おはようございます。
相変わらず早寝早起きの生活は続いています。
Jr.クンが小3になり、宿題も増えてきたし、やることいっぱいで、さすがに19時半就寝が
厳しくなってきていますが、それでもモカちゃんもいるので、20時~20時半就寝をキープしています。
そして私は2時から3時の間に起床。
私かふぇの養子縁組の友人達の子ども達もみんな大きくなってきて、小2で習う
「いのちの授業」に向き合う時期に差し掛かってきています。
そんな友人の近況から、あ、あの記事はブログにアップしてなかった、
と気づいたのでアップしておこうと思います。
養子縁組で育て始めて、親となった私達が直面する最初のステップが「真実告知」。
その次に訪れるステップ「いのちの授業」。かなぁと。
大体の小学校において生活科や道徳科などの教科で習うようです。
某SNSの方でまとめておいた記事で、今年の1月(Jr.君が小学2年生・3学期)の時のお話です。
これから小学校2年生になるお子様をもたれている親御さんの参考になればと思います。
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やってきました小2の授業。
道徳や生活の時間にあるよとなんとなーく聞いていた”生まれた時のことを調べる”授業。
うちでは生活科の授業で「みんな大きくなったよね」というものみたいです。
プリントではこういうお知らせでした。
「生まれてから現在までの成長の様子や家の人の思いや願いなどの
聞き取りを手がかりにまとめ、発表します。
記入プリントを持ち帰りましたら生まれた時から順にそのときの様子や思い、
心に残るエピソードなどを話してください。
また、写真やビデオなど参考になるものがあれば、見せながら話をしてあげてください。
(記入はお家の人ではなく子ども達にかかせてください)ご協力をお願いします」とのことでした。
2年生あがった時から担任の先生にこの課題が出る前に教えてください。とお願いしておいたら
1月早々に先生から連絡があって、是非お話がしたいので来てもらってもよいですか?と。
おととい行ってきました~。
念のためと思って、Jr.君を引き取るときに頂いた大きなアルバムも持参で。
私は自分の出生を調べることで命の大切さを学ぶものだと思っていましたが、
説明してくれはったテーマとしては「自分が生まれてから今までのたくさんのよかったことを知る」
だそうです。
雛形のプリントに子ども自身が親にヒアリングをして書き込むように項目がありました。
①生まれた日やその時のようす
②体重や時間
③名前の由来 ・誰がつけてくれたのか ・それを聞いてどう思ったか
④今までにできるようになったこと 0~6ヶ月 6ヶ月から1歳 2歳と区切られている項目
⑤生まれた時につかっていたもの 写真や絵であらわす
⑥……以下まだまだ続く
B4サイズで5枚くらいあって結構量ありました。
びっくりしたのは私との話合いでこの雛形を再編集していただけることになっていて、
すでに学年全体としてOKをとっているとのことでした。
話し合った結果、(担任の先生からの提案もいっぱいもらいました)
・生まれた時のようすは省く
・できるようになったことは、0歳から6ヶ月とかで区切るのではなく、できるようになって親が
うれしかったこと、びっくりしたこと、感情を大きく5つくらい書いてもらうことにする。
などなど、質問の形を変えたり、時期を限定しないなどの親や子ども、
その家庭にとって自由度満載の形になりました。
名前の由来についてはかふぇ家が考えたものではないですが、Jr.君の名前は
本当に良い名前だと思っているので由来やその気持ちは代弁することにしました。
サンプルが出来上がったらまた見せていただいて再度やりとりすることになりました。
今まで先輩里親さんの経験談やエピソードを色々聞いてきて、どうやってやり過ごそうかと
思っていたのですが、ここまで対応してもらったら全然大丈夫ですね。
今回担任の先生や学年主任の先生、補助の先生と集まってくださり、Jr.くんのアルバムも見てもらって
とても和やか~に終わりました。
子ども達がこの学習をすることで、自分って思ってるよりすごいんだ、しっかり大きくなってるんだ、
自分だけで大きくなってるんじゃないんだということに気づいてもらうためのもので、
決して人と違うことを競ったり比べたりするものではないのです、と説明を受けました。
補助の先生からは「Jr.君はこういうの大好きだから、すごくはりきって取り組んでる姿が
今から目に浮かびます。 今までの生活の中で神様の家のことやお母さんが大好きで、
自分がそのことをとても
肯定的に捉えている証拠ですよね。」と言ってくれはりました。
プリントを作りなおしてくれはると聞いて”そこまでしていただけるとは思ってませんでした”と言うと
”そんなの当たり前ですよ~。実は色々アイデアが出ていて~”と担任の先生。
目頭が熱くなってしまったのは当たり前…
今まで先輩里親さんたちが苦労されてきた話をすると、様々な家庭がある中で決して
みんなと違うことを際立たせるようなことがあってはならないし、その趣旨の学習ではないので、
今はもっと改善されてるのではないか、とのこと。
この発表をすることで、子ども自身やその家族が傷ついたり、マイナスな要素が働いてしまうのは
絶対に間違っているとまでおっしゃってました。
うーん、本当に学校や先生によるよなぁ~と思ってしまいました。
情報不足でよくわからないけれど、テーマが今回の通りであるなら、本当に雛形通りでなくてもいいよね
、と思いました。
2月初旬からこの学びはスタートするみたいです。
Jr.君がどんな風に持ちかけてくるか今から楽しみです。
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この後の続きはさぼって書いていなかったので、またこちらで思い出しながら書きたいと思います。
私達の不安をよそに、Jr.クンはあっけらかんとこの授業をクリアし、”生まれた時レポート”はまた
これは真面目に書いたのか と突っ込みたくなる内容でした。
それでも、私達家族やお母さん(私)のことが大好きだという意図は読み取れたので
まぁ、いいか、という結果に…。
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永久保存版ですね。
それにしても先生方の対応が素晴らしいです!
確かに今、いろんな家族の形がありますから
養子・実子関係なく雛形通りに書けない子もいますものね。
「みんな大きくなったよね」
っていうテーマもとてもわかりやすくていいと思います。
この授業が子どもたちにとって
有意義なものになるといいですね
先生方も本当にこちらの予想以上に真剣に考えてくださっていて、
とてもありがたい気持ちでいっぱいでした。
多面性、多様性を広く捉えた教育のあり方、って
よく言われますが、こういう対応もその一つなんだなと
思いました。
養子縁組家族だけでなく、ステップファミリーやシングルファミリー
の子ども達にも”自分は愛されてこの世に存在している”と
強く思える授業になったら本当に良い授業になりますよね。