「51」シンクエンタ・ウノのブログ

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週末ワイン予告2018年12月第2週目

2018-12-14 05:40:31 | 週末ワイン 
『ウィリアムズ・セリエム セントラルコースト ピノ・ノワール 2009』カリフォルニア・ソノマ

こんにちは。

今回の『年末ワイン』はカリフォルニアで始まった『ガレージ・ワイン』と呼ばれるカルトワインのハシリ、『ウィリアムズ・セリエム』です。

『カレラ』や『オー ボン クリマ』と言った今では超有名カリフォルニアピノの生産者の中でもココは特に秀逸。個人的な感想だとまだ富山では地味な存在なので認知度も今ひとつなので比較的入手しやすくて助かるワインのひとつです( ̄∇ ̄)ニヤリ♫ ソレガギャクニウレシイケドネ❤️

それではご紹介です♫

〜〜〜以下資料抜粋〜〜〜

ウイリアムズ・セリエムは、ソノマのロシアンリバー地区に住む2人の幼なじみの趣味が高じた、いわゆる“週末ワインメーキング”が始まりました。会計士でありワインバイヤーでもあったエド・セリエムとサンフランシスコ・クロニクル新聞の印刷工であったバート・ウイリアムズという2人が、仕事の片手間に、車が2台入るか入らないかの小さなガレージで初めてワインを仕込んだのは1979年です。それからわずか10年余のうちに、ウイリアムズ・セリエムのワインは今のような世界的「カルト」ワインの評価を受けるようになりました。そしてセリエムの世界的評価が、ソノマ・ロシアンリバー地区を世界でも指折りのピノ・ノワールの産地として有名にしたといっても過言ではないでしょう。

ウイリアムズ・セリエムの最初のヴィンテージは、これまたソノマのカルトワインの生産者として有名なマルティネリが所有する、樹齢84年の畑(畑名はJackass Hill)のブドウで造ったジンファンデルでした。その後サンフランシスコで有名な土地資産家であるハワード・アレンとの出会いをきっかけに、2人はロシアンリバー地区のピノ・ノワールに開眼しました。アレンが所有し、ジョー・ロッキオリが管理していたロシアンリバー地区ウエストサイド・ロード沿いのブドウ畑(アレン・ヴィンヤード)とロッキオリ個人が所有していた畑(ロッキオリ・ヴィンヤード)のブドウを使ってピノ・ノワールを造り始めました。それ以降、フェリングトン、コーストランズ、プレシャス・マウンテンといった第一級のヴィンヤードと次々に契約を結び、この地区でのピノ・ノワール造りに専念していきました。

各テロワールの特徴が最大限に引き出され、ドラマティックで凝縮力のあるそれらワインはたちまちのうちに人々の間で評判になり、そして1987年のカリフォルニア・ステート・フェア・ワインコンペティションで、初めて出品した1985ロッキオリ・ピノ・ノワールで「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれると、ウイリアムズ・セリエムは世界でも5本の指に入るピノ・ノワールの生産者として評されるようになりました。

1998年、ワイナリーはジョン&ケイト・ダイソンに受け継がれ、同年ワインメーカーとしてボブ・カブラルが招かれウイリアムズ・セリエムのワインは絶妙なバランスをみせ、しっかりした酸が特徴のそのワインメーキングのフィロソフィーは「ブドウに敬意を払う」ことです。発酵過程からボトリングまで、一瞬たりとも気を抜くことなく、最高の品質のワインを造るために細心の注意が注がれます。ブドウにできるだけ人工的な力を与えません。その為に、ポンピングは全く行いません。また、ボトリングの際も清澄作業もフィルタリングもしません。ワインスタイルと技術は伝統的なブルゴーニュタイプ、といえるでしょう。さらにフレンチオークのみを使用し、質の高いぶどうに忠実なワイン造りを徹底し、世界が待ち望む真紅の滴を造り出しています。

以上。何年か前にもここのワイナリーを『年末ワイン』としてご紹介してます。

興味ある方は是非飲んでみてくださいね( ̄∇ ̄)ニヤリ♫
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