近鉄では10月10日の金曜日から、京都~賢島間で特急しまかぜを運転することを発表した。京都発1000頃、賢島発1450で、途中近鉄丹波橋、大和西大寺、大和八木、伊勢市、宇治山田、鳥羽、鵜方に停車、両駅間を2時間50分で結び、繁忙期以外は水曜日運休とする。なお、大阪難波発着は火曜日運休、近鉄名古屋発着は木曜日運休に変更し、少なくとも2往復のしまかぜが伊勢志摩に乗り入れるようにする。
今回の京都しまかぜの投入に伴い、和風個室やカフェのデザインを変更した編成を1編成投入する。また、大阪難波発賢島行については、土休日の設定時間を20分繰下げ平日とほぼ同じダイヤにするが、変更時期は未定である。
----------------------------------------------------------
秋改正の日時が決定より先に、京都しまかぜの設定日が決定。てっきり、京都しまかぜの設定と同時に改正を行うと思ったが、大阪難波発の記述を見る限りだと10月10日以前のどこかで行なうようだ。ということは、近鉄奈良線の大阪方面高架化もその時期に行なうのだろうか。
京都発は10時頃、他の京伊特急より遅い時間帯で、京都市内を少し観光しても乗ることができる。賢島発1450は他のしまかぜと比較すると結構早め、でも他の京伊特急が1422、1522だということを考えると妥当な設定時間帯かもしれない。現状スジを踏襲すると京都行が約30分毎に出ることになるから、現状の京伊特急は設定時間帯を見直すかもしれない。
京都発の設定時間帯を見ると、首都圏から奈良への観光にも使えそう。鉄道ファンではない一般観光客は、大和西大寺で乗り換えるくらいだったら京奈特急に乗るか。大和八木まで行く特急は少ないから、長谷寺とか橿原へ向かう需要はなくはないけどね。
追加投入する1編成を、少しだけとはいえ内装変更するのは珍しい。1編成ずつ内装を変えれば、リピーターが出てくると思うけど、平日でも満席の繁盛っぷりを見るとその必要はないか。3編成になっても3運用だからどの系統も週一運休には変わりなし。京伊特急の設定本数を見ると、大阪難波発着は毎日運転、京都発着は火水だけ運休でもいいと思うのだけどね。神戸方面へ延長する頃には4編成以上の体制になっているから、大阪、京都、名古屋系統とも毎日運転になっているか。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(西日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事