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聴刻堂日乗

ボールのようなことば

「ボールのようなことば。」を読んだ。
裏表紙には次のような紹介がある。

「『若い世代に、糸井重里の言葉を届けたい』。
 そんな動機から編まれた、糸井重里のことば
 の結晶。」

糸井重里氏は「おいしい生活」で一世を風靡
したコピーライター。けれど当時から自分には
何が良いのか解らない印象だった。

今回の本を読んでも印象は変わらず。
どれを読んでも、殆ど響かない。
波長が合わないのは読む側の問題やろな。

本の中で一番気に入った言葉はこれ。

「アイディアって、
 生まれたときに小爆発が起こって、
 実行されたときに爆発する。
 そして、伝わるときに大爆発するんだ。」

アイデアは実現されてナンボ、には賛成。
爆発は大きけりゃええと思わへんけど。

「ボールのようなことば。」
タイトル通りの本やった。
だってストライクとちゃうかってんもん。

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