内はとても清潔に保たれており、うつくしい。
チェアやシャンデリヤなど創業当時のままにも関わらず、だ。
そのおかげで居心地も大変良いすばらしい喫茶店だ。

やはり店主の性格や品の良さは、店内のきれいさや居心地のよさにあらわれるのだと再認識した。

シャンデリヤはもちろん美しいのだが、いくつかのいえろうの照明がそれ以上にわたしの心を掴んだ。







いいねぇ〜






ほんとうにきれいに保たれているなぁ…と感心感心…。




お気に入りの写真。ここでスリーショットをお願いした。


え?絵が変わっているって???マスターが取り替えてくれたのだよ…。(少し取り替えている際心配だったけど、無事だった)
まだまだお元気とはいえ90歳。無理はなさらないでください〜(涙目)

取っ手がすき。

ほとんど照明を褒めてばかりいたけど、扉もかなり好き。
レースカーテンでかわいさがUPしているし、そこに「喫茶」ではなく「珈琲の店」て最高でしょ…。
※なお私はアイスティーを注文しましたので珈琲のお味は分かりかねますが、母は美味しいと言ってました。そりゃ美味しいだろうよ…。

ちなみに19歳の私、まだ珈琲の味がよく分かりません(泣笑)まだまだ子どもですわ…。




謎めいた、でもモダンなデザインのマッチ。おそらく残り少ないとおっしゃっていた気がします…。
あと今後写真を載せる予定ではありますが、ショップカードもいただきました。

ほんとうにマスター、ママお元気で…。神戸に行く機会があればまた。と思っているうちに2年半ほど経っておりました…。

2022年4月2日訪問

















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325 パーラーアットホーム 兵庫⚫︎神戸

2024-11-12 20:40:56 | 🍭兵庫県の喫茶店
パーラーという響きがきもちいい。そこに惹かれて。
よくよく考えてみれば、神戸で「パーラー」表記の喫茶店はパッと思い浮かばなかった。ここくらいかな…?

創業されて37年と特別古いわけではないけれど、先に述べたように「パーラー」表記だから入店したというのが大きい。

お店はママさんお一人で切り盛り。
店主がお一人の喫茶店では、昔話によく花が咲く。
1日に200人来たことも…。内装には900万円近くかかったとか…(ハァァ…ビックリ)

2回ほど改装されているが、チェアは37年前のままだそう。シンプルだけどモダン。

あの…このお家の形のシュガーポット見たことあります?みなさん?(圧)
わたし初めて見ましたよ…これだから喫茶店巡りはやめられない。
シュガーポットひとつでこんなにも心が躍ってしまうわたしだから。













マッチ、あったらかわいかったんだろうなぁ…
パーラー。



帰りに「お姉さん!」と後ろで叫ぶ声が、ぱっとすぐに振り向いたのはわたしだけではない(笑)母も振り向きました(笑)

なんと食パンを持って帰って!とわざわざ追いかけてくださったママさん。
美味しくいただきました。

2022年4月2日訪問
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324 Coffeeハロー 兵庫⚫︎神戸

2024-11-10 17:41:01 | 🍭兵庫県の喫茶店
創業して50年のハローにやってきた。

ここにくる前に、あらゆるブログで拝見してずーっと気になっていた白鳥喫茶店を見に行ったのだが、解体されており、少し気分が落ち込んでいた。また、以前投稿した、姫路の「茶房山」の廃業をまだ引きずっていた。

そんな落ち込んでいた気分を忘れさせてくれる愉快な喫茶店のマスターに出会えた。
訪問時77歳であと3年でやめるとかおっっしゃっていたけど、再訪したいので、健康な限りはまだまだ営業されてほしい。
はちみつ色のシュガーポット。




マスターは絵を描くのがお好きだそう。


アールがすてき。


テントも看板もマスターがデザインされたそう。
あちゃー…この看板にやられた…
「神戸No.1サンドウィッチ」と謳う看板。

いやぁ…、でもほんとうにその通りだった。
テーブルに置かれたサンドイッチを見た瞬間「結構ボリュームあるなぁ」と思ったのだが、一口いただくと、美味しすぎて、いつの間にか完食していたわたしたち。

