このごろ50歳すぎのおばちゃん行儀が悪い人が目立つ。

だけど60歳過ぎは私たちの年代は地域の大人が地域の子どもをみんなで見てきたので私は日本人の年配者から聞いた言葉が残っている。
「そんなことしたらみっともないで」「それははしたない」という言葉を使って私の向かい側に住んでいたお金持ちの日本人のおばちゃんはどの子どもにもそういってしていいことと、いけないこと物の善悪を教えてくれた。
だからこんなことは人が嫌がると考えると電車の中の化粧ははしたないと思うからしない。身だしなみは人にわからないようにするものと教えられた。

今日、12時40分ごろ近鉄奈良駅から難波行き急行にのった。縦並べの座席で私はドアの近くの1番前に座った。後ろの座席に1人が座っていた。
そして新大宮駅から1人の50歳過ぎの女性が乗ってきた。
後ろに1人座っておられたお連れのようである。
新大宮からのってきた50代過ぎの女性、座ったとたん、大きい声で話す。立て板に水である。つるつると言葉が流れている。悪い言葉言うとのべつなしに話している。そして奈良から乗ってきた人も時々話すがまたこの人は新大宮駅から乗った人より声が大きい。
わあ。たまらんなとおもって後ろ振り返るが一瞬静かになるがまた同じ調子で話している。
西大寺から夫婦連れがのってきた。同じ縦の列に夫婦が座った。私の横は奥さんが座った。通路挟んで向こう側は男性の横にご主人が座った。
後ろの2人の女性はずっとやかましい。
生駒で降りると思ったらおりない。私は後ろを振り返ってみるがずっと話している。さすが隣に座っていた奥さんもやかましいと思われたのだろう。
「奈良からこんなやかましいのですか」と聞かれて私は「新大宮からです」というと「やかましいですな」と言って黙った。私もずっと黙っていた。
そして東花園にくると声がもっと大きくなって話している。頭の上でビンビン響いてくる。

思わず私は後ろを見ながら「声が大きいです。声をもう少し落として下さい」というともうしゃべらなくなった。
油揚げを食べたようにぺらぺら話していた人も黙った。
難波についた。
さっきの夫婦連れが隣のエスカレーターに乗っておられた。その後ろにそのマナーの悪い2人連れもいた。
奥さんは私の方を見てくすりと微笑まれた。ご主人も軽く会釈された。
みんな黙っているけれどやかましいと思っていた。そして私が「声が大きいですよ」と一言言ったのでたぶん心の中で「同感よ」と叫んで下さっていたのだろう。思うことは同じだっただけでもうれしかった。
私はご主人に「お先に失礼します」と言ってエスカレータ゜から降りて改札口に向かった。ご主人は「ありがとうございます。どうぞお先に」と言って下さった。最初「ありがとうございます」の意味がわからなかったが後で考えてみるとずっと東花園までやかましかったのに私の一言で静かになったのでよかったというありがとうだと思う。
50歳過ぎの母親たち、マナーの悪さが目立つ。

そしてこの後、御堂筋線に乗ってあびこに行った。そしたら40歳過ぎの女性が大きい鏡を出して口紅を塗りだした。塗った口紅がはみ出たのか今度は麺棒でとっている。大きい長四角の鏡を顔の前に出してしている。
私はたまたま斜め向かいに座っていたので「ちょっと見苦しいからやめたら」1回言ったがやめない。もう1度言ったがやめない。隣に座っていた60歳過ぎの女性が「やっ。やめやらへん。すごい人やは。あんな人が子どもを育てているのやで。そりゃ。子どもも悪くなるわ」と話された。
私は「みっともないということやけど今この言葉つかわへんからな」というと「やっ、そうや。今つかわへんな」と言った。
そしてまたその人は言った。「あんな人の子どもが今の子どもやで」と言った。

年に関係なくはしたない女性の行動は目立つ。

何か世の中おかしい。