大方2ヶ月ぶりに会った。

私があいている時は彼女があいていない。
私にあいていますかとメールが入ればたいてい電車に乗っているか現場に入っているときでしばらくあっていなかった。
会うなり今年は暑かったなと話をした。
孫さんの話に友人の話にご主人の話である。
先日、大阪に行くのにご主人と一緒に近鉄奈良駅から電車に乗った。
そしたらその電車が縦並びの座席だった。
後ろの座席で音が聞こえる。パタン、バタンと蓋の開け閉めの音がする。
何だろうと思ったら後ろの座席で30代の女性が化粧している。
マスカラを塗りアイブローで睫をカールしてまたマスカラを塗る。その光景は化粧している無意識の顔はもうなりふりかまわない誰も見ていないと錯覚を起こしているのか、口アングリあけて目を見開いてその格好は1人でなりふりかまわない姿は滑稽そのものだった。「もうアホみたいな顔で化粧している」と話す。
それでご主人は「後ろでなんか、さっきからばたばた音がするよ」と言ったので彼女はご主人に話すように化粧している人に聞こえるように言った。
「格好悪いのにあんなこと電車の中でする人がいるの」と言ったら一瞬化粧をやめて彼女の顔をみたがいっこうに化粧をやめないでずっとしていた。
この光景にご主人は呆れていたという。
10年前に定年退職をした。会社員で奈良から大阪に電車通勤をしていた。10年前は電車の中で化粧する人はいなかった。この数年前からである。
2000年に入ってからだろう。
2000年に社会人を迎えた女性は1990年前後に生まれた。親たちは金儲けさえすれば人はどうでもいい。周りのことはどうでもいい。自分が楽しければいいという親の姿勢が影響しているのか電車の中で何をしてもいいという物差しになった。自分中心の物差しで生きている人が多くなった。10センチが自分である。普通は5センチは社会の世間と生きているので社会の周りの人たちの考えて地域社会や会社や家族と生きている。
ご主人は久しぶりに乗った電車の異様な光景に驚いていた。

私も先日、電車の中で化粧をしていたので「電車の中の化粧はやめて」と注意すると生駒で降りるとき「電車の中で化粧していても人に迷惑をかけていない。何が悪い」と私に睨み返して悪たれついて降りていった。見た限りは普通の女性なのに心は大人になっていない。小学生そのままの知能である。だからこんな悪たれ口しかいえないどうしょうもない女性がウヨウヨいるようになった。
悪たれ口の善悪の見分けがつかない女性が多くなった。
世の中の物差しの基準の知能、この人たちはどうなっているのだろうか。こんな女性がこれからの子どもを育てている。
社会教育の欠如を見せられたようだった。

3日は近鉄新大宮から乗った40代の女性が電車の中で堂々と下地からマスカラまでやっていた。生駒に着くころには出来上がっていた。この人は素顔がいいように見えた。電車の中で膝の上でポーチをのせて大きい鏡を見ながらしているその光景は滑稽そのものだった。ファンデーションもまだらになっている。チンプな化粧である。
私も不器量で人のこと言えないが、はなぺちゃで瞼ははれ上がっていてけっして器量よしではない。だから電車の中で化粧するような顔と違うのに40代の女性は堂々としていた。私は見るのも嫌で注意するのも嫌で座席を変わって大分離れて座った。
ますますチンプな女性の多さに周りにつく男性もおかしな男性が増えるているのだろうか。家で連れ合いに注意しない男性、出来ない男性の思考も改善しなければならない。

こんな話しで女友達と話していた。何かおかしい。