去年の11月のお話です。
ここからまた去年の記事も徐々にアップしていこうと思います。
里子を預かっている期間中に、里親に対する支援でレスパイトケアというものがあります。
Jr.君の時にはなかったので、モカちゃんの委託開始の時の説明に???と思ってたら多分H18年4月に交付されたものらしく、「里親の一時的な休息のための援助事業」ということでまとめられているそう。
年7日以内で、里親が児童相談所に申請し、児相が仲介をして、乳児院や他の里親を活用して、子供を預かってくれるものです。
当初は、へー、そんな制度ができたのねー、すごいなぁって感心していたのですが、モカちゃん来てから一気にかふぇオットの仕事が急激に増え、土日もほとんど会社に行くという状況で、気軽にちょっと見ててねという状況があまりない中、だんだん煮詰まってきた私は10月はじめに児相に思い切って相談しました。
平日はもうオットがいないのはあきらめている状況なのですが、土日も全部私という状況になってきて、
Jr.君に対してもだし、モカちゃんに対してもかなり鬱々とした気持ちが蓄積されてきててやばいって思ったから。
とにかく、土日に子供達といると本当にがつのってきて自分でも悲惨な顔してるなーって鏡見るたびに思ってました。
子育ての悩みは全然ないのだけど、とにかく全部自分一人でやってるってことへの腹立たしさがふつふつとわいてたんです。
運動会の後も夜から会社行ってましたから。>かふぇオット
で、11月1日から3日の祝日にかけてモカちゃん預けてJr.君との二人旅行を計画。
児相に相談したら、快く承諾してくれました。
事前に預け先の里親さんに家に来ていただいて、モカちゃんと対面してもらって細かい1日のスケジュールや、食べ物に関しての申し送りをしました。
預かってくださるのは地域の里親会の会長さん宅。
これほど心強い方はおられません
以前里親研修の時にも少しお会いしていて、とても気さくな良い印象をうけていて、一度ゆっくり
お話をしたいなぁと思っていたのでした。
11月1日の午前中にモカちゃんを里親さん宅にモカちゃんを預けに行きました。
幼稚園を休みたくなかったので、昼食前にそのまま幼稚園へピックアップ、一旦家に戻ってから支度をして電車に飛び乗り、
京都駅から新幹線へ
東京駅についてそのままスカイバス(二階建ての東京観光バス♪)に飛び乗り、東京観光
(なんか飛び乗ってばっかり)
お台場のホテル泊
11月2日 有明の全日本テニス選手権予選に出る私のコーチの応援に行き、その後お台場で遊んで、横浜の友人の家へ。
友人宅でめいっぱい遊んでもらって就寝。
11月3日 今回の旅の目的のジブリの森美術館へ
朝一の10時予約で入って、15時まで遊びたおしました。
東京駅で新幹線グッズをしこたま買い込んで、16時過ぎの新幹線で帰阪。
移動で電車に乗りまくり、いろんな電車や特急を見て、大喜びだったJr.くんでした。
祝日なのにやはり会社に行っていたかふぇオットに夕方モカちゃんを迎えに行ってもらっていて、そのまま
最寄の駅で私達をピックアップしてもらって帰宅。
一連の旅行で、普段色々我慢してもらってたJr.君にモカちゃん来てから、Jr.君に悪いことしてるなーって
思っていた私も思いっきりJr.君を甘えさせてあげて、自分の気分がかなりすっきりしました
もちろんモカちゃんは私と家と離れて寂しい思いをさせたけど、次の日からまた私もとても新鮮な気持ちで
接することができるようになって本当に良かったと思います。
ただ、ある人から”モカちゃんを連れて行くのは無理なのか。モカちゃんが可愛そうだ”的なメールをもらって本当に気持ちがブルーになりました。
確かにまだ委託中ということもあって、できればモカちゃんと離れるのは好ましくないことだとは思いますが、
そこで親も家族も我慢して、私がモカちゃんに対してもJr.くんに対してもイライラをぶつけている状況というのはどうなんだろうか?と疑問に思いました。
実子でもそうだと思いますが、日本ってどうして親が息抜きをするために子供を預けることにこうまで否定的なんだろうと思いました。
今回は委託中というのが大きな理由だったとしても。
自分を正当化するつもりはないですが、子どもがたとえば1日親と離れてもちろん寂しい気持ちを味わうのと同時に、優しく面倒みてくれる人に接してその環境をその子なりに楽しむ時間があるなら、子どもの経験値という点では決してマイナスなだけではないと思います。
その後にもちろん親のところに帰ってきて充分に安心して甘えることができるなら、むしろとても良いことだと思うのだけれど。
いや、児相の方達は私の状況を理解してくれた上で、しかもレスパイトケアはその為の制度なので、とも言ってくださいましたが。
話は脱線しますが、子育てに関して思うこと。
子供を誰かに預けてコンサートに行ったり、映画を観にいったりネイルをしに行ったら子供はそんなにも不幸なんでしょうかね。
その親は子育てを放棄してることになるんでしょうか。
もちろん限度はありますよ。
限度。
1週間預けっぱなし、ママ帰ってこない、なんかは論外。
あくまで常識の範囲です。
とにかくなんとか普段のイライラを解消したいとがんばって旅行計画を立ててる時にこの指摘は本当につらかったです。
これで旅行を断念してたら、精神的にかなりやばかったです。
委託中の里子を預けるのがかわいそうでXなんだったらレスパイトケアの制度は絵に描いた餅。
なんだかそんな風に感じました。
まぁ、Jr.君一人の時はここまで追い詰められませんでしたが、モカちゃん来てから突っ走ってきてようやく5ヶ月。
すみません、かなりブルーになったものですから、楽しかった話よりも愚痴の方が多くなっちゃいましたね。
子育てに関しては主観は様々だと思います。
やっぱり子供は親と常にいるべきだと思ってる方もいらっしゃると思いますし。
もしモカちゃんが私と少しでも離れたら死ぬほど泣くとかいうママっ子だったら今回の話も無理な話で。
これはひとえにモカちゃんの人懐こさのお陰です。
そして実家があればこの制度も使わなかったと思います。
オットが土日のどちらかでも家にいてくれたら使わなかったと思います。
Jr.君ともかなり大人な会話ができるようになり、彼の知識欲をたくさん満たしてあげることができました。
実際、旅行後で幼稚園の先生からも旅行行ってからまたぐっと成長されましたね、と言われました。
これを記事にするかどうか迷いましたが、子育てを一人で抱えている母親が本当に多いなと感じることが
多々あったので、アップしてみました。
自治体が行っている子育て支援も本当は利用したいけれど、病気や介護ではない理由で預けるのはやっぱり気が引ける…という人が多いなぁ~って。
そうそう、次の日丸1日壮絶なイヤイヤ&わがままをやり倒してたモカちゃん。
あれ、これをきっかけにイヤイヤ期突入かなと思ってたら2日目から普通に戻りました。
こちらも余裕でこのイヤイヤ対応できたし、モカちゃんも気が済んだのかなぁ~。
なんだかとりとめのない記事になりました。
すみません。