夕べ床についたのは深夜の1時。

原稿を作って終っても緊張と集中力で夜中の作業でも目が冴えている。眠れない。1時間ほどフトンの中でもぞもぞしている。
本を読みたいがこんな遅い時間は翌日の体調に影響するのでじっと眠りにつくまでがまんしている。
体温が温かくなると自然に眠るだろうとじっと我慢をしている。
夕べの作業がまだ残っている。
朝、1番に資料をFAXで送信、送信しながら写真を17枚送信した。
やっと終って今度は久しぶりにネットの読者の広場をみると私の原稿にクレームがついている。資料で確認したが思いこんでいたので間違いの指摘に反省しながら訂正をした。
そして韓国と日本のニュースをインターネットで検索して粗方見出しに目を通した。

昨日は在日コリアンが多く集る場所の現場だった。
今日韓国では海外同胞、在外国民の選挙権が国会で通過するという話をされた人がいた。
私個人はこれがいいのかどうかわからないが------。
在日コリアンの1世は日本が客地で外国人として自覚をして暮らしていたが2世になると言語は日本語で日本の地方参政権付与に関心がある。
付与してもらいたいと願う。
日本人はすぐに「だったら帰化したらいいじゃないか」と言う。
それはそれで理解しているが2世は1世の文化や気質を半分以上受け継いでいるので日本国籍を収得するのに体面とかそんな問題でなくて肌感覚としてどうしても受け入れられない1世とよく似た素地を持っている。
帰化をしようと1歩踏み出すがいや。それはいかんとまた2歩後退している。
これが言葉では表現できない。
こんなときに民族から逃げていた自分が民族気質のあることにがっかりもしている。やはり韓国人なのだと自覚をしていかなければならない自分に驚いている。シックもあるがしかし、それなら韓国人としての生き方に前を向いている自分もそこにいるのである。
「日本の地方参政権と韓国の在外同胞の選挙権は別個の問題だ。切り離して考えるように」と話す人がいる。これをどんなふうに理解して別個に考えるのか。
日本の世論はじめ自民党は外国人に対する執拗な排外主義にどう立ち向かっていけばよいのか。浅学非才の私にはわからない。
こんなことで頭がこんがらってくる。それで私なりの逃げ道を作ってしまう。
ケセラ・セラ---。なるようになるさ---なんて独り言を言っている。
在日コリアン、ある人は韓国の「選挙権に賛成」、ある人は「いや。まだまだ在日韓国人としては議論しなければならない」と言う人もいる。
私はどういうふうに考えていけばよいのか分からない。
また1人で「ケセラ・セラ」「なるようになるさ」何て言っている。
難しいことは深く考えない。適当なところで「なるようになるさ」と思うことにしている。
神経質に考えて病気になるのが怖い。
だからまたどこかで逃げている私がいる。

昨日、鶴橋駅前の書店で難しい本を買った。
「南北統一は7・8年後に----」という見出しにどうして統一していくのか。興味があったので買った。しかし単子本、重くて持って歩けない。
どうして読んでいこうか。

今日は月曜日、外の空気は冷たいようだ。
それなのに浅間山が噴火している。地球の核は熱のエネルギーでいっぱいなのかとふと思ってしまう。それなのに地球温暖化で北極熊が餓え死にしていることがテレビで放映されていた。
人間が作った環境、地球の怒りなのだろうか。
難しいことは分からない。
さてこれから1月の取材活動経費の整理をしよう。