大阪市交通局では来年度から南港ポートタウン線「ニュートラム」に新型車両200系を導入することを発表した。エクステリアは編成ごとに、ピンク、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、パープルの七色を採用、インテリアは桜と公園をイメージしたものとする。客室照明にはLEDを採用、座席配置を工夫することで通路幅を拡大させる。省エネ機器を採用することで、従来車両から40%の消費電力を削減する。平成28年度に7編成導入予定である。
また、静岡鉄道は来年春に導入する新型車両の形式をA3000形にすることを発表した。12編成のうち7編成は、Passion Red(赤)、Pretty Pink(ピンク)、Brilliant Orange Yellow(橙)、Fresh Green(黄緑)、Natural Green(緑)、Clear Blue(水色)、Elegant Blue(青)の7色とし、2019年度の完成を目途にしている。残り5編成は現行車両と同じ銀色ベースを予定している。
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全く別の鉄道に同時期に導入される車両が、七色コンセプトとして同時期に発表されてしまった。でも、互いの色はかぶっておらず、ニュートラムには水色と黄緑がなく、静岡鉄道には黄色と紫色がない。それもそのはず、ニュートラムは元気に走り回る子供をイメージしたのに対し、静岡鉄道は静岡の名物に合わせたからだ。一般的な虹と比較しても、虹にはピンクがないわけだし。
静岡は地元の名物(久能山のイチゴ、桜えび、みかん、わさび、お茶、富士山、駿河湾の海)に合わせたのですんなりと覚えられた。よく地元の名物を七色に充てることで来たな。一層のこと、運転台側面に名物のマークでもあしらえばいいのに。
七色といえば、井の頭線、ニューシャトルの2000、富山のポートラム。井の頭線はこれらの路線にないベージュやアイボリーを採用している、赤やピンクはないが、サーモンピンクはある。ニューシャトル2000は七色を採用している新交通システムでニュートラム200に通じるが、ブルーやパープルがなく、水色や桜色がある。富山ライトレールは先述の虹の色に合わせているので、ピンクはないが水色や黄色がある。
ニュートラムは20編成中7編成が置き換え対象に。91年度、94年度に導入された第17編成~21編成、31、32編成が廃車になると思われる。大宮のニューシャトルも新車が7編成だけど、全体で16編成だから遭遇率はニュートラムの方が低いか。2000年以降に投入された100Aの置き換えにはしばらくかかりそうか。新車のデザインは新交通システムにしてはいい方、JR四国の8600のように円をカットしているデザインで。座席配置はロングと1列クロスにするのだろうか。
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