小さな子どもだけを家に放置することを『留守番』と呼ぶことが、
置き去りにされた子どもが犠牲になる事故が
なくならない原因の一つだと思う。
昔は留守番の子どもたちを見守る近所の目があったはず。
今はそれがなくなっているのに、留守番ということばと
子どもを家に置き去りにする行為だけが残ってしまった。
ちなみにこの事故に関しての読売新聞の記事では、「留守番」という言葉は使っていなかった。 . . . 本文を読む
今日の読売新聞夕刊の「よみうり寸評」は宮崎勤死刑囚の刑の執行について。 20年前の彼の事件以降、神戸の連続児童殺傷から先日の秋葉原まで、人間関係がうまく築けない人々による殺人事件が続いていると述べている。 . . . 本文を読む
読売新聞月曜夕刊「ネイチャー」面のコラム『コンパス』の内容は先週も触れたが、今週もなかなかいいことが書かれている。 一般的にはあまり理解されていないのに、ニュースではしばしば取り上げられる≪生物多様性≫の重要さについて、説明されていた。外来動植物を人間の都合で移入してはいけないとか、動植物の地域的な個体差は大切にしなければいけないなどと報道されることがあるが、生物の多様性が重要であるという基本的な . . . 本文を読む
異論があるのは判っているつもりですが、野生生物への人間の関与に対する私の考え。
反感を感じていやな気分だけを残してしまうのは避けたいので、そういう方は読まないほうが良いと思います。 共感できなかったら反論するという方は読んでみてください。 . . . 本文を読む
会社の最寄り駅の前でもイルミネーション。
携帯で撮ったので見た目以上に寂しい感じになってしまった。
大気中の二酸化炭素濃度が年々増えて、
おそらくその影響で地球に変化が現れて、
その変化の一つとして、今年の夏は北極海の氷が
これまでにないくらいとけてしまった、
と報道されているのに、
相変わらず、冬はライトアップとイルミネーションの季節。
今年のイルミネーションは発光ダイオードを使っていて、
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駅前に好き勝手に車を停めて、バスやタクシーの通行を
邪魔している送り迎えの人々。
途中駅からの始発電車に乗り換えて、座って通勤しようとする人々のせいで、
ドアの近くだけが混雑している電車。
まるで停止線など無いかのように、歩道を横切って一時停止して、
自転車や歩行者に迂回を強いる車。
いきなりブレーキをかけてしばらくしてから、
1~2回だけウィンカーを点滅させて曲がっていく車。
左折では外 . . . 本文を読む
かなり昔からプロ野球にはあまり興味はないのだが、
ウチに帰ると次男が日本シリーズを見ていた。
7回表までパーフェクト、点差は1点。
日本一が完全試合で決まるかもしれないということで、
思わず試合の成り行きに注目してしまった。
8回表も3人で抑えて、9回、、、
ピッチャーがどんな心境で投げるのか、
ボールが飛んできた野手の気持ちは?
と、子供たちと話をしていたところで、ピッチャー交代。
今年もほと . . . 本文を読む
NHKの21時のニュースで、町工場で開発中のロケットが紹介されていた。 個人で拳銃を作ったり、日本刀を所持したりすることに対しては取り締まる法律があるのに、ミサイルとして使用可能なロケットが町工場で作られていることを無視するこの国の安全って何? すでにこのロケットは音速近くで飛ぶ能力があるという。
武器として使える可能性に全く触れずに報道するNHK。 このニュースのすぐあとにアルカイダのテロに関わ . . . 本文を読む
6/24(日)の読売新聞くらし面に「釣り具もエコで」と題した記事が掲載されている。 釣りで使うオモリからの鉛の溶け出しや、切れて放置されたルアーや釣り糸による生物への被害を示した上で、鉛を含まないオモリ、生分解性のプラスチックを使ったルアーや釣り糸が商品化されていることを紹介している。
こういった動きがあることは非常に良いことだと思うが、記事中で紹介されている日本釣用品工業会事務局長のコメントが . . . 本文を読む
日本でも新聞などで大きく報道されているが、6月19日付けのNYTでも中国製の「きかんしゃトーマス」の玩具に鉛を含む塗料が使われていた問題が取り上げられていた。
この事件で気になるのは次の点。
・公的機関でのチェックが不十分なため、玩具の安全性はメーカー、販売業者の自主的な検査に委ねられているということ。
・今回の事件が、大手ブランドの正規品で発覚したこと。
アメリカで売られている玩具の7割から8 . . . 本文を読む
「名もない草も実をつける いのちいっぱいの花を......」
失礼な言い方だ。 名前がないわけではなく、書いた人がその植物の名前を知らないだけなのに。 対象を見下したような、使い古された言い回しにはどうもなじめない。
人やモノに興味を持つと、まずその人やモノの名前を知りたくなるのは、人として普通の感情だろう。
草や木、鳥、キノコ、蝶、クモやケムシ、空に浮かぶ雲、「これ何?」と尋ねると即座に名前 . . . 本文を読む
ちょっと古い話だが3月の中ごろに、医師に処方された睡眠薬が原因で、眠ったまま電話をかけたり、料理をしたり、車を運転したりする場合があるということがNew York TimesやNBCで報道されていた。 最近、テレビで睡眠薬のCMが流れているが、日本の市販薬は大丈夫なのだろうか?
まあ、ドイツワールドカップでの日本代表の無様な負け方に気が高ぶって、朝まで熟睡できなかった夜以来、眠れない夜を知らない . . . 本文を読む
夕食後にぼんやりとテレビを見ていたら、「おはようからおやすみまで くらしに夢をひろげる」企業のCMが2つ続けて流れていた。
一つはイソプロピルメチルフェノールという殺菌成分が含まれていることを売りにしているハンドソープ。 もう一つは殺虫剤成分を含まずに、おそらく気化熱で虫を-40℃にして殺してしまうというスプレー殺虫剤。
一つずつ別々に見せられたらあまり違和感は感じないが、2つ続けて流されるとちょ . . . 本文を読む
5/22付けのThe New York Timesで、ジエチレングリコールが混入している中国製の歯磨き粉についての記事があった。
ドミニカ、パナマ、オーストラリアで問題の歯磨き粉が見つかっており、中国当局が調査を開始したということだが、製造者は健康を害するものを製造、輸出している認識が全くないらしい。 中国ではジエチレングリコールの危険性を認識せずに、歯磨き粉に混ぜることが普通に行われていたらしい . . . 本文を読む