そんなサンドイッチをつくったマスターは、東京で毎日蹴り飛ばされながら修行をしたもんだ、と回想していたのだった。

マスターが写っていない外観写真はありません(笑)
というのも、確か、マスターがお見送りしてくださって、その際に「マスターの写真も撮ってもいいですか?」と聞いたら「いやぁもうそんな」と謙遜され、お店に戻るのかと思いきや、こちらを向いてくださった(笑)

どうやら照れ隠しだったらしく(笑)、4枚目でしっかり決めてくださいました。
マスター、ありがとうございますー!(歓喜)
(順番は左右左右)


お店のお話を伺いながら、マスターが真剣にショップカードに書いてくださった文字は「気」
受験を終えて、喫茶店でいただいたマッチやショップカード、箸袋等を整理していて、このカードを見返した時、グッとくるものがありました。


入店するやいなや、お冷とショップカードをさっと置かれたものだから、マッチはもうないのかと思っていたので、いただけてよかった。

神戸を、サンドイッチを愛するマスター、お元気で。

2022年4月2日訪問








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喫茶グリーン 大阪⚫︎大阪 《閉業》   《《《浄化。》》》

2024-11-10 14:51:37 | 廃業喫茶店
時系列投稿を崩してしまうことになるが、早く浄化したいので(大泣)


まずブログ内お叫びタイム(笑) (どうかみなさんお付き合いください…)

あぁぁあああああああああああああああああああああああああああああぁあ!!!
もういややぁああああああぁああああああぁあああああ!!!
喫茶店巡りもうやめようかなぁぁああぁあ…(大泣)
やめたいようぅ…つらい………泣


お叫びタイムにお付き合いくださりありがとうございます(泣笑)
本題に入ります…。

昨日喫茶店巡りをしたのだが、3、4年ほど前から閉店していることは承知した上で、どうにかママさんとコンタクトをとって、お店の歴史を伺って、内装を見せていただこうと画策していたのだが、失敗に終わってしまったぁあああ…。



まずね、13時半ごろにお店の前を通ると、案の定シャッターは閉まっていた。

ここでずっと待機するわけには当然いかないので、一旦スーパーサンエー内にあるずっと行きたかったフルーツパーラー川道屋へ。


その後川道屋を出て、滋賀から来ているのでこのままでは諦めきれず、16時半すこし前、再度お店の前を通った。すると、






       ……………………!!!半シャッター!!!!!!!!!!(大歓喜)
一旦通り過ぎると同時に、突発的にそれも久しぶりに母に電話をかけた。
わたし 「もしもし!グリーン開いてる!」
母 「うそ!…行きよ!」



しかし、元ママさんらしき方ときれいなお姉さんがシャッター内の入り口付近で仲睦まじそうに話されている。
そこに直撃するわけにはいかず、お姉さんが去るまでは、そばにある電柱に隠れて様子見。

お姉さんが去る際、ママさんもシャッター内から出てきて、お見送りをされていた。


その瞬間わたし、今しかない!と、猛ダッシュ…!!!



わたし 「あの…!突然すみません!!!」
(……….いろいろ自己紹介的なもの云々)


元ママ 「もうやってないのよ…(中を見せて欲しいということに関して)もう中はぐちゃぐちゃやからね…きれいな時やったらいいんやけど…ごめんね…」

わたし (最後の勇気を振り絞って震えながら超小声で)「…ダメですか…?」

元ママ 「…うん、ごめんなさい……ざんねんでした」



私が去った瞬間、シャッターの閉まる音が。警戒されたのは間違いない。
…..私の方がおこがましいことは十二分に理解しているけれど、やっぱり悔しい…
涙が出そうだったけどグッと堪えた。


   ……….終了。終わってしまった。わたしの約4年間のグリーンへの想いは。





ここで私は大きなミスを犯していた。

ひとつ目は、お店の創業年を聞きそびれたこと。緊張していたのと、内装を見た意欲が上回ってしまって(おこがましい)…。
昭和40年代の開業と推測。

マッチの有無まで聞くのはおこがましすぎて、不可能だった。

ただ唯一、半シャッターの状態で会話をしたので、チラリと内装が見えたのは、ラッキーだったのかもしれない。
ナナキさんのブログで見た、あの特徴的な形のターコイズブルーのチェアは、たしかにそのまま残っていた。



(3枚は全て13時半ごろに通った際に撮影)

さようなら。グリーン。

2024年11月9日撮影
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