横浜市営地下鉄ブルーラインにおいて、快速が設定される7/18改正の時刻詳細が明らかになった。
●湘南台方面
★快速のあざみ野発は、平日:1000~1500、土休日は929~1029と1000~1500まで30分毎に設定される。普通を含めると運転間隔は7~8分となるが、一部9分開くことになる。
★新羽発では踊場行04分、快速12分、新羽始発14分となる。快速通過駅では10分間隔が広がるが、次の湘南台行との運転間隔は6分になる。
★横浜発では踊場行20分、快速26分、新羽始発30分、上大岡発では踊場行37分、快速40分、新羽始発47分、上永谷では快速が踊場行を追い抜き、快速44分、踊場行45分、新羽始発52分となる。
★踊場では快速51分、新羽始発01分と10分差が開くが、次の列車との間隔は6分となる。快速の湘南台着はあざみ野から60分後の00、30になる見込み。
横浜発2114の湘南台行を廃止して、2112と2119に新設する。また、2130発は2分繰上げ、2140発は廃止して、2135と2142(上永谷行)を新設する。
●あざみ野方面
★快速の湘南台発は、平日:1002~1432、1503、土休日は932~1502まで30分毎に設定される。新羽と快速の運転間隔は9分だが、それ以外は7~8分である。踊場では始発が設定され、新羽行01、踊場始発07、快速11となる。
★上永谷では快速が踊場始発を追い抜き、新羽行10、快速18、踊場始発20に、上大岡では、新羽行15、快速23、踊場始発25、横浜では新羽行32、快速38、踊場始発42となる。
★新羽ではあざみ野行42、新羽止48、快速50、踊場始発57に、以北は7~8分の運転間隔になり、快速のあざみ野着は湘南台から61分後の03、33になる見込み。
夜間時間帯は横浜発2219のあざみ野行を廃止、2214、2223を新設のうえ、後続を数分繰下げ、運転間隔を短縮させる。また2317のあざみ野行も廃止して、2312、2322を新設のうえ、最大13分の運転間隔を10分以下に短縮させる。
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予想していた通り、快速の各駅停車区間は普通を部分廃止、30分サイクルに全線通しの快速1、普通2、湘南台-新羽間の普通1、踊場-あざみ野間の普通1、快速通過駅での最大待ち時間は10分となった。
あざみ野発は00、30と優等らしいわかりやすい時間。急行中央林間行からの接続時間は7分と比較的いい方である。土休日のセンター南でのグリーンラインからの接続時間は2分、階段付近からの乗換じゃないと厳しい気がする。
新横浜発は16、46、この3分後に横浜線の上り快速、普通が発車することになるが、横浜には地下鉄快速の方が7分早く着くことになる。だが、地下鉄快速は横浜で2分停車するので、桜木町では5分差となる。新横浜周辺からは利用者は見込まれるが、新幹線からの長距離客の利用はあまりないと思われる。HPなどでは新横浜~横浜での時間短縮をアピールしているが、実際のところは都筑区内から横浜への時間短縮と考えた方がいいだろう。
横浜発は地下鉄快速が26、56に対し、相鉄は快海20、快湘32、急海51、快湘02、6分後に出た相鉄快速は湘南台に2分後に着く。湘南台特急は45発なので湘南台着は地下鉄快速の9分後となる。一方、湘南台発は地下鉄快速が02、32に対し、相鉄は56快、06普、26快、06普、普通から二俣川で優等に乗り換えた場合、地下鉄快速の1分後に横浜に着くことになる。こちらも特急が18発なので地下鉄快速を追い抜くことはない。
追い抜かれないとはいえ、本数の少なさ、運賃の高さを考えると、横浜、湘南台間のシェアを相鉄から奪うことはできない。18分ぐらいに横浜駅西口にいたとしても、乗るのは26分の地下鉄快速ではなく、32分の相鉄快速となるだろう。桜木町~湘南台は現状でも優位にたっているから、これも変わりなし。となると、動きがありそうなのは桜木町~戸塚か。JRだと乗換時間含まずで14分、地下鉄だと普通24分に対し、快速19分。乗り換えてすぐに東海道線が来れば早いのだけど、80円安い方をとるべきか、乗換ない方をとるべきか。
追い抜きは上永谷だけだから、快速は長めに停車して時間調整しながら走る。関内は待避できるような構造だったけど、追い抜きのない方が快速停車駅で有効本数が増えていいのではないかと。全線乗り通し客は少ないから、札幌圏のJR快速のように快速運転区間を分断した方が時間調整なしで速達化するのではないかと。踊場発着は新羽~横浜間快速運転、新羽発着は関内~戸塚間快速運転で。こうすれば、都筑区内から桜木町・関内への時間短縮も大きくなる。
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