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しーさるの鉄日記

JR西日本2022春改正(岡山~三原間以外の岡山電化区間)

JR西日本、岡山地区の2022春改正、山陽本線の岡山~三原間以外の電化区間を見てみる。

●山陽本線(岡山~上郡方面)

早朝時間帯は、平日のみ運転していた和気発5時13分の三原行を廃止する。このことで後続列車を数分繰上げるものの、和気~上道までは始発が26分繰上げとなり、岡山に5時44分に到着できていたのが6時10分着となる。接続する東京行『のぞみ』6時01分だったのが、6時18分に繰り下がる。東岡山、高島、西川原は赤穂線の始発で5時51分に岡山に着くから、改正前と同じく6時01分の『のぞみ』に乗り継ぐことができる。

朝ラッシュが終わった後、吉永発9時36分を廃止する。このことで吉永では8時52分から10時01分まで70分近いブランクが発生する。その20分ほど前を走る和気発9時18分は、平日のみ運転となっていたのを毎日運転とする。このことで土日の和気から先は44分、25分間隔だったのが、21分、48分間隔に逆転する。その送り込みの岡山発8時37分の吉永行も廃止とし、岡山発8時18分の和気行を平日のみ運転から毎日運転とする。ただ、この和気行は先行の相生行の9分後で次の相生行まで61分もあるから、廃止となった吉永行の時間くらいまで繰り下げてもいいと思うのだけどね。和気での折返し時間は26分だから、20分近く繰り下げても余裕があると思うのだけど。

夜間は岡山発22時19分の瀬戸行を三石まで延長変更させる。このことで瀬戸から三石までは行くのに、岡山発21時50分姫路行最終から22時55分の三石行まで1時間以上開いていたのが解消される。なお、この列車は瀬戸で9分停車して、寝台特急『サンライズ瀬戸・出雲』で追い抜かれる。
岡山発23時27分の三石行最終は廃止に、岡山発22時55分の三石行を23時00分に繰り下げるが、東岡山以東の最終は27分繰上げる。備中高梁行より9分も早い最終で、新幹線の新大阪行最終と12分しか変わらない。改正前の三石行最終は、東京発19時51分、新大阪発22時23分の『のぞみ』から16分接続となっていたが、改正後の三石行最終は、東京発19時21分、新大阪発22時50分の『のぞみ』から22分接続となる。なお、東岡山までは23時11分の備前片上行があり、岡山着22時56分の『のぞみ』からの乗り継ぎが可能だ。

●伯備線

早朝時間帯において、備中高梁発4時54分の倉敷行を廃止する。このことで備中高梁以南の始発は35分繰下げ、倉敷乗換で岡山には5時47分に到着できていたのが6時20分着となる。このことで、接続する東京行『のぞみ』6時01分だったのが、6時42分と40分以上繰り下がる。なお、総社からは5時03分の桃太郎線に乗れば、5時39分に岡山に着くことができ、東京行『のぞみ』に乗り継げる。早朝下りは、先日のブログの山陽本線福山方面で触れた通り、倉敷発5時43分の米子行を、岡山発5時25分に延長変更している。山陽本線の始発電車繰上げだけでなく、上りの倉敷行がなくなったため、岡山からの運転としている。

データイムは一部列車の時刻を変更して、岡山発13時台は20分、40分と分かりやすくしている。12時17分発の総社行は20分発に繰下げ、岡山発16時14分の新見行は、16時19分に繰下げ、16時10分着の下り『さくら』からの新たに接続させる。夜間は、岡山発19時14分を19時21分に繰下げ、19時11分着の下り『のぞみ』や『しおかぜ』から新たに接続させる。
21時52分発の備中高梁行は廃止することに、このことで21時04分の新見行から22時23分の新見行最終まで80分近く開く。金土日に課金すれば、21時40分の『やくも』がある。また、総社へは21時16分、22時04分の桃太郎線がある。

岡山発23時37分の備中高梁行は最終は28分繰上げ、岡山発23時09分となる。先行列車とは74分開いていたが、46分に縮小する。改正前は東京発20時09分、新大阪発22時38分の『のぞみ』から10分で接続していたが、改正後はその30分前の『のぞみ』からの13分接続となる。始発も繰り上がったので、大阪、東京方面での最大滞在時間が70分以上縮小したことになる。ちなみに総社への桃太郎線の最終は岡山発23時37分と改正前と変わらない。
上りについては大きな変更はない。

●赤穂線

土日朝において、岡山発6時38分の西大寺行と、折り返しの西大寺発7時45分の岡山行の運転を取り止める。このことで土日は岡山発で6時21分から7時21分まで、西大寺発で7時27分から8時10分までタイムラグが発生する。西大寺では、この後に18分発の始発があるので、運転間隔が43分、8分と偏ることになる。送り込みが西大寺着8時01分だから、すぐに発車させても後続との運転間隔は短くなる。この18分発を間引いても、タイムラグは26分と比較的短い。

夜間は、岡山発22時02分の長船行を備前片上行に延長変更させる。このことで、長船から先、香登、伊部、西片上、備前片上へ行くのに、岡山において21時23分から22時45分まで1時間20分開いていたのが解消される。備前片上行最終については、岡山発23時20分を岡山発23時11分に繰り上げる。このことで東京発19時51分、新大阪発22時23分の『のぞみ』から16分接続となっていたが、東京発19時39分、新大阪発22時38分の『のぞみ』から15分接続となる。夜間の岡山方面については、長船行が備前片上行になった影響で、長船発22時51分の岡山行を廃止する。最終の備前片上発を23時16分から23時04分に繰り上げるが、長船発で22時09分から23時18分までタイムラグが発生、最終に乗っても『マリンライナー』に乗り継げたのが、時刻を繰り上げた最終『マリンライナー』にも乗り継げなくなる。


●宇野線

先日のブログで触れた通り、最終『マリンライナー』の廃止で大元、妹尾、早島、茶屋町~児島間は上下共に最終が30分ほど繰り上がる。下り『マリンライナー』最終の岡山発は普通宇野行最終の10分後の設定となる。

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