しーさるの鉄日記

ゆいレール2/25ダイヤ改正


ゆいレールは2月25日にダイヤ改正を行なった。

平日、土休日ともにデータイム毎時6本運転とし、8分間隔から10分間隔に拡大、平日朝夕も運転本数を見直す。このことで平日276本だったのを239本に、土休日238本だったのを201本に削減する。

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データイムを中心に運転本数を見直すことになったゆいレール、その背景には前年比の利用状況がラッシュ時3割減、データイム5割減になったことがある。コロナ禍で空港客、観光客はもちろん、定期外客も減少したのだろう。

平日7時台の首里発那覇空港方面を見ると、改正前は、33 39 44 (49) 52 (57) 00 (05) 08 (13) 16 (21) 24 30の14本だったのが、今回の改正では、33 40 46 52 (58) 01 (06) 09 (14) 17 (22) 26 (31)の13本となる。7時49分の始発がなくなる代わりに、8時31分が始発となり、平均4分間隔の時間帯が7時44分からだったのが8時からにずれている。

てだこ浦西発は7時05分から35分まで6分間隔になっていたのを、7時32分から44分に縮小、7時05分を廃止したため、6時57分、7時08分、17分と改正前の6分間隔から9分間隔に広がる。開業から1年以上経ったわけだが、定期の利用者は増えなかったのだろうか。

データイムは、運転本数を減らして8分毎だったのを10分毎とする。開業翌年の2004年からデータイム10分毎となっていたのだが、2017年から金土のみ、2019年のてだこ浦西延伸時には全日がデータイム8分毎になった。ところが、先述した通り利用客が半減したため、10分毎に戻すことになった。一昨年の11月3連休に駅降りしたときは、一部の列車で乗客が多くて遅延していたけど、本数が減らせるくらい乗客が減ったのだろう。全線の所要時間は37分で、折り返し時間は那覇空港、てだこ浦西ともに3分、一回転80分だから、改正前の8分毎で10運用、改正後の10分毎で8運用ということになる。

夕方ダイヤを見ると、改正前の那覇空港発で17時台から19時台前半まで6分毎、19時台後半から20時台が8分毎となっている。それが今回の改正では、それぞれ7分毎、10分毎に拡大する。6分毎が7分毎になるのは14%減だから、データイムの20%減よりは大したことがない。

21時台、22時台は、改正前と同じ12分毎をキープするが、那覇空港発で9分、てだこ浦西発で6分繰り上げている。てだこ浦西発は終電まで12分毎が続いているが、改正後は22時30分から15分毎になる。最終の時刻は両駅とも23時30分と他の地方のような繰り上げはない。

2023年からは3両編成が投入されるゆいレール、10分毎でもそれほど混まなければ、増発せずとも3両編成化で対応できるのではないかと。


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