週末ワイン 266

「ミラフィオーレ バローロ 2007」

濃いめのオレンジが混ざったガーネット。グラスのエッジには薄っすらとオレンジ色があって綺麗なグラデーションです。全体的に濃い色調です。

抜栓したてはチョークの香りや少し乾いたアスファルトの様な鉱石系の香り。しばらく放置しておくと甘い香りが顔を覗かせますが、スワリングせずに、またしばらく置いておくと元に戻ります。

少しヨーグルトのような乳酸菌系の香りもありますね。鉛筆や樹木系、そして少しセージやタイムのような香りも感じられます。
　
　飲んでみると、ジンワリ感じる苺ジャムのような甘味と繊細な酸味、そして強すぎない渋さ。口の中でゆっくりと味わいが溶け出すかのようなその味わいは「いぶし銀」的な存在感を醸し出してますね(￣▽￣)ニヤリ

　幾重にも重なる香りの層とミルフィーユのバターのように層に染み込んでる味わいが、とてもいいです(￣▽￣)ニヤリ

　時間が経つと先ほどまでに、それぞれ主張が出てた香りの特徴や味わいが美味く調和して味わい全体的に丸味があって、「ぎゅう」っと集中した感も出てきます。

　バランスがほんと素晴らしい。

　いやいや美味しゅうございましたm(＿ ＿)m