しーさるの鉄日記

N700A追加投入

JR東海は、平成28年度から平成31年度までN700Aを20編成追加投入することを発表した。新しく投入されるN700Aでは、ブレーキライニングに皿ばねを使用することで地震ブレーキの停止距離をおよそ5%短縮、パンタグラフやATC状態の監視機能も強化し、台車振動検知システムも改良する。

既存のN700、N700A×111編成についても平成29年度から31年度末まで追加投入編成と同じ機能を改造追加する。なお、この20編成の追加投入で、700系の置き換えが完了する。

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東海道新幹線の700系の引退時期が明らかに、3月改正時にN700の285キロ運転で時間短縮したことを考えれば、随分いいタイミングでの発表だ。8月にN700→N700Aへの改造工事が完了したといのもあるけど。

N700Aが投入されるタイミングは、28年度が1編成、29年度が7編成、30年度が7編成、31年度が5編成。8編成投入が済んだ30年春にダイヤ改正があって、山陽直通のぞみ全てが東海道新幹線区間で時間短縮すればいいのだけど。こだまをN700限定にすればできるのだろうか。東京発新大阪行こだまは、14、15時台以外は700運用だし。

JR西日本からは、700系の引退については発表されてないが、去年11月に来年度までに8編成投入とのニュースリリース、これでC編成を置き換えるのではないかと。その後も29~31年度まで5編成ずつ投入すれば、B編成も置き換えきって、16両編成の列車は全てN700系になる。残ったB編成は短編成化のうえ、500系も置き換えるのではないかと。エヴァ新幹線が2017年3月までだから、これと一致するし。

あと、700系ベースのドクターイエローはどうなるのだろうか。N700Aに色んなシステムを付けていることを考えると、新しい検測車両は必要かもしれない。N700A自体も色々観測しているようだけど。

ともあれ、オリンピックの時までには、東京発着の新幹線はN700で揃えるようだ。前回の東京オリンピックの時は、新幹線の開通だったから、その時と同じく同一車種となる。その7年後には中央リニアが開業、その時は初期のN700は車齢20年で引退になるかもしれない。

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