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しーさるの鉄日記

東京メトロを乗り潰す(その3)

東京メトロの一日乗り潰し、銀座線、半蔵門線、日比谷線の行程は以下の通りとなった。

1532白金高輪1541(南)1546目黒1556-1601渋谷1608(銀)1642浅草1653-1656押上1706(半)1737渋谷1744-1747中目黒1804(日)

赤羽岩淵から40分以上かかった終点の白金高輪には15時32分着いた。南北線の終点の目黒まであと2駅、36分に日吉行があったが、西高島平からの都営三田線直通だった。今日はメトロの乗りつぶしにこだわりたいため、それを見送って39分の急行新横浜行に乗ることにした。赤羽岩淵でゆっくりして、この列車に乗っても良かったかもしれない。急行新横浜行が到着したのは41分で2分の遅れ、充当されていたのは東急3000系だったので、メトロ9000系には乗れずじまいとなってしまった。目黒には15時46分に到着した。

目黒からは2度目の山手線外回り、地下の乗り換え改札を利用せずに、地上出口を経由して撮影した。自分の乗った山手線は、先行との運転間隔が2分ほどと短いためか、かなり空いていた。渋谷着16時01分、ホーム上にある仮囲いだらけの中央改札を抜けて銀座線に乗り換える。改修前は、山手線外回りから銀座線への乗り換えは、玉川口を経由するだけだったが、山手線内回りや埼京線・湘南新宿ラインから銀座線へは3階中央口へ上がり、一旦2階に下りて玉川口の前を横切り、再び3階銀座線ホームに上がるルートだった。銀座線ホームの島式化で、中央口とホームが繋がるようになった。特に北側にホームをずらした埼京線・湘南新宿ラインの乗り換えの利便性は向上した。銀座線は先行の列車が出た直後にも関わらず、ホームには大勢の人が並んでいた。4分間隔の時間帯は行き止りとなっている南側1番線で2分で折り返す。列車がドア扱いすると一気に席が埋まり、そのあとの客は立ち席となった。だからといって、次の列車を待つ人影は少なかった。表参道、外苑前と一気に人が乗ってきて、車内を見渡すこともできなくなった。新橋、銀座でも空くことはなく、車内を見渡せるようになったのは日本橋を過ぎてからだった。その先の駅でも結構降りたものの、終点の浅草まで席が空くことはなかった。銀座線のデータイムの運転間隔は4分と大阪メトロ御堂筋線と同じだが、編成辺りの定員数は610人と御堂筋線の1380人の半分にも満たない。そのため、満遍なく混雑する感じだ。コロナ禍だけでなく、上野東京ラインの影響もあっての減便だったが、その影響のない渋谷~銀座間は相変わらず混雑しているし、3分20秒間隔に戻してほしいところだ。

浅草着16時42分、寺院建築をモチーフにした吾妻橋近くの4番出口を撮影してから、銀座線1番線ホーム経由で都営浅草線へ向かう。渋谷と違って、列車の発車ホームが交互に変わるため、空席があっても対面のホームには列ができている。ホームが終わっても線路沿いに柵で仕切られるだけの通路が続いており、ポイントが切り替わる音も間近で聞こえる。階段を降りた後、小さな改札を抜けて少し歩くと、都営浅草線コンコースに出る。

浅草発16時53分の印旛日本医大行は北総7800系運用、2駅間だけ乗って押上には16時56分に着いた。7分後にエアポート快特があるためか、ただでさえ狭いホームはスーツケースを引っ張る渡航客でさらに歩きにくくなっていた。60年以上前に作られた狭い地下駅は、半蔵門線乗り入れとスカイツリーのオープンで利用客は2割増えて、特に乗り換え階段は厳しくなっている。日暮里のように拡張した方がいいのだが、浅草寄りはソラマチの真下なので南砂町のような上からの工事は難しい。京成方面ホームの待避線の上にホームを作り、両面となった都営方面線路で上下共用の待避をするのが現実的かもしれない。中線で上下共用の待避は都営新宿線の岩本町という前例があるし。ただ、現行ダイヤでは上下同時に待避を行なっているので、パターンをずらすことができなければ、下りの待避を八広に変更する必要が出てくる。押上ではB3出口から外に出て、ソラマチの建物をバックに出口を撮影した後、再び地下に入った。

押上発17時06分の半蔵門線は08系運用、北千住方面と対面の3番線からの始発になる。半蔵門線に乗るのは、この1回だけなので8000系や18000系に乗れなかった。今日はメトロ半蔵門線の車両に乗れただけで十分だが。押上始発で発車2分前だが、階段付近の車両は混みあっていたので、渋谷寄りの車両へ向かった。ガラガラだった車内も大手町辺りから客が乗ってきて、半蔵門では満席に、表参道で通路まで客が入った。急行の5分続行だが、鷺沼まで先行するので、それなりに混雑する。渋谷着17時37分、一気に客が乗り込んでほぼ満員になる。

渋谷は9時過ぎ、16時過ぎに続いて、3度目約90分ぶりの訪問、メトロ3路線の終点でる渋谷駅だが、メトロの他路線への乗換えがなかったので、3回も訪れることになった。B7出口から外へ、地上はすっかり暗くなっていた。銀座線ホームを包むドームを撮影してから、朝と同じくB6出口に入り、東横線ホームへ向かった。

渋谷発17時44分の特急元町・中華街行は、今日4度目となるメトロ10000系運用、10000系にこれだけ乗っても、17000系に乗るどころが遭遇することもなかった。中目黒までの数分の乗車なので、混雑する特急でも構わなかったが、中目黒でドアの開く方向が、渋谷から乗った時と逆側だったので、降りる時に手間取った。

中目黒は桜の時期でもないのに、ターミナル駅並みに混雑していた。山手通りから後続の青ガエルラッピングの各駅停車元町・中華街行を見た後、すぐに日比谷線ホームへ向かった。中目黒発18時04分の日比谷線の北越谷行が東京メトロ乗り潰しラスト、東武7000系運用でメトロ13000系に乗ることはなかった。日比谷線は中目黒時点では席の半分も埋まってなかったが、恵比寿でそれなりに乗ってきて席のほとんどが埋まるくらいに、広尾、六本木まで入れ替わったが、その先で流れがあったのは銀座、八丁堀くらい、空いた席は意識しないと座れないくらいの利用率だった。北千住止だったら、流れはまた違うと思うのだけど。港区から東武方面への需要もそれなりにあると思うけど、THライナーは料金が高く本数も少ない。

北千住着18時49分、11時間近くかかって東京メトロ全線走破となった。乗り継いだ列車は27本、うち20本が東京メトロとなる。行動範囲が狭いとはいえ、他の大手私鉄の乗つぶしよりは時間がかかった。メトロの24時間乗車券自体は600円だが、他社も乗ったので、全体では1737円かかった。京王の一日乗車券は1000円だから、新宿までの往復運賃を考慮しても、それよりはかかることになった。

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