前回の記事に「うう、いつになったら言えるんだ...」と書いたら、神様が早速願いを聞き届けて下さいました。日本公開が早くからわかっていながら、なかなか言えなかった作品は『The Lunchbox』でした。昨年5月のカンヌ国際映画祭で最も好評だったインド映画で、某配給会社さんが早速お買いになった、という話はすぐさま聞こえてきたものの、全然おつき合いのない会社だったため、正式にその会社が発表なさるまではお伝えできなかったのでした。すみません。
で、なぜ言えるようになったかというと、お正月の新聞に載った共同通信の配信記事の中で、「日本で見られるインド映画ヒット作」としてリストアップされていたからです。それがわかったのが一昨日。というわけで、以下の新聞をご購読の方には、すでにご存じのニュースとなってしまいましたが、共同通信の配信記事は以下の7紙でお正月特集として取り上げられ、カラー版もあってなかなかに豪華な記事となっています。以下、掲載紙、掲載日、記事のタイトルです。
★北日本新聞 1月1日 「インド映画ブーム再び/歌って踊ってこれぞ娯楽」
★埼玉新聞 1月1日 「☆ナマステ☆インド映画は世界一/ダンス! 歌♪ 娯楽要素てんこ盛り」
★千葉日報 1月1日 「☆ナマステ☆インド映画は世界一/歌とダンス、これぞ娯楽/日本では第2次ブーム」
★信濃毎日新聞 1月1日 「銀幕からナマステ/インド映画 日本で第2次ブーム/歌とダンス これぞ娯楽」
★高知新聞 1月3日 「インド映画-ボリウッド-は世界一/歌と踊りが娯楽の王様」
★中部経済新聞 1月4日 「☆ナマステ☆インド映画は世界一/歌とダンス これぞ娯楽」
★中國新聞 1月5日 「インド映画は世界一/「ボリウッド」から第2次ブーム到来/歌とダンス 至福の娯楽」
そして、『The Lunchbox』のスチールを使ってくれたのが、中部経済新聞。この作品は、ムンバイで行われているお弁当の配達(各家庭の手作り弁当をダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人が集荷し、希望のオフィスまで届ける)を介して、人と人とが繋がっていく物語です。私も未見なので詳しいストーリーはまた後日、ということにして、早く内容を知りたい方はきたきつねさんのブログ「きたきつねの穴」のこちらの記事をお読み下さいね。主演は、イルファーン・カーン、ニムラト(音引き不明)・コゥル、ナワーズッディーン・シッディーキー、監督はこれが長篇第1作目のリテーシュ・バトラーで、脚本も担当しています。
予告編はこちらをどうぞ。おお、カラン・ジョーハルのダルマ・プロダクションとUTVが配給してるんですね。上のシーン、「どうしたんですか、今日はやけにゴキゲンですね」(言われたイルファーン・カーンは笑っているだけ)も使われています。
上記の新聞記事では2014年の公開作として、『神さまがくれた娘』『The Lunchbox(邦題未定)』『STUDENT OF THE YEAR(邦題未定)』『バルフィ!』『English Vinglish(邦題未定)』の5本が挙がっています。さあ、あと何本増えるでしょうね、インド映画。今年も楽しみです~~~。
みたいと思っていた「THE LUNCH BOX」公開とのことで
うれしいです~~~。
おしくもアカデミー外国語賞のインド代表には選ばれなかったようですが
非常に期待しています。
いつごろ公開になるのか、地方でも公開されるのか、
あとはそれだけです。
いつ頃公開なんでしょうね? 2月5日発売の「キネマ旬報」には今年の公開予定作一覧が出るはずなので、それで配給会社さんが確定できると思います。そしたら、「このサイトをチェック!」とかお知らせしますね。
カンヌでご覧になった日本の映画評論家の方(複数)がほめていらした作品なので、「全国順次ロードショー」にはなるはずです。詳細情報が出るまで、しばらくお待ち下さいね~。
引用してくださって恐縮です。
日本で公開されるんですね(感涙)。
イルファンは、欧米圏の映画に最も出ているインド俳優の1人ですし、そのうち2作はオスカーを取っているので日本でも顔は知られている方だとは思うのですが、インド映画で、しかも主演で、しかもこの映画で…と思うと本当に感無量です。
「全国順次ロードショー」になりそうなんですね。
ああ、札幌のスクリーンで見られる日が待たれます。
きたきつねさんのブログは、イルファーン・カーンへの愛が溢れていて、私も楽しみにしています。『Knock out』のご紹介など、面白かったです。(あ、DVDを買い忘れてる。今度インドで探さねば)
『The Lunchbox』はナワーズッディーン・シッディーキーとの共演なので、その点も楽しみです。短編『Bypass』(2003)以来かも。
私も早くスクリーンで見たいです~。
「The Lunch Box」日本でも公開されるんですね!昨年9月から10月にかけてモンゴルを旅行したのですが、偶然ウランバートル国際映画祭(素晴らしいことに全作無料上映でした)が開催しており、「The Lunch Box」も上映したので見ることができました。イルファンはやっぱり素敵な俳優さんだなぁ~!としみじみ思いましたが、字幕がフランス語とモンゴル語だったのであまり内容が理解できずじまいでした…(;_;)でも日本語字幕付きで見れるのは本当に嬉しいです。公開が楽しみです!!
旅と音楽とインド映画がお好きなんですね。それにしても、ウランバートルで『The Lunchbox』とは!
モンゴル語字幕ですが、キリル文字の横字幕だったのでしょうか、それとも、モンゴル文字の縦字幕だったのでしょうか? 多分、前者だと思いますが、一般の観客も字幕上映でOKなんですね~。
モンゴルで外国語映画が上映される時は、以前はヴォイス・オーバーと言って、元の音声にモンゴル語訳の音声を二重にかぶせた形で上映することが多かったのでは、と思います。そんなプリントが日本でも何かの折に上映され、私も見たことがあります。
『The Lunchbox』@ウランバートルはイルファーン・カーンの元の声が聞けてよかったですね。今度はぜひ日本語字幕で、しっかりと見直して下さいませ。
私も早く見たいです!!