しーさるの鉄日記

九州新幹線ダイ分析


南日本新聞のホームページに新幹線の時刻表が掲載されていたので、とりあえずダイヤを分析してみる。
ttp://373news.com/_kikaku/shinkansen/index.php?storyid=28837

以下、直さくら;新大阪発着のさくら 鹿さくら;博多-鹿児島中央のさくら 熊さくら;博多-熊本のさくら

★下り
●初電は博多610の鹿つばめ、以降8時までは鳥久停車の鹿さくらと熊つばめが約15分毎に交互に走る。
●新大阪600に出たみずほは博827発、熊本で鹿つばめと緩急結合する。
●博多936発鹿さくらは、久熊川のみ停車、13分後の直さくらから逃げ切る。
●新大阪650の直さくらは、鳥で熊つばめと緩急結合、熊本以南各駅に停車して島内全駅での利便性を図る。
●新大阪750のみずほは、博多で鹿つばめに接続する以外、追い抜きはなし。

●11時18分以降19時41分まで、博多発は以下のようなパターンダイヤになる。
09:鹿さくら・・・鳥熊八水出川鹿に停車。14時台、16時台、20時台は久に停車で、鳥は通過。11時台、12時台は新下関発
18:熊さくら・・・鳥久熊に停車。18時台以降はつばめになる。
41:直さくら・・・久熊川鹿に停車。14時台、16時台は鳥に停車で、久は通過。14時台は玉、15時台は牟、16時台は船に停車
49:熊つばめ・・・各駅停車。終点熊本で鹿さくらに接続。

博多では以下の接続形態を取り、本州方面との利便性を図る。
鹿さくら⇔姫路停車のBのぞみ、ひかりRS
熊さくら⇔新山口停車のWのぞみ
熊つばめ⇔福山停車のAのぞみ

●1956熊つばめは船で、鹿さくら退避。次の2022熊つばめも鳥で、みずほ退避。
●夜のみずほは通過駅での利便性が良くなく、博多で20分後に熊つばめがあるだけである。
●鹿終は博2227のみずほで現状より75分繰下げ、熊終は2307で新大阪2029ののぞみから接続、船終は2331で新大阪2045ののぞみから接続する。


★上り
●初電は船600、博多でのぞみに接続して9時前には新大阪に到着。
●熊での初電は600の直さくら、島内は各駅に停車して新大阪着944、博多でのぞみに乗り換えれば935に新大阪着
●鹿での初電は607の鹿さくら、久鳥ともに停車する。博多でのぞみに乗り換えれば、後続のみずほより10分早く新大阪に到着する。
●みずほの鹿発は658と758、これに鳥で抜かれる鹿つばめの他、新下関まで乗り入れる鹿さくら、熊つばめで1時間サイクルを組む。

●熊本発924以降1724まで以下のパターンとなる。
04:熊つばめ
24:直さくら・・・川熊久博に停車。11時台、13時台、19時台は鳥に停車で、久は通過。11時台は船、12時台は牟、13時台は玉に停車して20分発
42:熊さくら・・・熊久鳥博に停車
53か57:鹿さくら・・・熊本までの各駅と鳥博に停車。10時台、12時台は久に停車で、鳥は通過。

夕方は1758みずほの直後に、1809の熊本まで各駅停車の直さくらが設定。みずほは鳥栖で鹿つばめを追い抜き、直さくらは熊つばめからの接続を受ける。
以降は鹿さくらとつばめを交互に設定。新大阪への最終は鹿1952熊2038のみずほで、熊で鹿つばめと緩急結合、新玉名以北からは博多で23分待ちとなる。
広島への最終は2003の鹿さくら、博多への最終は2214の鹿さくらで57分の繰下げ。両方とも鹿久停車。その合間に鹿つばめ2本の設定。


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現状の鹿児島本線では、鳥栖、久留米、大牟田が毎時3本、羽犬塚、瀬高、玉名が毎時2本確保されているから、それを踏襲して、鳥久停車の直通さくら、鳥久牟停車の島内さくら、つばめ2本で毎時4本を組むと思ったのだけど、熊本返しの半数が速達タイプになるとはね。博多から熊本の都市間需要が強いということなのだろうか。それとも、久留米~玉名間が弱いというところだろうか。大牟田においては、博多まで44分かかる特急が毎時3本という状況から、27分かかる新幹線が毎時1本という状況に。しかも公共交通でのアクセスが弱く、バスの本数も少ないようだ。そのため快速を毎時1本ずつ大牟田まで延伸(普通格上げ)させるとのことだけど、博多まで1時間かかるそうで。でも、新幹線を1本逃したら1時間待ちなんだよな。50分運転で毎時1本でもいいから長洲・荒尾・大牟田から小倉への特急を設定した欲しかったところ。
朝下りと夜上りは、みずほの熊本緩急結合と直通さくらの熊本以南各駅停車で、本州対八水出での利便性向上。東北でいうところの、仙台緩急結合と仙台以北各駅停車はやてのようなものだ。筑前船小屋、新大牟田、新玉名に1往復ずつ停車するのも、以前のはやての1往復停車を彷彿させる。

データイムの博多から熊本への運転間隔は9-23-8-20で、客の4割が直通さくらに集中。熊本さくらの発車を繰り下げても良さそうだけど、Wのぞみから乗り継いだ場合の速達性が失われるし、新鳥栖でのかもめの接続が悪くなる。仮に運転間隔を短くしても、他の列車の倍近く混雑するのではないかと>直通さくら。折角ダイヤに工夫して、山陽と九州の乗り換えの利便性も向上させても、博多乗換自体、感覚的に現状と大差ないし、それ以前に指定券とるのが面倒くさい。直通さくらのきっぷを取れなかった客が、のぞみと島内さくらの乗り継ぎではなく、飛行機に流れてしまいそうな予感がするのだけど。

新鳥栖と久留米での千鳥停車は予想通り。というか全列車が千鳥に停車すると思ったのだけど。駅間距離が短過ぎて。本当は鹿さくらと熊さくらといった近接する2本で千鳥停車させた方が、良かったのだけどね。毎時1本しかない直通さくらの停車回数を増やしたいのだから仕方ないか。どっちみち、今のスジを踏襲したままひかりRSが引退したら、熊本以南各駅の鹿さくらも直通になって、新鳥栖から本州への直通が増えるだろうし。



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