富山地方鉄道新駅設置

富山地方鉄道では、稲荷町～東新庄間に「新庄田中」駅を12月21日に新設することを発表した。
位置は稲荷町から0.9キロ、東新庄から1.1キロとほぼ中間で、普通及び急行が停車する。地鉄の新駅設置は、上滝線の小杉以来９年ぶりとなる。
また、新設開業に伴いダイヤ改正を行う。

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２つのＬＲＴ、社会実験による高山本線社会実験など、他自治体に比べると鉄道に力を入れる富山市。その富山市内で軌道線に次いで本数の多い区間での新駅設置となった。報道が９月で開業が12月って、史上最短かな。普通だったら駅開業の数年前にリリースがあるのに。リリースの地図から想像するに、不二越や福井鉄道の新駅のような狭い片面ホームが取り付けられるだけではないかと。

新駅周辺は中心街から数キロ離れた住宅街、数百メートル南には国道41号線が走っており新田中バス停があるが、毎時数本しか設定されていない状況。富山ライトレールのような買い物客の潜在需要があるといいのだけど。付近の住宅街から、稲荷町のアピアや東新庄の大阪屋までの一駅利用という感じで。

ダイヤ改正は、新駅停車での所要時間増による、電鉄富山発繰り上げ及び電鉄富山着繰り下げというのがメインになるだろうけど、早朝夜間の本数見直しもありえそう。

それにしても私鉄の駅降り完了を目前にして新駅とは。富山地鉄どころが、北陸鉄道、福井鉄道も終了しているとうのに。仕方がないから、大阪への道中に立ち寄って、速星以南と合わせて片付けるか。急行能登が臨時すら走らなくなったのがイタい。