前回の記事で思わせぶりに書いてしまったムンバイでのお仕事ですが。実は今、「ボリウッド4」の公開に向けて日本の媒体がいくつかインドを訪れていて、映画製作会社や監督、スターを取材中なのです。媒体は、日本テレビの「スッキリ !!」、雑誌「Hanako」「GQ」「TV Bros」「Meets Regional」、Web 「T-BASIC」、そして共同通信(ムンバイ支局)とすごい皆さん&すごい数。この取材を仕切るため、日活や宣伝担当のアンプラグドからも何人か参加、というわけで、みんなが一堂に会するとちょっと壮観です。
昨日は、リライアンス・ビッグ・エンターテインメント(『きっと、うまくいく』の製作会社)のトップ、サンジーヴ・ランバー氏、エクセル・エンターテインメント(『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』の製作会社)をファルハーン・アクタル監督と共に経営しているリテーシュ・シドワーニー氏、そして、ヤシュ・ラージ・フィルムズ(『タイガー 伝説のスパイ』と『命ある限り』の製作会社)のアヴタール・パネーサル副社長に会い、インタビューをしたり、スタジオを見せてもらったりしました。これらのインタビューはまたアップしますが、今日はすごいメンツのインタビューが実現したのです。
私がインタビューしたのはこの方です。
そう、『きっと、うまくいく』のラージクマール・ヒラニ監督です。場所は、サンタクルズという地域にある、この映画のプロデューサー、ヴィドゥ・ヴィノード・チョプラの事務所。
実は、我々一行はその前フィルム・シティという映画撮影所のりライアンス・ドリームワークスのスタジオに行っていて、『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』のプリヤンカ・チョプラのインタビューが取れるというので、ずっと待っていたのでした。そこでは現在、『鎖(Zanzeer)』という作品を撮影中で、ちょうどサンジャイ・ダットとプリヤンカが踊るシーンが撮影されていたのです。ところが、映画界にありがちなスケジュールの押し押しで、次のヒラニ監督との約束の時間に間に合わなくなり、私は皆さんを代表して監督の元へ。その後、プリヤンカのインタビューも無事取れて、輝くばかりに美しい彼女を他の方々はカメラに納めたようです。プリヤンカもとてもいい人で、あまりに撮影が遅れるため途中で一度「ごめんなさい」を言いに顔を覗かせてくれたとか。その後のインタビュー自体は短い時間だったようですが、みんな(特に男性記者さん&編集者さん)はメロメロ状態だったようです。
というわけで、交通渋滞もあって約束の時間より2時間近く(!)遅れて到着した我々を待っていたのは、ヒラニ監督の笑顔とおいしいお昼ご飯! インドでは昼食は1時過ぎから2時頃が普通で、ちょうど監督のお昼時に当たったようです。白いご飯とチャパティー、ジャガイモのカレーにレンズ豆のダール(汁っぽい豆のカレー)、生野菜のサラダ、ヨーグルト、ピクルス、という、シンプルだけどとってもおいしいランチでした。ジャガイモのカレーもダールも絶品でしたよ~。遅れた我々を快く迎えて下さった監督には、感謝、感謝です。なお、上の写真で奥の方に写っているのは、今回のミッションであれこれアレンジして下さったリライアンスのガーヤトリーさんです。彼女と、日本側のコーディネーターTさんのご尽力で、今回のミッションはすごく充実した内容になりました。
時間もなかったことから、お昼をいただきながらインタビューを早速開始。
Q:『きっと、うまくいく』は世界中でヒットしましたね。また、今インドを訪問中のドリームワークスのスピルバーグ監督が、「私が好きなインド映画は『きっと、うまくいく』と『放浪者』だ」と発言し、大きく新聞にも載りましたね。ヒットした理由は何だと思いますか?
ヒラニ監督:そうなんだよ、中国や台湾、韓国でもヒットしたからね。おそらく、世界中の人々に共通するテーマを扱っていたからだと思う。どこの国でも子供たちはすごいストレスの中で生活している。だからあの映画に描かれていることが、みんなの共感をよんだんじゃないかな。
と、録音(雑音をいっぱい拾っていて、とても聞きづらい...)を聞き直しているとどんどん時間が経ってしまいます。とりあえず旅先でのブログでは、インタビューした、というご報告だけでごめんなさい。また落ち着いてから、アップします。
上は、日本からのメディアのインタビューを受けるヒラニ監督です。皆さん、プリヤンカのインタビューを終えて、すっ飛んできてくれたものです。最初に挙げたメディアに掲載されると思うので、ぜひ注目していて下さいね。
そして、この後、夕方からはある女優さんのインタビュー。下の写真ですが、誰だかわかるでしょうか?
答えはまた夜にでも!
インタビュー内容とっても楽しみにしてます。
インド1のイケメン監督ファルハン・アクタルが新作でどえらいルックスになってるのが気がかりですが、もしかしてcinetamaさん、ファルハンにも会えたのですか?
あらこの子、髪型とメイクでだいぶ雰囲気が変わりますね。
スタイルがいいだけでなく着こなしがうまい!
引き続きレポート楽しみにしてます。
ナマステ~~ なんて素敵な情報でしょう!テレビも雑誌もガンガン取り上げて盛り上げてほしいものです。
プリヤンカにインタビューだなんて~羨ましい~あのポッテリしたセクシーな唇からどんな言葉が発せられたのでしょう?! また続きの情報を楽しみに待ってます~
ということで、「OSO」の初日にはファラー・カーン監督が舞台挨拶をされると言うことで(昨日は大使館で試写会もあったそうで、今日はTokyoFMに出演されるとFBにありました)初日、初回のチケットをゲットしました。明後日が楽しみです~(^^)
インタビュー録音なんですが、それはそれは音声が悪くて、全然聞き取れない! 記憶の新しいうちに書いておかなくちゃ、と思うんですが、さて、困った、です。
ファルハーン・アクタル監督はガーヤトリーさんがインタビューをアレンジしようといろいろ努力して下さったのですが、とうとう実現せず。メール・インタビューになるようです。「あなたとゾーヤーさんですが、どちらがお姉さん/お兄さんなんですか?」と訊こうと思っていたのに....。
これらの媒体に載るのを楽しみにしてチェックしていて下さいね。余談ですが、今回取材にいらした方は皆さんステキな方でした。みんなでシャー・ルク・カーンの家の前にも行ったので、「スッキリ!!」に出てくるかも知れませんよ。
ファラ・カーン監督、無事に来日なさったのですね。会える皆さんはラッキーです~。『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』、初日の3月16日はぜひ劇場へ!